臨床試験情報

臨床試験ID : jRCT2031200207
情報提供元 : jRCT(Japan Registry of Clinical Trials;臨床研究実施計画・研究概要公開システム)
試験名 : 局所進行又は転移性非扁平上皮非小細胞肺癌患者及びその他の固形癌患者を対象としたBI 836880及びezabenlimabの併用療法の安全性,忍容性,薬物動態,薬力学及び有効性を検討する第Ib相,非盲検用量設定試験
試験の概要 : パート1:チェックポイント阻害薬による治療歴がない又はあり,1次治療としてのプラチナ製剤を含む化学療法による治療中又は治療後に進行が認められた,局所進行又は転移性非扁平上皮NSCLC患者における,BI 836880とBI 754091の併用療法の第II相試験推奨用量(RP2D)を決定すること。パート2:局所進行又は転移性非扁平上皮NSCLC患者及びその他の固形癌患者におけるBI 836880とBI 754091の併用療法での抗腫瘍活性を評価すること。

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 進行固形癌
試験のホームページURL

実施施設&進捗状況

試験実施施設 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
試験のフェーズ 第Ⅰ相
試験進捗状況 募集終了
公開日・最終情報更新日 2022/3/8

試験に参加できる条件

年齢・性別 問わない 男女両方
選択基準 1.スクリーニング時に成人年齢に達している患者(各国の法律に基づく。通常18歳以上)2.RECIST v 1.1に基づき正確に測定可能な少なくとも1つの脳以外の標的病変を有する(膠芽腫患者を除く)患者3.ECOG performance statusが1以下の患者(GBM患者はKarnofsky performance statusを使用)4.十分な肝・腎・骨髄機能を有する患者5.前治療の治療中又は治療後に再発/進行した新鮮腫瘍組織検体を提供することができ,その意思がある患者。新鮮生検検体が入手できない場合(例,病変にアクセスできない又は患者に安全性の問題がある),生検時からサイクル1,visit 1(C1V1)までの間に全身抗癌治療を実施していない場合に限り,C1V1の6カ月前以内に採取した保存検体を提出してもよい(コホートDを除く)。コホートE,F及びGについては,C3D1に治療期間中の新鮮生検検体を採取しなければならず,可能であれば投与前生検と同じ病変から採取する。6.治験責任(分担)医師の判断により,治験薬投与開始後の余命が3カ月以上の患者
除外基準 1.各国の規制当局が承認した複数のCPIの併用療法(例:黒色腫コホート[コホートE])を除き,治験参加前に,1種類を超えるCPIを含む治療レジメンを受けていない患者(例,抗プログラム細胞死受容体-1[PD-1],抗プログラム細胞死-1リガンド-1[PD-L1],抗PD-L2,又は抗細胞傷害性Tリンパ球関連抗原-4[抗CTLA-4]抗体)。例えば,黒色腫コホート(コホートE)2.活動性B型肝炎ウイルス(HBV)又は活動性C型肝炎ウイルス(HCV)感染者(HCCコホート[コホートF及びG]の患者を除く)3.2次治療段階のHCCコホート(コホートF)におけるソラフェニブ又はレンバチニブの使用を除き,血管新生阻害薬(例,ベバシズマブ,セジラニブ,アフリベルセプト,バンデタニブ,XL-184,スニチニブなど)の治療歴がある患者4.黒色腫以外の皮膚癌,非転移性前立腺癌,非浸潤性子宮頸癌,非浸潤性乳管・小葉癌(乳癌)を除き,既知の活動性二次性悪性腫瘍を有する患者。抗癌治療を完了し,スクリーニング前の2年間以上にわたり無病である場合,活動性悪性腫瘍の状態とはみなさない。その他の除外基準:膠芽腫コホートの除外基準:5.腫瘍が主に脳幹又は脊髄に限局している患者6.びまん性軟膜疾患又は頭蓋骨外疾患が併存する患者7.IDH遺伝子変異のある再発性膠芽腫を有することが既知の患者8.カルムスチン脳内留置用剤(ポリフェプロサン20)の治療歴がある患者9.脳内投与製剤の治療歴がある患者黒色腫コホートの除外基準:10.ぶどう膜/眼内黒色腫患者HCCコホートの除外基準(コホートF及びG):11.HBVとHCV,又はHBVとD型肝炎ウイルス(HDV)の重複感染者12.線維層状型(fibrolamellar)HCC,肉腫様HCC,又は胆道癌とHCC(併存)が既知の患者13.肝性脳症の既往がある患者14.出血がある又は出血リスクが高い,未治療又は十分に治療されていない食道静脈瘤を有する患者15.未治療の活動性B型肝炎ウイルス(HBV)感染者16.サイクル1,Day 1の4週間前以内に抗HCV治療を受けた患者

問い合わせ先

実施責任組織 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
問い合わせ先組織名 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
部署名・担当者名 クリニカルオペレーションズジャパン 渡部 愛子
電話・Email 03-6417-2770 ctinfo@boehringer-ingelheim.com

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 治療・ケア
介入の詳細 BI836880とezabenlimabを3週サイクルごとに静脈内投与
主要な評価項目・方法 推定腫瘍縮小効果として,BHMに基づく客観的奏効(OR)
副次的な評価項目・方法 ・有害事象(AE),治験薬に関連があるAE,投与期間中に用量減量又は投与中止に至った治験薬に関連があるAE。・初回投与から最初のPD,死亡又は以降の抗癌治療開始までの間の最後の評価可能な腫瘍評価,追跡不能又は同意撤回までの期間の最良総合効果(GBMコホートはRANO,その他のコホートはRECIST1.1)がCR,PR又は安定(SD)の場合と定義される病勢コントロール(DC)。・ORが認められた患者において,CR又はPR(GBMコホートはRANO,その他のコホートはRECIST1.1)が最初に記録された時点から最初のPD又は死亡までの期間と定義される客観的奏効期間(DoR)。・初回投与からPD又は死亡(原因にかかわりなく)が最初に認められた時点までの期間と定義される無増悪生存期間(PFS)(GBMコホートはRANO,その他のコホートはRECIST1.1)。・RECISTに基づく場合,ベースライン後の標的病変の径和(非リンパ節病変は長径,リンパ節病変は短径)の最小値と,同じ標的病変セットのベースライン時の径和の差と定義される腫瘍縮小効果(mm)。GBMコホートの腫瘍縮小効果は,RANO基準を使用し,すべての標的病変の2つの最大長径の積の和について,ベースライン後とベースライン時の差を計算する。・1回目及び4回目の投与サイクル後の薬物動態パラメータとして,Cmax,tmax,AUC0-504h。

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