臨床試験情報

臨床試験ID : jRCT2051210150
情報提供元 : jRCT(Japan Registry of Clinical Trials;臨床研究実施計画・研究概要公開システム)
試験名 : [M20-866] 急性急性骨髄性白血病(AML)又は骨髄異形成症候群(MDS)被験者を対象にlemzoparlimab とベネトクラクス及び/ 又はアザシチジンの併用投与を検討する第Ib 相用量漸増試験
試験の概要 : 急性骨髄性白血病(AML)又は骨髄異形成症候群(MDS)を対象としてアザシチジン及び/又はベネトクラクスと併用した場合のlemzoparlimabの安全性と薬物動態を評価する。

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 急性骨髄性白血病,骨髄異形成症候群
試験のホームページURL

実施施設&進捗状況

試験実施施設 アッヴィ合同会社 福井大学医学部附属病院
試験のフェーズ 第Ⅰ相
試験進捗状況 募集中
公開日・最終情報更新日 2022/5/19

試験に参加できる条件

年齢・性別 問わない 男女両方
選択基準 - WHO 分類に基づくAML が確認された記録があり,治療歴がない。又は- 2017 年WHO 分類に基づき未治療de novo MDS と診断された記録があり,骨髄生検/ 骨髄穿刺に基づき骨髄芽球割合が20%未満である。- MDS が確認されており,以下の疾患活動性基準を満たす。-- IPSS-R の総スコアが3 を超える(intermediate,high,又はvery high)。-- ECOG パフォーマンスステータスが02 である。-- 造血幹細胞移植(以下「HSCT」)に不適格,又はHSCTを受ける意思がない。- AML が確認されており,細胞遺伝学的及び/ 又は分子異常に基づくリスク分類でAdverse に該当し,以下の定義に従って導入療法が不適応と判断されている。-- 75 歳以上である 又は-- 18 歳以上75 歳未満で,以下のうち1 つ以上に該当する。・Eastern Cooperative Oncology Group (以下「ECOG」) Performance Status が2〜3 である。・治療を要するうっ血性心不全,駆出率50%以下,又は慢性安定狭心症の既往・肺拡散能(DLCO)が65%以下又は1 秒量(FEV1)が65%以下・クレアチニンクリアランスが30 mL/分以上45 mL/分未満(Cockcroft-Gault 式を使用)・総ビリルビンが基準値上限の1.5 倍を超え3.0 倍以下の中等度の肝機能障害・強力な化学療法の適応とならないと医師が判断する上記以外の併存疾患を有している,又は強力な化学療法を拒否しているJapan Safety Lead-In Phase:- WHO 分類に基づくAML が確認された記録があり,他に標準治療のない再発/難治性の状態である。- 2017年WHO分類に基づきMDSと診断され,骨髄生検/骨髄穿刺に基づき骨髄芽球割合が20%未満で,intermediate-risk 及びhigh-risk の再発/ 難治性MDSである。- MDSが確認されており、以下の疾患活動性基準を満たす。ECOG performance statusが0-2
除外基準 - 急性前骨髄球性白血病を伴うAMLであり,導入療法の対象と判断されている。- AMLが確認されており,以下の診断歴がある:-- 慢性骨髄性白血病(BCR-ABL1 転座の有無は問わない)及びBCR-ABL1 転座を認めるAML-- AML による活動性の中枢神経系浸潤- MDSが確認されており,以下の診断歴がある:-- 治療に関連したMDS-- 既存の骨髄増殖性腫瘍(以下「MPN」)から発現したMDS-- MDS/MPN のうち,慢性骨髄単球性白血病,非定型慢性骨髄性白血病,若年性骨髄単球性白血病及び分類不能なMDS/MPN- 同種HSCTまたは固形臓器移植の既往歴がある。- アザシチジン,ベネトクラクス及び抗CD47療法への曝露歴がある。- 以下を除いて、スクリーニング前の過去2年以内の活動性悪性腫瘍の病歴がある。-- 適切に治療された子宮頸部上皮内癌又は乳房上皮内癌-- 適切に治療された皮膚の基底細胞癌又は限局性扁平上皮癌-- 転移病変が認められず,治療を必要としない無症候性前立腺癌-- 根治目的で外科的に切除した(又は他の方法により治療した)限局性の悪性腫瘍- 薬物吸収を妨げる可能性のある状態(短腸症候群を含むがこれに限定されない)である。Japan Safety Lead-In Phase:- 急性前骨髄球性白血病が確認されている。- AMLが確認されており、以下の診断歴がある患者:-- 慢性骨髄性白血病(BCR-ABL1 転座の有無は問わない)及びBCR-ABL1 転座を認めるAML- MDSが確認されており,以下の診断歴がある:-- 治療に関連したMDS

問い合わせ先

実施責任組織 アッヴィ合同会社
問い合わせ先組織名 アッヴィ合同会社
部署名・担当者名 くすり相談室
電話・Email 0120-587-874 AbbVie_JPN_info_clingov@abbvie.com

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 治療・ケア
介入の詳細 - Lemzoparlimab +アザシチジン + ベネトクラクス (AML:用量漸増)標準的な寛解導入療法の適応がない未治療AML被験者を対象にLemzoparlimab (TJ011133)をベネトクラクス及びアザシチジンと併用投与する- Lemzoparlimab + アザシチジン+ ベネトクラクス (MDS:用量漸増)未治療の高リスクMDS 被験者を対象にLemzoparlimab (TJ011133)をアザシチジン又はアザシチジン及びベネトクラクスと併用投与する- Lemzoparlimab + アザシチジン (MDS:用量漸増)未治療の高リスクMDS 被験者を対象にLemzoparlimab (TJ011133)をアザシチジンと併用投与する- Lemzoparlimab + アザシチジン + ベネトクラクス (AML:用量拡大)標準的な寛解導入療法の適応がない未治療AML被験者を対象にLemzoparlimab (TJ011133)をベネトクラクス及びアザシチジンと併用投与する- Lemzoparlimab +アザシチジン + ベネトクラクス (MDS:用量拡大)未治療の高リスクMDS 被験者を対象にLemzoparlimab (TJ011133)をアザシチジン又はアザシチジン及びベネトクラクスと併用投与する- Lemzoparlimab単剤 (AML:日本のみの用量漸増)AML被験者を対象にLemzoparlimab (TJ011133)を投与する- Lemzoparlimab単剤 (MDS:日本のみの用量漸増)高リスクMDS 被験者を対象にLemzoparlimab (TJ011133)を投与する
主要な評価項目・方法 用量制限毒性
副次的な評価項目・方法

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