臨床試験ID | : | jRCT2031210415 |
情報提供元 | : | jRCT(Japan Registry of Clinical Trials;臨床研究実施計画・研究概要公開システム) |
試験名 | : | De novo又は治療下発生前立腺神経内分泌癌患者を対象としたdelta-like protein 3を標的とする半減期延長型二重特異性T細胞誘導剤AMG 757の安全性、忍容性、薬物動態及び有効性を評価する第Ib相試験 |
試験の概要 | : | AMG 757の安全性及び忍容性を評価し、最大耐量(MTD)及び/又は第II相試験推奨用量(RP2D)を決定する。 |
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基本情報 患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください |
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対象疾患名 | 前立腺神経内分泌癌 |
試験のホームページURL |
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実施施設&進捗状況 | |
試験実施施設 | アムジェン株式会社、 慶應義塾大学病院 |
試験のフェーズ | 第Ⅰ相 |
試験進捗状況 | 募集中 |
公開日・最終情報更新日 |
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試験に参加できる条件 | |
年齢・性別 | 問わない 男 |
選択基準 | 1. 試験特異的な何らかの活動又は手順の開始前に同意が得られた被験者2. 同意説明文書への署名時点で18歳以上である男性3. プロトコルに従ったベースラインの腫瘍組織 (局所評価による)または循環腫瘍DNA(ctDNA)(局所評価による)の組織学的解析、免疫組織化学的解析、またはゲノム解析によって定義されたde novo又は治療下発生転移性前立腺神経内分泌癌(NEPC)患者4. 1ライン以上の全身治療歴を有する者5. 神経内分泌分化を有する前立腺癌の組織学的所見として、治療下発生NEPC患者又はde novo NEPC患者である者6. 神経内分泌分化を有する前立腺癌の組織学的所見として、治療下発生NEPC患者又はde novo NEPC患者で、両側精巣摘除術を受けていない場合は、黄体形成ホルモン放出ホルモン(LHRH)アナログ療法を治験治療の実施期間を通して継続する必要がある。7. 前立腺癌ワーキンググループ3(PCWG3)の修正を加えた固形がんの治療効果判定のための新ガイドライン(RECIST)1.1に基づく測定可能病変を有する者8. 米国東海岸がん臨床試験グループ(ECOG)パフォーマンスステータスが2以下である者9. 脳転移に対する治療歴のある被験者も組入れ可能である。10. プロトコールで定義されている臓器機能が保持されている被験者 |
除外基準 | 1. 過去2年以内に、他の悪性腫瘍の既往歴を有する患者。ただし以下の例外を除く。- 悪性腫瘍に対し根治目的での治療歴を有し、組入れ前2 年以上活動性病変がなく、かつ再発のリスクが低いと医師が判断する患者- 適切に治療された悪性黒色腫以外の皮膚癌又は悪性黒子で、疾患のエビデンスがないもの- 適切に治療された筋層非浸潤性尿路上皮癌2. 造血器腫瘍又はその既往歴を有する者。ただし、根治的治療を受け、2年以上にわたり病変のエビデンスを認めていない場合は除く。3. 未治療(新病変及び既治療病変の増悪を含む)又は症候性の脳転移及び軟髄膜病変を有する者4. Day 1前28日以内に抗腫瘍療法を受けた者。ただし、ホルモン不応性前立腺癌に対するホルモン除去療法の併用は許容される。また、Day 1の30日以上前からビスホスホネート製剤又はデノスマブを安定して投与されている患者は組入れ可能である。 例外: -従来型の化学療法を受けた患者は、治療後14日以上経過しており、治療と関連毒性がすべてグレード1以下に改善していれば、組入れ可能である -緩和目的の放射線治療はAMG 757の初回投与の7日以上前に完了していなければならない -アンドロゲン受容体シグナル伝達阻害薬(例:アビラテロン、エンザルタミド及び/又はアパルタミド)を投与された患者は、投与後14 日以上経過しており、治療関連毒性がすべてグレード1以下に改善していれば、組入れ可能である5. 免疫不全の診断を受けている又はDay 1前7日以内に全身ステロイド療法(プレドニゾン換算で10 mg/日超)若しくはその他の免疫抑制療法を受けている者6. 過去2年以内に全身療法を必要とする活動性自己免疫疾患に罹患した者7. ヒト免疫不全ウイルス(HIV)陽性が判明している者8. 以前の抗腫瘍療法による毒性が、有害事象共通用語規準(CTCAE)version 4.0のグレード0若しくは1、又は適格性基準に定める水準にまで回復していない患者(脱毛症又は、安定し、かつ良好に管理されており、治験責任医師と治験依頼者の両者が同意した場合はこの限りでない)。9. 下垂体炎又は下垂体機能不全の既往を有する被験者10. 間質性肺疾患又は活動性の非感染性肺臓炎のエビデンスがある者11. これまでにDLL3標的療法を受けている患者は、事前にAmgen社のメディカルモニターと協議した上で、組入れ可能な場合がある。 |
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問い合わせ先 | |
実施責任組織 | アムジェン株式会社 |
問い合わせ先組織名 | アムジェン株式会社 |
部署名・担当者名 | 医薬開発本部 お問い合わせ窓口 |
電話・Email | 080-7217-8592 clinicaltrials_japan@amgen.com |
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評価&介入 | |
試験の種類 | 該当無し |
介入の目的 | 治療・ケア |
介入の詳細 | Experimental: パート1: 用量探索等張回帰(Ji et al、2010)を用いて最大耐量(MTD)を推定する。MTDに達する前に得られた安全性データに基づき、第II相試験推奨用量(RP2D)を決定する場合がある。Experimental: パート2: 用量拡大本治験のパート1(用量探索)で特定された第II相試験推奨用量(RP2D)を被験者に投与する。 |
主要な評価項目・方法 | 1. 試験治療下で発現した有害事象(TEAE)を1回以上発現した被験者数[Day 1 12カ月]2. 治験薬と関連のある有害事象を1回以上発現した被験者数[Day 1 12カ月]3. バイタルサインにベースラインから臨床的に有意な変化が発現した被験者数[ベースライン � 12カ月]4. 心電図(ECG)にベースラインから臨床的に有意な変化が発現した被験者数[ベースライン � 12カ月]5. 臨床検査値にベースラインから臨床的に有意な変化が発現した被験者数[ベースライン � 12カ月]6. 用量制限毒性(DLT)を発現した被験者数[ベースライン � 12カ月] |
副次的な評価項目・方法 | 1. 客観的奏効(OR)[ベースライン � 12カ月]又は前立腺癌ワーキンググループ3(PCWG3)の修正を加えた固形がんの治療効果判定のための新ガイドライン(RECIST)1.1に基づく2. 奏効期間(DOR)[ベースライン � 12カ月]3. 無増悪生存率(PFS)[ベースライン � 12カ月]4. 全生存率(OS)[ベースライン � 12カ月]5. 病勢コントロール率(DCR)[ベースライン � 12カ月]6. AMG 757の最高血清中濃度(Cmax)[ベースライン � 12カ月]7. AMG 757の最低血清中濃度(Cmin)[ベースライン � 12カ月]8. AMG 757の投与間隔内の濃度−時間曲線下面積(AUC)[ベースライン � 12カ月]9. AMG 757の蓄積比[ベースライン � 12カ月]10. AMG 757の半減期(t1/2)[ベースライン � 12カ月] |