臨床試験ID | : | jRCTs041200063 |
情報提供元 | : | jRCT(Japan Registry of Clinical Trials;臨床研究実施計画・研究概要公開システム) |
試験名 | : | t(8;21)およびinv(16)陽性AYA・若年成人急性骨髄性白血病に対する微小残存病変を指標とするゲムツズマブ・オゾガマイシン治療介入の有効性と安全性に関する臨床第II相試験 |
試験の概要 | : | 初発のCore-Binding Factor(CBF)関連急性骨髄性白血病(AML)血液学的寛解後の微小残存病変に対する治療として、シタラビン大量地固め療法と低用量ゲムツズマブ・オゾガマイシン併用療法の有効性および安全性を検証する。 |
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基本情報 患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください |
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対象疾患名 | t(8;21)(q22;q22);RUNX1-RUNX1T1または「inv(16)(p13.1q22)/t(16;16)(p13.1;q22);CBFB-MYH11を有する急性骨髄性白血病 |
試験のホームページURL |
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試験に参加できる条件 | |
年齢・性別 | 問わない 男女両方 |
選択基準 | 1.初発AMLの患者2.初診時のキメラ遺伝子スクリーニング検査でRUNX1-RUNX1T1またはCBFB-MYH11が定量的に検出されたCBF-AMLの患者3.標準的AML寛解導入療法を実施予定あるいは実施中の患者4.寛解後療法未実施の患者5.フローサイトメトリー検査により初発時白血病細胞がCD33陽性の患者6.Performance status grade (ECOG):0,1,2の患者7.十分な肝・腎・肺・心機能を有する患者8.AMLに対する化学療法の実施について、文書による本人の同意が得られている患者9.20歳未満の患者においては代諾者の同意もあわせて得られている患者 |
除外基準 | 1.二次性AMLの患者2.ダウン症候群や先天性疾患に合併したAMLの患者3.本試験登録以前に造血異常の既往歴を持つ患者4.寛解時のMRDが既に測定されている患者5.寛解導入療法でゲムツズマブ・オゾガマイシンの投与を受けた患者6.活動性の重複癌を有する患者7.1年以内に心筋梗塞の既往がある患者8.コントロ−ル不良の糖尿病患者9.コントロール不良の感染症を有する患者10.肝硬変症の患者11.腎不全の既往のある患者12.治療を必要とする深部血栓症を有する患者13.精神疾患を有する患者14.妊娠中および妊娠している可能性のある女性患者15.HBs抗原あるいはHIV抗体陽性の患者 |
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問い合わせ先 | |
実施責任組織 | 金沢大学附属病院 |
問い合わせ先組織名 | 金沢大学附属病院 |
部署名・担当者名 | 血液内科 宮本 敏浩 |
電話・Email | 076-265-2270 toshmiya@staff.kanazawa-u.ac.jp |
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評価&介入 | |
試験の種類 | 該当無し |
介入の目的 | 治療・ケア |
介入の詳細 | CBF-AML症例に対して寛解導入療法後に血液学的寛解に到達後に、微小残存病変(MRD)が初診時と比較して、MRD>3-log reduction到達例にはシタラビン大量療法3コース、MRD≦3-log reduction症例には低用量ゲムツズマブ・オゾガマイシン併用シタラビン大量療法3コースを行う。 |
主要な評価項目・方法 | 本試験地固め療法開始後2年無再発病生存割合 |
副次的な評価項目・方法 | 1.本試験地固め療法開始後2年全生存割合2.MRD消失割合と予後3.遺伝子変異と治療反応性4.遺伝子変異と予後5.本試験の安全性、有害事象の発生割合 |