臨床試験ID | : | jRCT2031210216 |
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情報提供元 | : | jRCT(Japan Registry of Clinical Trials;臨床研究実施計画・研究概要公開システム) | |
試験名 | : | 再発/持続性の卵巣癌、卵管癌又は原発性腹膜明細胞癌の患者を対象として選択的PI3Kα阻害剤CYH33の有効性及び安全性を検討する第II相非盲検多施設共同試験 | |
試験の概要 | : | 全身性抗がん療法歴のある再発/持続性の卵巣癌、卵管癌又は原発性腹膜明細胞癌に対するCYH33単剤療法の治療効果を検討する。 |
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基本情報 患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください |
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対象疾患名 | 再発/持続性の卵巣明細胞癌、卵管明細胞癌、原発性腹膜明細胞癌 |
試験のホームページURL |
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実施施設&進捗状況 | |
試験実施施設 | 日本臨床研究オペレーションズ株式会社、 国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院、 国立大学法人北海道大学病院、 国立大学法人東北大学 東北大学病院、 岡山大学病院、 名古屋大学医学部附属病院、 慶應義塾大学病院、 久留米大学医学部附属病院、 新潟大学医歯学総合病院、 東京慈恵会医科大学附属病院、 独立行政法人 国立病院機構 四国がんセンター、 大阪大学医学部附属病院、 京都大学医学部附属病院 |
試験のフェーズ | 第Ⅱ相 |
試験進捗状況 | 募集終了 |
公開日・最終情報更新日 | 2024/2/14 |
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試験に参加できる条件 | |
年齢・性別 | 20歳 ~ 女 |
選択基準 | 本治験は、再発/持続性の卵巣、卵管、原発性腹膜の明細胞癌を対象としており、国際共同第II相試験では以下のPIK3CAホットスポット変異を有するかたを対象としています。E542K、E542A、E542Q、E542V、E545A、E545D、E545G、E545K、Q546E、Q546R、Q546K、Q546P、Q546H、H1047L、H1047R、H1047Y、H1047Q1. 同意説明文書の内容を十分に理解し自ら同意書に署名することができるかた2. 18歳以上の(又は、現地の法令及び規則により成年に達している)女性3. 再発又は持続性の卵巣癌、卵管癌、腹膜明細胞癌が組織学的もしくは細胞学的に確認されているかた。なお、腫瘍はWT-1抗原およびエストロゲン受容体(ER)抗原の発現が陰性であることが免疫組織化学的検査(IHC)によって確認されている必要があります。また、本治験に参加するためには、RECIST 1.1に従い少なくとも1つ以上の測定可能な病変を有している必要があります。4. PIK3CA遺伝子変異の状態(PIK3CAホットスポット変異の有無)を特定するため、腫瘍組織検体を提供することができるかた:安全性導入期には、PIK3CA遺伝子変異の状態を問わず参加することが可能です。PIK3CA遺伝子変異の状態が分かっている場合、既存の検査結果を証拠記録として提出していただく必要があります。PIK3CA遺伝子変異の状態が不明な場合でも登録する資格がありますが、入手できる検体に基づくPIK3CA遺伝子変異の状態の検査が登録後に必要になります。国際共同第Ⅱ相試験ではPIK3CAホットスポット変異を有する患者のみ組み入れることができます。PIK3CAホットスポット変異が既に判明しているかたは、主治験の臨床スクリーニング手順に参加することができますが、腫瘍組織検体を採取して治験依頼者指定の中央検査機関でPIK3CAの変異状態を確認する必要があります。