臨床試験情報

臨床試験ID : jRCTs071180012
情報提供元 : jRCT(Japan Registry of Clinical Trials;臨床研究実施計画・研究概要公開システム)
試験名 : TKIによる前治療に抵抗性/不耐容を示した慢性期慢性骨髄性白血病におけるボスチニブ漸増の多施設共同第Ⅱ相臨床試験
試験の概要 : 慢性骨髄性白血病慢性期(CML-CP)に対し一次治療のABLチロシンキナーゼ阻害剤(TKIs)に耐性もしくは不耐容を来し、二次治療以降の治療としてボスチニブが標準量の500mg, 1日1回(QD)で投与された場合,高頻度で下痢や肝障害をきたし、休薬や治療中断を余儀なくされる。ボスチニブを少量(200mg QD)から投与開始し、漸増することによって治療の中止や中断が軽減されるかについて検討する。

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 慢性期慢性骨髄性白血病
試験のホームページURL

実施施設&進捗状況

試験実施施設 佐賀大学 秋田大学大学院医学系研究科(秋田大学医学部附属病院) 福島県立医科大学(福島県立医科大学附属病院) 広島大学病院
試験のフェーズ 第Ⅱ相
試験進捗状況 募集中
公開日・最終情報更新日 2022/9/15

試験に参加できる条件

年齢・性別 問わない 男女両方
選択基準 1) Major BCR-ABL陽性の慢性期慢性骨髄性白血病患者.2) 登録時の年齢が18歳以上の患者.3) 1つ以上の他のTKIに抵抗性または不耐容を認めた患者.4) ECOG performance status 0-2の患者.5) 主要臓器(肝,腎,肺)の機能が保たれている患者.(各実施医療機関基準値)6) 文書による同意が得られた患者.(未成年者の場合保護者の承諾が必要)
除外基準 1. CMLに対してヒドロキシウレア以外の抗がん剤治療歴を有する患者。2. 新たにCMLと診断された患者。3. 急性期, 移行期の経過を有する患者。4. 重篤な, または管理不良の合併症を有する患者。5. 炎症性腸疾患を合併している患者。6. 妊婦及び授乳婦, 12か月以内の妊娠を希望する患者。7. 他の臨床研究や治験に参加中の患者。8. T315I 変異もしくはV299L 変異のある患者。9. P450 isoenzyme CYP3A4の強力な誘導物質または阻害剤であることが知られている併用薬剤を使用している患者。10. HIVまたは活性型ウィルス性肝炎(B型/C型)に感染している患者。11. 以下のいずれかの心機能障害を有する患者。a. 完全右脚ブロック, 右脚ブロック+左脚ブロック, 2束ブロック, もしくはそれらの病歴。b. スクリー二ング心電図における2誘導で1mmを超えるST低下, または連続2誘導以上のT波逆転。c. 先天性QT延長症候群d. スクリーニング心電図におけるQTc>450msece. QT延長に付随する薬剤の使用。f. 心室性/心房性頻脈,もしくはその病歴。g. 登録前6か月以内の心筋梗塞。h. 登録前12か月以内に不安定狭心症の診断, もしくは治療を受けた。i. 管理不良高血圧, 動揺性高血圧の病歴。

問い合わせ先

実施責任組織 佐賀大学
問い合わせ先組織名 佐賀大学
部署名・担当者名 血液・呼吸器・腫瘍内科 板村 英和
電話・Email 0952-34-2366 f8244@cc.saga-u.ac.jp

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 治療・ケア
介入の詳細 ボスチニブは,200mg 1日1回 (QD) を初回投与量とし,有害事象がgrade2以下の場合,2週間ごとに100mg/日ずつ増量する。・有害事象がgrade3以上の場合には, grade1以下になるまで休薬を行う。・有害事象が300mg QD以上で出現した場合には,有害事象grade1以下到達時に最終投与量より100mgを減量した治療を再開する。・有害事象が200mg QDで出現した場合には,有害事象grade1以下到達時に治療を再開し,grade 2以下を維持できる場合は2週間ごとに100mg/日ずつ増量する。・減量前の投与量まで増量したときに再度grade 3以上の同一の有害事象が出現した場合,その量の100mgを減じた量を維持量として治療を継続する。・1日の投与量が500mg,あるいはプロトコル中止基準に該当するまで上記の漸増を行う。
主要な評価項目・方法 ボスチニブ治療開始12か月後の有害事象によるボスチニブ治療脱落率
副次的な評価項目・方法 1. 治療中断・休薬率2. ボスチニブ治療開始12か月までのボスチニブ平均用量。3. ボスチニブ治療開始12か月までのボスチニブ投与日数と用量強度・相対用量強度。4. ボスチニブ治療開始6, 12か月時点の累積細胞遺伝学的完全寛解(CCyR)維持率。5. ボスチニブ治療開始3, 6, 9, 12か月時点の累積分子遺伝学的大寛解(MMR)及び累積分子遺伝学的深寛解(DMR)率。6. 全てのgradeあるいはgrade3もしくは4の有害事象の発現率。7. ボスチニブ投与による末梢血リンパ球のプロファイリング。8. ボスチニブ血中トラフ濃度, 有害事象及び分子遺伝学的効果。

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