臨床試験情報

臨床試験ID : jRCT2031210644
情報提供元 : jRCT(Japan Registry of Clinical Trials;臨床研究実施計画・研究概要公開システム)
試験名 : クローディン(CLDN)18.2 を発現した転移性又は局所進行性の切除不能な胃腺癌/食道胃接合部(GEJ)腺癌又は転移性膵腺癌患者を対象としたASP2138 の第1/1b 相試験
試験の概要 : 本試験ではASP2138の安全性及び忍容性の評価及び最大耐量及び/又は第2 相試験の推奨用量投与レジメンを決定する。また,ASP2138の薬物動態及び抗腫瘍活性の評価に加え,ASP2138投与に関連したクローディン (CLDN) 18.2及びプログラム細胞死リガンド1 (PD-L1) 腫瘍発現の変化を評価する。

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 胃腺癌,食道胃接合部腺癌,膵腺癌
試験のホームページURL

実施施設&進捗状況

試験実施施設 アステラス製薬株式会社 国立研究開発法人国立がん研究センター東病院 国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院 公益財団法人がん研究会有明病院 愛知県がんセンター 神奈川県立がんセンター
試験のフェーズ 第Ⅰ相
試験進捗状況 募集中
公開日・最終情報更新日 2022/9/6

試験に参加できる条件

年齢・性別 問わない 男女両方
選択基準 一般的基準1. 同意説明文書 への署名の際に各地域の法令に基づいて成人とみなすことができる被験者。2. 女性の被験者は,妊娠しておらず,以下に該当する被験者:(ア) 妊娠の可能性のある女性ではないこと(イ) 同意取得時点から治験薬の最終投与後,少なくとも6 カ月間まで避妊ガイダンスに従うことに同意した妊娠の可能性のある女性。3. 女性被験者の場合,スクリーニング期間,治験期間及び治験薬の最終投与後6 カ月間に授乳を行わないことに同意している被験者。4. 女性被験者の場合,スクリーニング期間,治験期間全般及び治験薬の最終投与後6 カ月間に卵子提供を行わないことに同意している被験者。5. 妊娠の可能性のある女性パートナー(授乳期間中のパートナーを含む)のいる男性被験者の場合,治験期間全般及び治験薬の最終投与後6 カ月間にわたり避妊法を使用することに同意している被験者。6. 男性被験者は,治験期間中並びに治験薬の最終投与後6 カ月間にわたり精子提供をしないことに同意している被験者。7. 妊娠中又は授乳期間中のパートナーがいる男性被験者の場合,治験期間内の妊娠期間中又はパートナーが授乳時及び治験薬の最終投与後6 カ月間にわたり,性行為をしないかコンドームを使用することに同意している被験者。8. 中央検査機関により,腫瘍検体のクローディン (CLDN)18.2) 発現が陽性の被験者。9. 治験薬の初回投与前28 日以内に,放射線画像診断により局所進行性の切除不能又は転移性疾患であることが確認されている被験者。10. 治験薬の初回投与前28 日以内に,固形がんの治療効果判定のためのガイドライン (RECIST) 1.1 に基づく測定可能病変を有する被験者。これまでに放射線療法を受け,測定可能病変が1 つのみである被験者については,その病変がこれまでの放射線療法の対象外である,又は放射線療法後の疾患進行が記録されている必要がある。11.  症候性中枢神経系 (CNS) 転移を有する被験者又は無症候性であっても不安定なCNS 転移のエビデンスがある被験者(スキャンで認められた進行など)。CNS 転移に対する治療を受けたことのある被験者は,臨床的に安定しており,治験薬投与開始前の4 週間以上にわたり,画像検査でCNS 進行のエビデンスが認められず,2 週間以内に免疫抑制用量の全身性ステロイド(ヒドロコルチゾンの1 日あたり30 mg 超又はプレドニゾンの1 日あたり10 mg 超若しくはこれに相当)が必要とされなければ適格である。12. Fredericia 式によるQT 間隔 (QTcF) が470 msec 以下の被験者。13. 本治験で治験薬の投与を受けている間に,ほかの介入試験に参加しないことに同意する被験者。14. 米国東海岸癌臨床試験グループ (ECOG) パフォーマンスステータスが0 又は1 の被験者。15. 治験責任医師の見解で,余命が12 週間以上と予測される被験者。16. 治験薬の初回投与前7 日以内に,臨床検査に基づいた基準を満たしている被験者。この期間内に複数の臨床検査データがある場合,直近のデータを用いる。被験者が最近輸血を受けた場合,輸血後4 週間以上後に臨床検査値を得なければならない。腫瘍別基準:胃癌/GEJ 癌1. 組織学的に胃腺癌又は食道胃接合部 (GEJ) 腺癌と確認された被験者。2. 胃腺癌又はGEJ 腺癌を有し,フッ化ピリミジン系抗悪性腫瘍剤及び白金製剤を含む化学療法,ヒト上皮成長因子受容体2 (HER2) 陽性が判明している場合は,免疫チェックポイント阻害剤及び抗HER2 療法など,治験責任医師の臨床的判断に基づいて既承認の標準治療の実施後に疾患進行が認められた被験者又はもはや標準治療の適応ではない被験者(数や前治療レジメンに制限はない)。白金製剤を含む化学療法が禁忌である被験者又はそのような治療を拒否する被験者も本試験への参加を適格とする。腫瘍別基準:膵癌1. 組織学的又は細胞学的に膵腺癌と確認された被験者。2. 2. 膵腺癌を有し,既承認の標準治療の実施後に疾患進行が認められた被験者又はもはや標準治療の適応ではない被験者(数や前治療レジメンに制限はない)。
