臨床試験ID | : | jRCTs041210044 |
情報提供元 | : | jRCT(Japan Registry of Clinical Trials;臨床研究実施計画・研究概要公開システム) |
試験名 | : | 若年性骨髄単球性白血病に対するアザシチジン療法の多施設共同非盲検無対照試験 |
試験の概要 | : | アザシチジン療法を実施し、その有効性と安全性を非盲検非対照多施設共同試験により検証する。 |
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基本情報 患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください |
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対象疾患名 | 若年性骨髄単球性白血病 |
試験のホームページURL |
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試験に参加できる条件 | |
年齢・性別 | 0 ~ 19歳 男女両方 |
選択基準 | (1) JMMLの診断基準に基づき、JMMLと臨床診断された症例である。(2) 中央検査に試料を提出済または提出できる。(3) 本研究参加の同意取得に先立ち、CHM-14の同意が得られている。(4) 診断時年齢が10歳未満である。(5)下記の3つの条件を同時に満たす十分な臓器機能を有している。検査値は症例登録日前7日以内の値とする。a) D-Bil 値:1.5 mg/dL未満b) クレアチニン:年齢別検査基準値上限の3倍未満c) 心エコーによる左室駆出率(EF) ≧50%(6)代諾者への十分な説明と文書による同意が得られている。 |
除外基準 | (1) ヌーナン症候群(PTPN11の胚細胞変異例)(2) コントロール困難な感染症(活動性の結核、HIV抗体陽性例を含む)を伴う。(3) 造血細胞移植の既往がある再発症例(4) その他担当医が不適当と判断する場合。 |
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問い合わせ先 | |
実施責任組織 | 名古屋大学医学部附属病院 |
問い合わせ先組織名 | 名古屋大学医学部附属病院 |
部署名・担当者名 | 小児科 村松 秀城 |
電話・Email | 052-744-2294 hideki-muramatsu@med.nagoya-u.ac.jp |
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評価&介入 | |
試験の種類 | 該当無し |
介入の目的 | 治療・ケア |
介入の詳細 | JMMLと診断後、JMML-20症例登録を行った後、アザシチジン療法を開始する。アザシチジンは75mg/m2を1日1回、10分の点滴静注を7日間投与(day 1-7)し、その後21日間休薬する。すなわち4週間ごとに7日間投与し、これを1サイクルとする。疾患の進行が認められない限り、3サイクル以上継続することとする。試験治療は可能な限り6サイクルまでにとどめることとするが、ドナーコーディネート状況等により、必要な場合には最大12サイクルまでの投与を許容する。月齢6か月未満の場合:体表面積換算の2/3、月齢6か月以上12か月(1歳)未満の場合:体表面積の3/4への投与量変更を行う。 |
主要な評価項目・方法 | アザシチジン療法3サイクル後の臨床的反応率(cCR+cPR) |
副次的な評価項目・方法 | 有害事象(AE)1年・3年・5年全生存率1年・3年・5年無移植生存率1年・3年・5年無再発生存率各サイクル毎の臨床的反応各サイクル毎の遺伝学的反応登録後5年の本人・家族(代理評価)によるアンケート調査で得られた患児QOLの評価。医師より得られた患児のQOL評価。造血細胞移植の実施率造血細胞移植の前処置初回造血細胞移植までの期間初回造血細胞移植後生着率造血細胞移植後無白血病生存期間(初回造血細胞移植から原病進行または死亡までの期間)造血細胞移植後全生存期間(初回造血細胞移植から死亡までの期間)造血細胞移植後再発までの期間(初回造血細胞移植から再発までの期間)造血細胞移植後移植関連死亡までの期間(初回造血細胞移植から移植関連死亡までの期間)移植後急性GVHD(grade II - IV)累積発生率移植後急性GVHD(grade III-IV)累積発生率移植後慢性GVHD発生率移植後3年累積再発率移植後3年累積移植関連合併症死亡率移植後3年無GVHD無再発生存率 |