臨床試験ID | : | jRCTs041190068 |
情報提供元 | : | jRCT(Japan Registry of Clinical Trials;臨床研究実施計画・研究概要公開システム) |
試験名 | : | 転移性骨腫瘍切除後の人工骨移植に対する温熱治療の骨形成促進効果に関する研究 |
試験の概要 | : | 本研究の目的は保険適応となっている転移性骨腫瘍に対する腫瘍掻爬術、人工骨移植と、RF-8による温熱治療を組み合わせることで温熱治療が転移性骨腫瘍の再増大抑制効果、骨形成促進効果を有するかについて評価することである。また、この際人体での使用が認められている磁性体としての性質をもったMRI用肝臓造影剤を人工骨に浸漬し、より選択的な温熱治療を行う。 |
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基本情報 患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください |
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対象疾患名 | 転移性骨腫瘍 |
試験のホームページURL |
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実施施設&進捗状況 | |
試験実施施設 | 名古屋大学医学部附属病院、 名古屋市立大学病院 |
試験のフェーズ | 第Ⅱ相 |
試験進捗状況 | 募集中 |
公開日・最終情報更新日 | 2021/6/23 |
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試験に参加できる条件 | |
年齢・性別 | 20歳 ~ 男女両方 |
選択基準 | ・転移性骨腫瘍の診断を受けている症例・直ちに病的骨折を生ずる恐れのない(Mirels score 7以下:添付資料並びに参考文献7参照)上肢長管骨又は下肢長管骨(指骨を含む)において転移性骨腫瘍を認める症例・当院で骨腫瘍掻爬を実施する症例・本研究の意義、目的、方法を含む研究内容について別紙で説明し、研究の同意を得られた症例 |
除外基準 | ・患部付近に磁性体を含むインプラントが挿入されている患者・20歳未満の患者・対象部位に放射線照射を実施している患者。・研究参加の同意が得られない患者。 |
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問い合わせ先 | |
実施責任組織 | 名古屋大学医学部附属病院 |
問い合わせ先組織名 | 名古屋大学医学部附属病院 |
部署名・担当者名 | 整形外科 小池 宏 |
電話・Email | 052-744-1908 hiroshikoike@med.nagoya-u.ac.jp |
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評価&介入 | |
試験の種類 | 該当無し |
介入の目的 | 治療・ケア |
介入の詳細 | 骨転移に対する骨掻爬術は保険診療内で実施し他の診療は研究費で行う。人工骨移植については使用する人工骨(リジェノス)に対し1gあたり1mlのリゾビストを混合することで材料を作成し、これを移植する。治療終了後は退院し温熱治療器による施術を外来診療で行う。温熱治療については保険診療内で認められた範囲で治療を行う。 |
主要な評価項目・方法 | 忍容性、副作用を含めた安全性評価 |
副次的な評価項目・方法 | 抗腫瘍効果、骨形成促進効果の確認 |