除外基準 1. 他の治験薬又は治験医療機器を併用されている方,又は治験薬の初回投与前の21 日以内若しくは半減期の5 倍以内のいずれか短い方の期間内に他の治験薬又は治験医療機器を使用した被験者。2. 治験参加に適さないと判断された被験者。3. 治験薬のいずれかの成分に対し既知の即時型若しくは遅延性の過敏症のある被験者,又は治験薬のいずれかの成分が禁忌となる被験者。4. ASP2138 の既知の成分若しくはヒト化抗体又はキメラ抗体など他の抗体に対する高度のアレルギー反応又は不耐性の既往がある被験者。5. 体重が40 kg 未満の被験者。6. 治験薬の初回投与前14 日間に全身コルチコステロイド療法を含めた全身免疫抑制療法を受けた被験者。ヒドロコルチゾン又はそれ相当のものの生理学的補充用量(ヒドロコルチゾンの1 日あたり最大30 mg 又はプレドニゾンの1 日あたり最大10 mg とする)を使用し,全身コルチコステロイドの1 日1 回投与又は放射線学的な画像検査造影剤使用の前投薬として全身コルチコステロイドの投与を受けた被験者は許容される。7. 幽門閉塞又は持続性/再発性の嘔吐を伴う幽門狭窄を有する被験者。8. 本試験参加から除外すべきであると判断された重大な胃出血及び/又は未治療の胃潰瘍を認める被験者。9. 胃癌/GEJ 癌又は膵癌から中枢神経系への転移及び/又は癌性髄膜炎の既往歴がある被験者。10. ヒト免疫不全ウイルス (HIV) に感染していることが判明した被験者。ただし,CD4 陽性T 細胞数が350 細胞/μL 以上で,過去6 カ月以内に後天性免疫不全症候群 (AIDS) を定義する日和見感染症の既往歴がない被験者は許容される。注:HIV感染のスクリーニングは,各国の要件に従って実施する必要がある。11. 活動性B 型肝炎(B 型肝炎表面抗原 [HBsAg] 陽性)又はC 型肝炎に感染していることが判明した被験者。注:これらの感染のスクリーニングは,各国の要件に従って実施する必要がある。● HBsAg は陰性であるが,抗B 型肝炎コア抗体 (HBc Ab) が陽性である被験者については,B 型肝炎ウイルス (HBV) デオキシリボ核酸 (DNA) 検査を実施して陽性の場合は当該被験者を除外する。● C 型肝炎ウイルス (HCV) 血清学的検査結果が陽性であるが,HCV リボ核酸 (RNA) 検査結果は陰性の被験者は組み入れ可能である。● ウイルス負荷の結果が検出不能で,HCV の治療を受けた被験者は組み入れ可能である。12. 治験薬の初回投与前6 カ月以内に以下のいずれか1 つでも発現した被験者:不安定狭心症,心筋梗塞,心不全に伴うインターベンション又は入院を必要とする心室性不整脈。13. 治験薬の初回投与開始前7 日以内に,全身療法が必要な未完治の活動性感染症を有する被験者。14. 治験薬の初回投与開始前1 カ月以内に全身免疫抑制療法が必要な活動性の自己免疫疾患を有する被験者。15. 本試験の治療の安全な実施に悪影響を及ぼす,又は被験者を治験参加に適さなくする可能性がある臨床的に重要な疾患又は併存疾患を有する被験者。16. 治験遵守の妨げになる可能性のある精神疾患又は社会的状況を有する被験者。17. 治験薬の投与開始28 日前に主要な外科的処置を受けた被験者。● 治験薬の投与開始14 日前に主要な外科的処置を受けて完全には回復していない被験者。18. 治験薬の投与開始14 日前に,局所進行性の切除不能又は転移性の胃腺癌若しくはGEJ 腺癌,又は転移性膵腺癌に対し放射線療法を受け,関連する毒性から回復していない被験者。19. 治療を必要とする別の悪性腫瘍を有する被験者。20. 治験薬の初回投与前にCLDN18.2 を標的とする治験薬(例:ゾルベツキシマブ又はキメラ型抗原受容体CLDN18.2 に特異的なT 細胞)の投与を受けた被験者は用量漸増コホートの対象とはならない。ただし,治験薬の初回投与前28 日より前又は5 半減期より前(いずれか長い方)にCLDN18.2 標的治験薬の投与を受けた被験者は,用量拡大コホートのみ対象となるが,CLDN18.2 標的治験薬の投与後にグレード3 以上の消化管毒性を発現した被験者は対象とならない。21. 間質性肺疾患の既往歴又は合併症を有する被験者。

