臨床試験ID | : | jRCT2051220060 |
情報提供元 | : | jRCT(Japan Registry of Clinical Trials;臨床研究実施計画・研究概要公開システム) |
試験名 | : | RET融合遺伝子陽性の非小細胞肺癌、甲状腺髄様癌、及びRET活性が亢進したその他の癌を含む進行固形癌患者を対象としたLOXO-292経口剤の第I/II相試験 |
試験の概要 | : | 第I相及び日本での推奨用量確認パート:・Selpercatinibの最大耐量(MTD)/第II相推奨用量(RP2D)を決定する・日本以外で決定された推奨用量の適切性を、同じ対象患者で確認する(国内のみ)第II相:・各拡大コホートでは、腫瘍の種類に応じたRECIST 1.1又はRANOに基づく独立評価委員会(IRC)判定によるORRにより、selpercatinibの抗腫瘍活性を評価する |
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基本情報 患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください |
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対象疾患名 | RET 融合遺伝子陽性の非小細胞肺癌、甲状腺髄様癌及び RET 活性が亢進したその他の癌を含む進行固形癌 |
試験のホームページURL |
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実施施設&進捗状況 | |
試験実施施設 | メドペイス・ジャパン株式会社、 静岡県立静岡がんセンター、 北海道大学病院 |
試験のフェーズ | 第Ⅱ相 |
試験進捗状況 | 募集中 |
公開日・最終情報更新日 | 2022/7/8 |
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試験に参加できる条件 | |
年齢・性別 | 問わない 男女両方 |
選択基準 | 第I相(用量漸増及び日本での推奨用量確認)パート1. 局所進行又は転移性固形癌の患者。2. RET阻害活性を有するMKIによる前治療があってもよい。3. 治験開始当初はRET遺伝子の変化が陽性を要件としない。適切なPKが到達された後、臨床評価として実施される分子アッセイによって同定されるRET遺伝子の変化のエビデンスが、腫瘍中又は血液中に認められる患者。4. 腫瘍の種類に応じたRECIST 1.1又はRANOによって判定された測定可能又は測定不能病変を有する患者。5. Eastern Cooperative Oncology Group(ECOG)パフォーマンスステータスのスコアが0、1又は2(16歳以上)、又はLanskyパフォーマンススコア(LPS)が40%以上(16歳未満)で、治験薬の初回投与前2週間に急激な悪化がみられなかった患者。6. 余命が3ヵ月以上と予想される患者。7. 適切な血液学的状態を有する患者。8. 適切な肝機能を有する患者。9. 適切な腎機能を有する患者。第II相(拡大)パート1. コホート1及び3:標準治療が無効又は標準治療を忍容しない;コホート2及び4:標準的なファーストライン療法の経験がない。2. コホート1〜4への登録は、RET遺伝子の変化のエビデンスが腫瘍中(すなわち、血液中のみではない)に認められる患者に制限する。ただし、MTC 患者で腫瘍組織検査の結果が得られない場合には、RET遺伝子変異に関してgermline DNA検査陽性は許容される。3. コホート1〜4:腫瘍の種類に応じたRECIST 1.1又はRANOで規定された測定可能病変で、放射線未照射の病変を1つ以上有する患者。 |
除外基準 | 1. 第II相コホート1〜4では、selpercatinibに対する耐性を引き起こす可能性が証明された発癌性ドライバー遺伝子変異を有する患者。2. 第II相コホート1〜5:選択的RET阻害剤(治験薬を含む)の前治療を受けた患者。3. Selpercatinibの投与開始予定前に、他の治験薬又は抗癌剤治療(化学療法薬、生物学的製剤、免疫療法薬、抗癌漢方薬又はその他の抗癌ハーブ療法薬を含む)を、その5半減期以内又は2週間以内(いずれか短い方)に受けた患者。また、他の開発中の抗腫瘍療法の併用は禁止する。4. Selpercatinibの投与開始予定前2週間以内に大手術(血管アクセスの留置を除く)を受けた患者。5. 治験薬の初回投与前1週間以内に、緩和目的で照射野を限定して放射線療法を実施した患者。骨髄の30%超又は広範な照射野に対して放射線療法を実施した患者では、治験薬の初回投与の4週間前までに完了している場合を除く。 |
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問い合わせ先 | |
実施責任組織 | メドペイス・ジャパン株式会社 |
問い合わせ先組織名 | メドペイス・ジャパン株式会社 |
部署名・担当者名 | 佐藤 将 |
電話・Email | 03-4563-7000 RSJapan1@medpace.com |
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評価&介入 | |
試験の種類 | 該当無し |
介入の目的 | 治療・ケア |
介入の詳細 | Selpercatinib は、コホート割付けに応じて、経口製剤で 1 日 1 回(QD)又は BID 投与する。 |
主要な評価項目・方法 | 第I相:最大耐量(MTD)/第II相推奨用量(RP2D)第II相:腫瘍の種類に応じたRECIST 1.1又はRANOに基づく独立評価委員会(IRC)判定によるORR |
副次的な評価項目・方法 | 第I相:・TEAE及び重篤な有害事象(SAE)の頻度・血漿中のselpercatinib濃度及びPKパラメータ・腫瘍の種類に応じたRECIST 1.1又はRANOに基づくORR。第II相:・抗腫瘍活性/臨床的ベネフィットのパラメータ:ORR(治験責任医師の判定による)、腫瘍サイズのベースラインからの最良変化(IRC及び治験責任医師の判定による)、DOR(IRC及び治験責任医師判定による)、CNSのORR(IRCの判定による)、CNSのDOR(IRCの判定による)、何らかの効果及び最良効果発現までの期間(IRC及び治験責任医師の判定による)、CBR(IRC及び治験責任医師の判定による)、PFS(IRC及び治験責任医師の判定による)、OSなど。・TEAE及びSAEの頻度・血漿中のselpercatinib濃度及びPKパラメータ |