PIK3CAの変異状態が不明なかたの場合、PIK3CA検査用の腫瘍組織を治験依頼者指定の中央検査に送り、主治験の臨床スクリーニング手順前に結果報告を入手しなければいけません。5. 標準的一次化学療法が奏効せず(ネオアジュバント療法は一次治療としてカウントしない)、全身療法歴が3回以下のかた(試験安全性導入期では、全身療法歴が3回を超える患者も適格とするが、米国東海岸がん臨床試験グループのパフォーマンスステータスECOG-PSは0である必要がある)。(注:治療不成功は、疾患進行が記録されていることと定義します。)6. 28日のスクリーニング期間中に測定した臓器および骨髄の機能が、一定の基準を満たすかた7. 米国東海岸がん臨床試験グループ(ECOG)のパフォーマンスステータス(PS)が1以下のかた |
除外基準 | 1. 抗がん剤治療(化学療法、分子標的療法、ホルモン療法、生物学的療法、免疫療法またはその他の治験薬など)を、治験薬の初回投与前28日以内または半減期の5倍以内の期間(いずれか短い方)に受けたかた2. PI3K阻害剤、mTOR阻害剤、またはAKT阻害剤での治療歴があるかた3. 治験薬の初回投与前28日以内に根治的放射線療法(骨髄の25%超に対する放射線療法を含む)を受けたかた、または2週間以内に骨転移に対して緩和的局所放射線療法を受けたかた4. 過去の治療で発現した毒性(副作用)が、治験治療の開始までに発現前の状態またはCTCAEでグレード1以下に回復していないかた(ただし、脱毛症は除きます)5. 治験薬の開始前2週間以内に何らかの造血コロニー刺激因子[例:顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)、顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)]での治療を受けたかた。ただし、治験登録の2週間以上前にエリスロポエチンまたはダルベポエチンでの治療を開始したかたは、参加できる場合があります。6. 神経学的に不安定な症候性中枢神経系(CNS)転移があるかた、またはステロイドの増量が必要なCNS疾患を合併しているかた(注:CNS転移がコントロールされている場合、本治験に参加することができます。本治験に参加いただく2週間以上前に、CNSの転移腫瘍に対して放射線療法を終えているか、外科手術を受けている必要があります。また、神経機能が安定している必要があります。すなわち、臨床診察で新たな神経障害が認められず、CNS画像評価で新たな異常が認められないことが必要です。CNS転移の治療のためにステロイドを使用する必要がある場合、本治験に参加いただく2週間以上前に、治療用量が3ヵ月以上安定しており、デキサメタゾン換算で1日4 mg以下である必要があります。)7. 治験薬の初回投与前28日以内に大手術または重大な外傷を受けたかた、または重大な副作用から回復していないかた8. 過去12ヵ月以内に後天性免疫不全症候群(AIDS)による、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染していることが判明しているかた。または活動性のB型肝炎もしくはC型肝炎に罹患しているかた9. スクリーニング前1年以内に急性膵炎の既往歴があるかた、または慢性膵炎の病歴があるかた10. 臨床的に重大な心血管疾患を有しているかた11. 症候性の内臓疾患を有するか、または担当医師によって治験薬の投与に適さないと判断される何らかの疾患を有するかた12. 卵巣明細胞がん以外の原発性悪性腫瘍を有していたか、または現在有しているかた(ただし、非黒色腫皮膚がん、乳房の上皮内がん、子宮頸部上皮内がん、表在性膀胱がん、または根治しているその他のがんで5年以上疾患の証拠が認められないものを除きます)。13. ステロイド誘発性糖尿病を含む糖尿病の確定診断を有するかた14. インスリン抵抗性のリスクとなり得る併存疾患(例:膵障害、先端巨大症、クッシング症候群)を有するか、インスリン抵抗性のリスクを有する薬剤を現在使用しているかた15. 全身性コルチコステロイド療法を現在受けているか、または治験治療開始前2週間以内に受けていたかた。