臨床試験情報

臨床試験ID : jRCTs051220057
情報提供元 : jRCT(Japan Registry of Clinical Trials;臨床研究実施計画・研究概要公開システム)
試験名 : HLAミスマッチ骨髄バンクドナーからの同種造血細胞移植における移植後シクロホスファミドを用いたGVHD予防法の安全性と有効性に関する臨床第II相試験
試験の概要 : 本邦において、HLA1~2アリルミスマッチ骨髄バンクドナーからの骨髄移植または末梢血幹細胞移植における移植後シクロホスファミド、タクロリムス、ミコフェノール酸モフェチルを用いたGVHD予防法の安全性と有効性を前向きに検討する。

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 血液悪性腫瘍
試験のホームページURL

実施施設&進捗状況

試験実施施設 大阪公立大学医学部附属病院
試験のフェーズ 第Ⅱ相
試験進捗状況 募集中
公開日・最終情報更新日

試験に参加できる条件

年齢・性別 問わない 男女両方
選択基準 以下の①から⑥のすべてを満たす① 同意取得時の患者年齢が16歳以上70歳未満② ECOG Performance Status:0または1③ 主要臓器機能が保たれている④ 対象疾患である(以下のaからhのいずれかを満たす)a. 急性骨髄性白血病(以下のいずれかを満たす)初回寛解導入療法にて寛解が得られない化学療法後再発(再発後寛解到達例も含む)� 予後不良の染色体異常(del(5q)/-5, -7/del(7q), abn 3q, 9q, 11q, 20q, 21q, 17q, t(6;9), t(9;22)、複雑染色体異常(≧3 unrelated abn))がある(病期を問わない)� 正常染色体で、FLT3-ITD の遺伝子異常を有する(病期を問わない)� JALSG スコアにおいてintermediate/poor 群� AML with MRC(化学療法歴を問わない)� 同種移植後再発既往� 標準リスク・ハイリスク群の第一寛解期b. 急性リンパ性白血病(以下のいずれかを満たす)� 初回寛解導入療法にて寛解が得られないか、寛解が得られても微小残存病変が残存する、または微小残存病変が評価できない� 化学療法後再発(再発後寛解到達例も含む)� 以下の予後不良因子のいずれかを有する(病期を問わない)(ア) t(9;22)またはt(4;11)(イ) 初発時年齢35 歳以上(ウ) 初診時白血球数 3 万/μL 以上(precursor B-ALL)、10 万/μL 以上(precursor T-ALL)・ 同種移植後再発既往・ CAR-T治療後再発既往c. 系統不明な急性白血病(以下のいずれかを満たす)� 初回寛解導入療法にて寛解が得られない� 化学療法後再発(再発後寛解到達例も含む)� 予後不良の染色体異常がある(del(5q)/-5, -7/del(7q), abn 3q, 9q, 11q, 20q, 21q, 17q, t(6;9), t(9;22), t(4;11),複雑染色体異常(≧3 unrelated abn))� 同種移植後再発既往d. 骨髄異形成症候群(以下のいずれかを満たす)� WHO分類(2017、改訂第4版)でEB-1 or 2� International Prognostic Scoring System (IPSS)でintermediate-2、又はIPSS-R intermediate 以上の予後不良群� 輸血依存性あり(週2単位以上の赤血球輸血または週10単位以上の血小板輸血)� 同種移植後再発既往e. 慢性骨髄性白血病(以下のいずれかを満たす)� 複数のチロシンキナーゼ阻害剤に治療抵抗性の移行期、急性転化期� 第二以降の慢性期・移行期� 同種移植後再発既往f. 成人T細胞性白血病/リンパ腫� 急性型、リンパ腫型で化学療法などによって完全奏効、部分奏効または安定にコントロールされているg. 悪性リンパ腫� WHO分類(2017、改訂第4版)でMature B-cell neoplasm、Mature T- and NK-cell neoplasmまたはHodgkin lymphomaに分類されている悪性リンパ腫で、通常の化学療法で疾患のコントロールが不良であり、自家移植後またはCAR-T療法後の再発または、自家移植やCAR-T治療が実施できないh. その他、臨床的に同種移植適応と考えられ、当科のカンファレンスで承認されたもの⑤ HLAマッチ血縁ドナーとHLAマッチ骨髄バンクドナーが利用できず、HLA-A、B、C、DR座 で1~2アリルミスマッチの骨髄バンクドナーを有する⑥ 試験参加について同意が得られている
除外基準 ① 主要臓器機能が低下している(以下のaからeのいずれかに該当する場合)a. 総ビリルビン値2.0mg/dl以上b. 血清クレアチニン値2.0mg/dl以上c. 左室駆出率50%未満d. %VC40%未満、FEV1.0%(1秒率)50%未満、または酸素非投与下でSpO2 90%未満e. ASTまたはALT値が施設基準値上限の3倍以上② コントロール不良な活動性感染症を有する③ コントロール不良な中枢神経浸潤病変を有する④ インスリンでコントロール不良の糖尿病を有する⑤ コントロール不良の高血圧症を有する⑥ 重篤な合併症(心不全、冠不全、3か月以内の心筋梗塞、肝硬変、コントロール不良な間質性肺炎等)を有する⑦ 妊娠、授乳婦および妊娠の可能性がある⑧ 重症の精神障害を有し、試験への参加が困難と判断される⑨ HIV抗体が陽性⑩ シクロホスファミド、タクロリムス、ミコフェノール酸モフェチルのいずれかに対し過敏症の既往を有する⑪ 移植前処置やGVHD予防に抗胸腺グロブリン(ATG、サイモグロブリン)の投与が予定されている⑫ 研究責任医師または研究分担医師が、対象として不適切であると判断した患者(注)HBs抗原陽性、HCV感染既往は除外しない。ドナー特異的HLA抗体陽性患者は除外しないが、MFI 5000以上は可能な限り避ける。