問い合わせ先

実施責任組織 アステラス製薬株式会社
問い合わせ先組織名 アステラス製薬株式会社
部署名・担当者名 くすリ 相談センター
電話・Email 0120-189-371 clinicaltrialregistration@astellas.com

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 治療・ケア
介入の詳細 この治験は非盲検試験であるため,患者さんはASP2138を投与されることが分かっています。この治験は2つの相から構成されています。第1相パートは用量漸増パートと呼ばれます。少人数の別々のグループに,低い用量から高い用量のASP2138を投与し,安全性情報を用量ごとに記録します。この結果より,第1b相パートで使用するASP2138の適切な用量を決定します。また,治験担当医師は,それぞれの種類のがんがどのようにASP2138に反応しているかを確認します。第1b相パートは用量拡大パートと呼ばれます。第1相パートとは別の少人数のグループが参加し,第1相パートで決定された適切な用量のASP2138を投与します。この相では,それぞれの種類のがんがASP2138にどのように反応するかを確認します。ASP2138に対する反応は,X線検査,スキャン及び血液検査を用いて評価します。治験担当医師は,治験期間を通して全ての安全性情報を継続して確認します。ASP2138は腕の静脈から,点滴で投与させていただきます。治験薬の投与は,疾患が悪化する,許容できない安全性情報が認められる,治験の中止を希望する,治験の継続が患者さんにとって最善の利益にはならないと治験担当医師が判断する,あるいは治験依頼者によって治験が終了されるまで続けられます。治験担当医師は,ASP2138が原因となって起こるあらゆる安全性情報について確認します。他の確認項目には,身体検査,神経学的検査,臨床検査,バイタルサインなどがあります。神経学的検査には反射,バランス,運動,筋力の検査が含まれます。バイタルサインには,体温,血圧,脈拍などが含まれます。心電図では,治験期間中の心拍リズムを確認します。患者さんには,病院でASP2138の投与を受けていただきます。血液を採取し,安全性情報について確認します。また,治験薬を投与している間は,ある一定の日に来院していただきますが,最初の3サイクルでは追加の来院が必要です。患者さんには,治験薬投与終了後にも来院していただき,安全性情報について更に確認させていただきます。他の確認項目には,身体検査,臨床検査,バイタルサインなどが含まれ,心電図の測定も行っていただきます。このあとも,患者さんには数回来院して検診を受けていただきます。来院の回数やそれぞれの来院時に行われる確認は,それぞれの患者さんの健康状態や治験薬投与を完了しているかどうかによって決まります。
主要な評価項目・方法 - 用量制限毒性- 有害事象,重篤な有害事象- 臨床検査- バイタルサイン- 心電図- 身体所見- ECOG パフォーマンスステータス
副次的な評価項目・方法 - ASP2138 の薬物動態パラメータ:AUCtau,Cmax,Ctrough 及びtmax- RECIST 1.1 に基づいた全奏効率 (ORR) 及び病勢コントロール率 (DCR)- RECIST 1.1 に基づいた奏効期間 (DOR)- 血清中糖鎖抗原 19-9 (CA19-9)濃度(膵癌のみ)- CLDN18.2 腫瘍発現- PD-L1 腫瘍発現

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