もしくは当該療法の副作用から完全に回復していないかた。注:次のコルチコステロイドの使用は許容されます:単回投与、外用(例:発疹のため)、吸入スプレー(例:閉塞性気道疾患のため)、点眼または局所注射(例:関節内注射)。16. 治験薬の吸収に悪影響を及ぼす可能性のある消化管疾患(例:潰瘍性疾患、コントロール不良な悪心、嘔吐、下痢、吸収不良症候群、または小腸切除)を有するかた17. 担当医師が治験へ参加できないと判断するその他の重度の併存疾患やコントロール不良な併存疾患を有するかた18. 現在肺臓炎を有しているという記録があるかた。間質性肺疾患(ILD)、薬剤誘発性ILD、ステロイド療法を要する放射線肺臓炎、または臨床的に活動性を認めるあらゆるILDの病歴を有するかた。画像診断で間質性肺病変又は免疫関連の肺臓炎の既往が確認されたかた。19. 妊娠している可能性があるかたや、妊娠中または授乳中のかた。妊娠は、女性の受精から妊娠終了までの状態を指し、hCG検査が陽性(>5 mIU/mL)であることによって確認されます。授乳中の女性は授乳を永遠に中止するという条件で本治験に参加できますが、治験治療中および治験終了後も授乳を再開することはできません。20. 妊娠可能な女性であり、パートナーを含め本治験期間中および治験治療終了後6ヵ月以内の期間に有効な避妊ができないかた[例:子宮内避妊具(IUD)、殺精子薬付ペッサリー*、 殺精子薬付子宮頸管キャップ*、男性用コンドーム、殺精子薬付女性用コンドーム*]。*注:殺精子薬付ペッサリー、殺精子薬付子宮頸管キャップ、殺精子薬付女性用コンドームは日本では承認されていません。 |
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問い合わせ先 | |
実施責任組織 | 日本臨床研究オペレーションズ株式会社 |
問い合わせ先組織名 | 日本臨床研究オペレーションズ株式会社 |
部署名・担当者名 | 北野 千奈 |
電話・Email | 03-6205-4165 tina.kitano@jcro.jp |
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評価&介入 | |
試験の種類 | 該当無し |
介入の目的 | 治療・ケア |
介入の詳細 | 疾患進行や許容できないAEが認められるまで、または同意が撤回されるまで、21日間の投与サイクルでCYH33を経口で1日1回連日投与する。各サイクルの間に投与中断は行わない。投与中、患者は被験薬投与について担当医師の指示に従うものとする。CYH33投与の少なくとも2時間前から投与1時間後まで患者は絶食とする。この間、水の摂取は可とする。患者が服用を忘れた(CYH33をその日の予定時刻から10時間超服用しなかった)場合は、翌日に当該用量を服用するものとする。 |
主要な評価項目・方法 | PIK3CAホットスポット変異を有する患者で、固形がん効果判定基準(RECIST)v1.1に基づきBIRCが評価する腫瘍のORR。 |
副次的な評価項目・方法 | ・PIK3CAのホットスポット変異のない患者で、BIRCが評価するORR。・PIK3CA変異の状態に応じた各コホートにおける、BIRCがRECIST v1.1(測定可能病変を有する患者)又はCA-125のGynecological Cancer Intergroup(GCIG)基準(測定可能病変のない患者のみ)に基づき判定するPFS、6ヵ月のPFS割合、DoR、TTR及びDCR。・PIK3CA変異の状態に応じた各コホートにおける、治験責任医師がRECIST v1.1(測定可能病変を有する患者)又はCA-125のGCIG基準(測定可能病変のない患者のみ)に基づき評価するORR、PFS、6ヵ月のPFS割合、TTR、DoR及びDCR*。*DCRは、RECIST v1.1又はCA-125のGCIG基準によるCR、PR及び安定(SD)の合計と定義した。・PIK3CA変異の状態に応じた各コホートにおけるOS。・PI3Kシグナル経路へ影響しうる遺伝子並びにタンパク質のバイオマーカーの末梢血測定値にみられる治療前後の変化と、これらバイオマーカーが示す臨床的有効性と様々なPIK3CA状態との関連性。 |