問い合わせ先

実施責任組織 大阪公立大学医学部附属病院
問い合わせ先組織名 大阪公立大学大学院医学研究科
部署名・担当者名 血液腫瘍制御学 久野 雅智
電話・Email 06-6645-3881 mkuno@omu.ac.jp

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 治療・ケア
介入の詳細 1) HLA 1-2 アリルミスマッチ骨髄バンクドナーからの同種造血細胞移植2) GVHD予防法:幹細胞輸注をDay0とし、シクロホスファミドをDay3、Day4に50mg/kgを点滴投与。タクロリムス(0.03mg/kg/day、24時間持続静注)、ミコフェノール酸モフェチル(1000 mg×3回/day、内服)をDay5より投与。
主要な評価項目・方法 移植後100日時点での無Grade III-IV急性GVHD生存割合
副次的な評価項目・方法 ① 移植後100日・1年までの急性および慢性GVHDの発症割合、重症度② 移植後100日・1年までの非再発死亡割合③ 移植後100日・1年までの再発/増悪割合④ 移植後100日・1年までの全生存割合および無増悪生存割合⑤ 移植後100日・1年までのGVHD-free relapse free survival(GRFS)⑥ 移植前処置開始日から移植後100日までのGrade 2以上(CTCAE ver. 5.0で評価)の有害事象の発現状況⑦ 幹細胞輸注日〜移植後7日目までの発熱の状況⑧ 移植後100日・1年までの好中球生着割合、血小板生着割合、一次または二次生着不全の割合⑨ 移植後100日・1年までの感染症発症の状況⑩ 移植後1年での免疫抑制剤中止割合⑪ 免疫再構築(マルチカラーフローサイトメトリーによるリンパ球サブセット[T細胞、B細胞、NK細胞など]の経時的解析)⑫ 幹細胞源(骨髄または末梢血幹細胞)ごとの上記評価項目のサブグループ解析⑬ HLA不適合数ごとの上記評価項目のサブグループ解析⑭ 輸注細胞数(骨髄:総有核細胞数、末梢血幹細胞:CD34陽性細胞数 )による上記評価項目のサブグループ解析⑮ 原疾患・Disease risk indexごとの上記評価項目のサブグループ解析

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