臨床試験ID | : | jRCT1060200019 |
情報提供元 | : | jRCT(Japan Registry of Clinical Trials;臨床研究実施計画・研究概要公開システム) |
試験名 | : | 濾胞性リンパ腫におけるobinutuzumabの効果・耐性に関わる臨床分子病理学的検討 |
試験の概要 | : | obinutuzumabとbendamustineの併用療法であるGB療法はFLの初回治療として日本では2018年7月に保険承認された。しかしながらrituximabに比べてobinutuzumab化学治療では感染リスクが増加する事と、全生存率の延長が認められなかった事等から、BR療法からGB療法への移行は鈍いのが現状である。一方、GB療法でより効果が期待できるFL患者層の存在も予想され、このようなGB療法が最適な患者群の同定に生物学的予後予測因子の開発は不可欠である。本研究では日本でGB療法を初回治療として行った高腫瘍量FL患者(n=200例)の診断時、再発時の生検材料を用いて、GB療法耐性の機序の解明と生物学的バイオマーカーの開発を行う。 |
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基本情報 患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください |
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対象疾患名 | 濾胞性リンパ腫 |
試験のホームページURL |
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実施施設&進捗状況 | |
試験実施施設 | 岡山大学病院、 愛媛県立中央病院、 岡山医療センター、 岡山市立市民病院、 岡山労災病院、 金田病院、 高知医療センター、 四国がんセンター、 姫路赤十字病院、 広島市立市民病院、 癌研有明病院、 岡山赤十字病院、 公立学校共済組合 中国中央病院、 順天堂大学浦安病院、 亀田総合病院、 関西医科大学附属病院、 香川県立中央病院、 近畿大学病院、 岐阜県総合医療センター、 神戸市立医療センター中央市民病院、 市立函館病院、 近畿大学奈良病院、 PL病院、 市立岸和田市民病院、 湘南鎌倉総合病院、 医療法人菊郷会 愛育病院、 獨協医科大学 埼玉医療センター、 広島赤十字・原爆病院 |
試験のフェーズ | 該当せず |
試験進捗状況 | 募集中 |
公開日・最終情報更新日 | 2022/2/5 |
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試験に参加できる条件 | |
年齢・性別 | 20歳 ~ 男女両方 |
選択基準 | 以下の全てが満たされている患者1. 病理学的診断によって、CD20抗原陽性が確認されている濾胞性リンパ腫(Grade 1、2、3A のいずれか)。2. 20歳以上の成人患者。3. 初回治療としてGB療法が開始されている。4. 本研究の参加について患者本人から文書でインフォームド・コンセントが得られている。 |
除外基準 | 研究参加拒否の意思を示した患者 |
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問い合わせ先 | |
実施責任組織 | 岡山大学病院 |
問い合わせ先組織名 | 岡山大学病院 |
部署名・担当者名 | ゲノム医療総合推進センター 遠西 大輔 |
電話・Email | 086-235-7414 daisukeennishi@okayama-u.ac.jp |
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評価&介入 | |
試験の種類 | 該当無し |
介入の目的 | 該当無し |
介入の詳細 | |
主要な評価項目・方法 | POD24発生割合 |
副次的な評価項目・方法 | 1) 2年無増悪生存割合2) Induction終了時での全奏効割合(ORR)3) 3年生存割合4) POD24群における3年生存割合 |