臨床試験情報

臨床試験ID : jRCT2031210610
情報提供元 : jRCT(Japan Registry of Clinical Trials;臨床研究実施計画・研究概要公開システム)
試験名 : 難治性小児悪性固形腫瘍に対するカボザンチニブの第I相試験
試験の概要 : カボザンチニブ単剤の難治性小児悪性固形腫瘍に対する安全性を評価し、RP2D(recommended phase 2 dose)を決定する

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 難治性小児悪性固形腫瘍患者
試験のホームページURL

実施施設&進捗状況

試験実施施設 国立がん研究センター中央病院
試験のフェーズ 第Ⅰ相
試験進捗状況 準備中
公開日・最終情報更新日

試験に参加できる条件

年齢・性別 0 ~ 19歳
選択基準 1) 組織学的に悪性固形腫瘍と診断されている。造血器腫瘍(白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫等)は対象としない。2) 以下のすべてを満たす。① 再発または転移性の悪性腫瘍を有する、もしくは根治的手術の適応がない進行悪性腫瘍を有する。② 標準的治療法がない、または標準的治療に不応もしくは不耐である。3) 治療を要する、心嚢液・胸水・腹水の貯留を認めない。4) コホート1登録時年齢が3歳以上15歳以下。コホート2では登録時年齢が3歳以上19歳以下。5) 径が5.6mmの錠剤を内服できる。6) 登録前14日以内の最新のPerformance Status(PS)が16歳以上ではKarnofsky score(KPS)、15歳以下ではLansky score(LPS)で50以上である。7) 以下のいずれかを満たす。① 登録前28日以内の造影CTにて腫瘍を確認できる。脳腫瘍以外では造影が行えない場合は単純CT/単純MRIを許容するが、脳腫瘍の場合は頭部脳造影MRIを必須とし、造影MRIが行えない場合は不適格とする。② 骨髄検査にて腫瘍細胞を認める。8) カボザンチニブ、クリゾチニブ、tivantinibの前投与歴がない。9) 原発性脳腫瘍の患者では、登録前28日以内に実施した脳造影MRIの検査7日前から検査当日の間に静脈内投与または経口投与にて副腎皮質ホルモン薬を新たに投与または増量して投与していない。なお、脳造影MRIからプロトコール治療開始までに副腎皮質ホルモン薬を新たに投与または増量して投与した場合は、プロトコール治療開始までにベースラインの脳造影MRIを再度実施すること。10) 登録前28日以内に抗悪性腫瘍薬や他の治験薬の投与を受けていない。11) 登録前28日以内に全身麻酔を伴う手術を受けていない。12) 登録前14日以内に放射線治療を受けていない。13) 登録前7日以内に実施した臨床検査が以下のすべてを満たす。ただし、採血日前7日以内に顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF製剤)の投与または輸血を受けていないこと。なお、持続型G-CSF(PEG)製剤においては、採血前14日以内に、投与がないこと。① 好中球数≧1000 / mm3② 血小板数≧7.5x 10^4 / mm3③ ヘモグロビン≧9.0g/dL④ アルブミン≧2.8g/dL⑤ AST≦臨床検査基準範囲上限の3倍⑥ ALT≦臨床検査基準範囲上限の3倍⑦ 総ビリルビン≦臨床検査基準範囲上限の1.5倍⑧ 血清クレアチニン≦臨床検査基準範囲上限の1.5倍⑨ アミラーゼおよびリパーゼ≦臨床検査基準範囲上限1の1.5倍⑩ 尿定性検査で尿蛋白≦1+ あるいは尿定量検査で尿蛋白≦30mg/dL⑪ PT-INR≦1.514) 登録前14日以内に室内気下で経皮的酸素飽和度(SpO2)が94%以上。15) 17歳以下の患者の場合、降圧剤を内服しておらず、収縮期および拡張期血圧が年齢・性別別基準値の95パーセンタイル以下である。18歳以上の患者の場合、降圧剤を内服しておらず、収縮期血圧が140mmHg以下、拡張期血圧が90mmHg以下である。但し、腎原発悪性腫瘍の患者の場合は1剤の降圧剤の内服を許容する。16) 妊娠する可能性のある女性の場合、同意取得後から治験薬最終投与後少なくとも3ヶ月間の避妊に同意している。授乳中の患者の場合、治験薬投与開始から治験薬最終投与後少なくとも3ヶ月間授乳しないことに同意している。男性の場合、治験薬投与開始から治験薬最終投与後少なくとも3ヶ月の避妊に同意している。17) 試験参加について18歳以上の場合は本人から文書にて同意が得られている。17歳以下の場合は代諾者から文書にて同意が得られている。
