臨床試験ID | : | jRCTs032190146 |
情報提供元 | : | jRCT(Japan Registry of Clinical Trials;臨床研究実施計画・研究概要公開システム) |
試験名 | : | 鎮静下侵襲的内視鏡処置における鼻内圧呼吸モニターの有用性を検討する無作為化比較試験 |
試験の概要 | : | 侵襲的内視鏡治療(ERCP、ESD、EUS-FNA、DBE)を行う患者を対象として、新規鼻内圧モニターの安全性評価試験を施行後、有効性について標準的呼吸モニターであるCapnographyに対して非劣性であることを、無作為化比較試験にて評価を行う。 |
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基本情報 患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください |
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対象疾患名 | 胆道系疾患,膵疾患,消化管悪性腫瘍,炎症性腸疾患 |
試験のホームページURL |
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実施施設&進捗状況 | |
試験実施施設 | 千葉大学医学部附属病院 |
試験のフェーズ | 該当せず |
試験進捗状況 | 募集中 |
公開日・最終情報更新日 | 2022/5/30 |
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試験に参加できる条件 | |
年齢・性別 | 20歳 ~ |
選択基準 | 以下のすべての条件に該当する患者を対象とする。千葉大学医学部附属病院内視鏡センターにて、鎮静下に侵襲的内視鏡治療(ERCP、ESD、EUS-FNA、DB内視鏡)を行う患者で、以下の選択基準に合致し、除外基準に合致しない患者を対象とする。1) 年齢20歳以上(性別不問)2) 本研究参加について、研究開始前に本人に十分な説明を行い、本人による同意文書が得られた患者3) 酸素飽和度SpO2(room air)≧95%である患者4) 収縮期血圧≧90mmHgである患者 |
除外基準 | 以下のいずれかの条件に該当する者は対象としない。1) オピオイド製剤、またはベンゾジアゼピン製剤(睡眠導入剤として眠前のみに内服している場合を除く)を定期的に内服している患者2) 本研究の登録4週間以内に他の臨床研究に登録された患者3) 薬物乱用や、本研究参加及び結果の評価に支障をきたす健康状態、心理状態、社会的状況を伴う患者4) 下記に該当する心疾患を有する患者a) NYHA(「資料」参照)クラス3以上の心不全のある患者b) 現在症状を有する冠動脈疾患もしくは登録前24週間以内の心筋梗塞の既往歴がある患者c) βブロッカーやジゴキシン等の抗不整脈薬によるコントロールを必要とする不整脈患者(CTCAE version 4.0 日本語訳 Grade 3以上)d) コントロール不良な高血圧患者5) 徐脈(心拍数<50)である患者6) American Society of Anesthesiologists (ASA) 分類(「資料」参照)≧4以上の患者.7) 重篤な甲状腺疾患のある患者8) 妊婦・授乳中及び妊娠の可能性または意思がある患者(妊娠の疑いがある場合には妊娠反応検査を施行すること)9) プロポフォール、フェンタニルに対してアレルギー反応を起こす可能性のある患者.(卵アレルギー、大豆アレルギー、ココナッツアレルギーのある患者)10) その他、本臨床研究実施上、患者の安全を損なう可能性のある患者、あるいは本研究実施計画の遵守が困難と判断される患者 |
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問い合わせ先 | |
実施責任組織 | 千葉大学医学部附属病院 |
問い合わせ先組織名 | 千葉大学医学部附属病院 |
部署名・担当者名 | 消化器内科 三方 林太郎 |
電話・Email | 043-222-7171 mikata@faculty.chiba-u.jp |
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評価&介入 | |
試験の種類 | 該当無し |
介入の目的 | 治療・ケア |
介入の詳細 | Capnography表示群と鼻圧モニター群 |
主要な評価項目・方法 | 低酸素血症(SpO2<90%)の発生割合 |
副次的な評価項目・方法 | 【有効性の副次評価項目】・無呼吸(20秒以上)の頻度 ・治療の満足度(VAS)・術中の協調性(VAS)・安全性(他のvital sign)【安全性の副次評価項目】・有害事象の発生頻度 |