臨床試験情報

臨床試験ID : jRCTs031200105
情報提供元 : jRCT(Japan Registry of Clinical Trials;臨床研究実施計画・研究概要公開システム)
試験名 : H.suis除菌による胃MALTリンパ腫及び難治性消化性潰瘍に対する病変消退効果の検討
試験の概要 : 本研究では病態消退効果の評価がしやすい胃MALTリンパ腫患者および胃・十二指腸潰瘍患者を主な対象とし,H.pylori陰性あるいはH.pylori除菌治療成功後の患者についてH.suis感染診断を行い,陽性者には除菌薬の投与を行い,除菌の成否と病態消退効果について検証することを第一の目的とする.H.suisは培養菌株を用いた薬剤感受性試験もできるようになったことから,薬剤感受性に基づいた除菌薬の投与を行うことにより,もっとも推奨されるH.suis除菌法を明らかにしていくことを第二の目的とする.また,どのH.suis感染診断法が除菌の成否判定に有用であるか検証することを第三の目的とする.

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 胃MALTリンパ腫、難治性消化性潰瘍
試験のホームページURL

実施施設&進捗状況

試験実施施設 東海大学医学部付属病院
試験のフェーズ 該当せず
試験進捗状況 募集中
公開日・最終情報更新日 2022/8/19

試験に参加できる条件

年齢・性別 問わない 男女両方
選択基準 ・H.pylori陰性で内視鏡上病変の観察が可能な胃MALTリンパ腫患者・H.pylori陰性,または除菌後でNon-NSAIDsが確認できる胃・十二指腸潰瘍患者1) 18歳以上の患者(男性・女性を問わない)2) 同意を書面で取得した患者・およびその代諾者(未成年の場合は代諾者より同意を得る)3) 胃MALTリンパ腫患者もしくは胃・十二指腸潰瘍患者と診断された患者4) H.pylori陰性あるいはH.pylori除菌治療成功後の患者5) 入院・外来を問わない
除外基準 症例除外基準1) 同意が得られなかった患者2) コントロール不良な合併症を有する患者・進行状態にある担癌患者・基礎疾患の病態が急性期,または不安定な患者3) 妊婦もしくは授乳婦4) 治療に際して薬物相互作用の発生が高率に予測される薬剤を服用している患者

問い合わせ先

実施責任組織 東海大学医学部付属病院
問い合わせ先組織名 東海大学医学部付属病院
部署名・担当者名 消化器内科 佐野 正弥
電話・Email 0463-93-1121 m-sano@tokai.ac.jp

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 治療・ケア
介入の詳細 H.suis感染確認の場合、除菌薬投与
主要な評価項目・方法 H.suisを含めたNHPH感染患者における除菌による病態消退効果の判定
副次的な評価項目・方法 もっとも推奨されるH.suis除菌法を明らかにしていくこと。どのH.suis感染診断法が除菌の成否判定に有用であるか検証すること。1.H.pylori陰性あるいはH.pylori除菌治療後の胃MALTリンパ腫患者および胃・十二指腸潰瘍患者のH.suisを含めたNHPH感染率2.H.suisを含めたNHPH除菌による有害事象の発症状況3.H.suisを含めたNHPH感染治療薬の評価4.H.suisを含めたNHPH感染診断方法の評価

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