除外基準 1) 活動性の重複がんを有する。ただし、以下の①〜③は除外しない。① 完全切除された、基底細胞癌、stage Iの有棘細胞癌、上皮内癌、粘膜内癌、表在性膀胱癌② 内視鏡的切除術で治癒切除された消化管癌③ 5年以上再発が認められない他のがん2) 進行性の症状のある脳腫瘍および脳転移、がん性髄膜炎、放射線照射や外科的処置を要する脊椎転移を有する。3) 全身的治療を必要とする感染症を有する。4) 活動性の消化管潰瘍を合併している。5) 画像所見または臨床所見により診断された肺臓炎もしくは肺線維症の合併または既往を有する。6) 当該治験薬に対する高度の過敏反応の合併または既往を有する。7) 同種造血幹細胞移植の既往を有する。8) 登録前12週間以内に自家造血幹細胞移植を実施している。9) 登録時の体表面積が0.35 m2未満である。10) HIV抗体、HTLV-1抗体、HBs抗原、HCV抗体のいずれかが陽性である。ただし、HCV抗体が陽性であっても、HCV-RNAが検出されない患者は除外しない。11) HBs抗原陰性で、HBs抗体またはHBc抗体が陽性、かつHBV-DNA定量が陽性である。12) 妊娠中、授乳中または妊娠している可能性のある女性。13) 日常生活に支障のある精神病または精神症状を合併しており試験への参加が困難と判断される。14) 以下のいずれかの既往歴(登録前6ヶ月以内)または合併症を有する。コントロール不良と判断された糖尿病慢性うっ血性心不全(ニューヨーク心臓協会[New York Heart Association:NYHA]心機能分類のクラスIII以上)� 不安定狭心症、血管形成術、ステント・グラフト留置術、または心筋梗塞の既往� 症候性もしくは治療を要する不整脈または無症候性の持続性心室性頻拍(ただし無症候性のコントロール可能な心房細動は除く)� 治療を要するQT延長症候群15) 登録前14日以内に実施する12誘導心電図検査において、Fridericia補正法によるQT補正値(QT corrected for HR using Fridericia's method:QTcF)間隔>470 msが認められる。16) その他、治験責任医師または治験分担医師により本試験の対象として不適当と判断される。

問い合わせ先

実施責任組織 国立がん研究センター中央病院
問い合わせ先組織名 国立がん研究センター中央病院
部署名・担当者名 小児腫瘍科 中島 美穂
電話・Email 03-3521-2511 mihnakaj@ncc.go.jp

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 治療・ケア
介入の詳細 カボザンチニブの開始時用量は40mg/m2とする。規定された投与量及び投与間隔に従って1日1回、空腹時に12時間以上間隔をあけて服薬する。28日間を1コースとして、プロトコール治療中止規準に該当しない限り治療を継続する。
主要な評価項目・方法 早期安全性評価対象集団におけるDLT(dose limiting toxicity)相当の有害事象の発生割合
副次的な評価項目・方法 1) 安全性のエンドポイント:有害事象の発現割合、Grade 4の非血液毒性発生割合、早期死亡割合、治療関連死亡割合、コホート2におけるDLT相当の有害事象の発生割合2) 薬物動態パラメータ:Cmax, Tmax, AUC0-24, AUC0-∞, 母集団薬物動態パラメータ3) 有効性のエンドポイント:奏効割合、16週病勢制御割合、無増悪生存期間、全生存期間、がん種別奏効割合、がん種別16週病勢制御割合

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