臨床試験ID | : | jRCT2011210065 |
情報提供元 | : | jRCT(Japan Registry of Clinical Trials;臨床研究実施計画・研究概要公開システム) |
試験名 | : | ミスマッチ修復機構欠損(dMMR)の進行又は再発子宮体癌患者を対象に一次治療としてMK-3475とプラチナ製剤を含む併用化学療法を比較する無作為化、実薬対照、非盲検、第Ⅲ相試験(KEYNOTE-C93/GOG-3064/ENGOT-en15) |
試験の概要 | : | dMMRの進行又は再発子宮体癌患者に対する一次治療として、MK-3475単独療法の抗腫瘍効果及び安全性を、標準治療であるプラチナ製剤を含む併用化学療法と比較評価する。 |
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基本情報 患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください |
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対象疾患名 | 子宮体癌 |
試験のホームページURL | |
この試験の説明 |
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実施施設&進捗状況 | |
試験実施施設 | MSD株式会社、 国立大学法人 北海道大学病院、 岩手医科大学附属病院、 群馬県立がんセンター、 国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院、 埼玉医科大学国際医療センター、 慶應義塾大学病院、 国立研究開発法人 国立がん研究センター 中央病院、 独立行政法人国立病院機構 九州がんセンター、 静岡県立 静岡がんセンター、 独立行政法人国立病院機構 四国がんセンター、 学校法人 久留米大学医学部附属病院、 国立大学法人 新潟大学医歯学総合病院、 国立大学法人 愛媛大学医学部附属病院、 東京慈恵会医科大学附属病院、 公益財団法人がん研究会 有明病院 |
試験のフェーズ | 第Ⅲ相 |
試験進捗状況 | 募集中 |
公開日・最終情報更新日 | 2022/7/16 |
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試験に参加できる条件 | |
年齢・性別 | 問わない 女 |
選択基準 | ・組織学的にⅢ期、Ⅳ期又は再発の子宮体癌若しくは癌肉腫(ミュラー管混合腫瘍)であると診断され、dMMRであることが中央検査機関で確認された患者。・進行子宮体癌に対する全身療法歴がない患者。ただし、以下は許容される。1. 治験薬初回投与前2週間より前に実施した放射線療法。放射線増感剤としての化学療法の使用有無は問わない。放射線療法に関連したすべての毒性から回復しており、コルチコステロイド投与を必要とせず、放射線性肺臓炎の既往がないこと。中枢神経系以外に対する緩和的放射線療法(放射線療法の期間が2週間以下)の場合は、1週間のウォッシュアウト終了後の組入れが許容される。2. 子宮体癌の治療を目的としたホルモン療法。ただし、無作為割付けの1週間前までに投与を中止すること。・無作為割付け前7日以内に評価したEastern Cooperative Oncology Group(ECOG)Performance Statusが0又は1の患者。・妊娠しておらず、授乳中でなく、MK-3475の最終投与後120日間又は化学療法の最終投与後180日間に他人への卵子提供をしないこと及び極めて有効な避妊法を用いることに同意した妊娠可能な女性患者。・高感度の妊娠検査(尿又は血清検査)で治験薬初回投与前24時間(尿)又は72時間(血清)以内に陰性が確認された妊娠可能な女性患者。・放射線照射を受けていない腫瘍病変から採取した保存検体又は新たに採取した(コア、切開又は切除)生検検体をdMMRのステータス及び組織型の確認用に提出した患者。・B型肝炎表面(HBs)抗原陽性だが、少なくとも4週間B型肝炎ウイルス(HBV)に対する抗ウイルス治療を受けており、無作為化前にHBVウイルス量が検出されない患者。・C型肝炎ウイルス(HCV)の感染歴があるが、スクリーニング時にHCVウイルス量が検出されない患者。 |
除外基準 | ・子宮間葉性腫瘍(子宮内膜間質肉腫、子宮平滑筋肉腫、他の純粋型肉腫など)を有する患者。腺肉腫は不可とする。神経内分泌腫瘍も不可とする。・ミスマッチ修復機構保有(pMMR)の子宮体癌(組織型は問わない)である患者。・根治的な手術又は放射線療法が候補となる患者。・抗PD-1、抗PD-L1、抗PD-L2の薬剤又は他の補助刺激性若しくは共抑制性T細胞受容体(CTLA-4、OX-40、CD137等)を標的とした薬剤の治療歴を有する患者。・子宮体癌に対する全身性の抗がん治療歴(治験薬も含む)がある患者。これには、子宮体癌に対する化学療法も含まれるが、放射線増感剤としての使用は許容される。・大手術を受け、治験薬初回投与前に処置又は手術による合併症から回復していない患者。・治験薬初回投与前30日以内に生ワクチン又は弱毒生ワクチンの接種を受けた患者。不活化ワクチンであれば許容される。・子宮体癌を対象とした他の治験薬の治験に現在参加している若しくは参加したことがある、治験薬初回投与前4週間以内に子宮体癌以外を対象とした他の治験薬の治験に参加した、又は治験薬初回投与前4週間以内に治験用の医療機器を用いた患者。・免疫不全状態と診断された患者、又は治験薬初回投与前7日以内に長期全身性ステロイド療法や他の免疫抑制療法による治療を受けた患者。・過去3年以内に進行性又は治療が必要な他の悪性腫瘍を有する患者。ただし、根治的治療を受けた皮膚の基底細胞癌、皮膚の扁平上皮癌、又は上皮内癌(膀胱の上皮内癌を除く)の患者は組入れ可能である。・活動性の中枢神経系への転移又は癌性髄膜炎を有する患者。・治験薬又はその添加剤に不耐である患者。・過去2年以内に全身性の治療を要した活動性の自己免疫疾患を有する患者。・肺臓炎/間質性肺疾患を合併、若しくはステロイド投与が必要な(非感染性の)肺臓炎/間質性肺疾患の既往を有する患者。・全身性の治療を必要とする活動性の感染症を有する患者。・ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の感染歴を有する患者。・同種組織/臓器の移植歴を有する患者。 |
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問い合わせ先 | |
実施責任組織 | MSD株式会社 |
問い合わせ先組織名 | MSD株式会社 |
部署名・担当者名 | MSDJRCT 問合せ窓口 |
電話・Email | 03-6272-1957 msdjrct@merck.com |
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評価&介入 | |
試験の種類 | 該当無し |
介入の目的 | 治療・ケア |
介入の詳細 | ・MK-3475 400 mgの静脈内投与を6週間間隔(Q6W)、最大18コース(約2年)。・パクリタキセル175 mg/m2 3週間間隔(Q3W)とカルボプラチンAUC5又は6 Q3Wの併用療法を6コース(約4ヵ月)。パクリタキセルに対する重度の過敏症反応又はパクリタキセルの投与中止を要する有害事象を発現した患者では、治験依頼者と協議した上でドセタキセル(75 mg/m2 Q3W)への切替えを検討できる。カルボプラチンに対する重度の過敏症反応又はカルボプラチンの投与中止を要する有害事象を発現した患者では、治験依頼者と協議した上でシスプラチン(75 mg/m2 Q3W)への切替えを検討できる。 |
主要な評価項目・方法 | ・固形がんの治療効果判定のためのガイドラインversion 1.1(RECIST 1.1)に基づき盲検化された中央画像判定機関(BICR)が評価した無増悪生存期間(PFS)・全生存期間(OS) |
副次的な評価項目・方法 | ・RECIST 1.1に基づきBICRが評価した奏効率(ORR)・RECIST 1.1に基づきBICRが評価した病勢コントロール率(DCR)・RECIST 1.1に基づきBICRが評価した奏効期間(DOR)・RECIST 1.1に基づき治験担当医師が評価したPFS・RECIST 1.1に基づき治験担当医師が評価した次治療でのPFS(PFS2)・少なくとも1つの有害事象が発現した患者数・有害事象により治験薬投与を中止した患者数・EORTC QLQ-C30の全般的健康状態(#29)/QoL尺度(#30)のベースラインからの変化量・EORTC QLQ-C30の身体機能スコア(#1-5)のベースラインからの変化量・EORTC QLQ-C30の全般的健康状態(#29)/QoL尺度(#30)の悪化までの期間(TTD)・EORTC QLQ-C30の身体機能スコア(#1-5)のTTD |