臨床試験ID | : | jRCT1042200060 |
情報提供元 | : | jRCT(Japan Registry of Clinical Trials;臨床研究実施計画・研究概要公開システム) |
試験名 | : | 胸腔鏡下肺手術におけるLMAプロシールと気管支ブロッカーによる麻酔管理の有用性について:ランダム化比較試験 |
試験の概要 | : | 全身麻酔下に肺手術を受ける患者において、LMAプロシールと気管支ブロッカーによる術中気道管理はダブルルーメンチューブと比較して術後の嗄声と咽頭痛を減少させ、気道管理の確実性は同等である、という仮説を検証する。 |
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基本情報 患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください |
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対象疾患名 | 肺腫瘍 |
試験のホームページURL |
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実施施設&進捗状況 | |
試験実施施設 | 名古屋市立大学病院 |
試験のフェーズ | 第Ⅲ相 |
試験進捗状況 | 募集中 |
公開日・最終情報更新日 | 2022/3/18 |
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試験に参加できる条件 | |
年齢・性別 | 20歳 ~ 男女両方 |
選択基準 | (1) 臨床病期 I 期の肺癌に対して胸腔鏡下肺切除術(ロボット支援手術を含む)を全身麻酔で受ける患者(2) ASA PS(American Society of Anesthesiologists Physical Status) 1〜3の患者(3) ご本人から文書による同意が得られた患者 |
除外基準 | (1) 緊急手術を受ける患者(2) 気管切開後の患者(3) 術前に気管挿管されている患者(4) 手術側の胸腔内手術の既往がある患者(5) 手術側の胸腔内病変の既往があり、癒着が予想される患者(6) 気管支や血管への腫瘍浸潤が予想される患者(7) 気管気管支など通常の分離肺換気が困難となる解剖学的異常がある患者(8) 左右主気管支に手術が及ぶなど通常の分離肺換気では管理できない術式を受ける患者(9) 気道確保困難が予想される患者(10) 高度の閉塞性換気障害(1秒率が50%未満)の患者(11) 使用予定薬剤にアレルギーがある患者(12) 術前に明らかな嗄声や咽頭痛がある患者(13) 認知症や脳血管障害後遺症等により術後の意思疎通が困難と予想される患者(14) その他研究グループにより的確でないと判断された患者 |
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問い合わせ先 | |
実施責任組織 | 名古屋市立大学病院 |
問い合わせ先組織名 | 名古屋市立大学病院 |
部署名・担当者名 | 麻酔科 中西 俊之 |
電話・Email | 052-853-8281 nakanishi.anest@gmail.com |
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評価&介入 | |
試験の種類 | 該当無し |
介入の目的 | 治療・ケア |
介入の詳細 | A群:LMAプロシールと気管支ブロッカーを用いて気道管理を行うB群:ダブルルーメンチューブを用いて気道管理を行う |
主要な評価項目・方法 | 術後1、2、3日目の嗄声発生率 |
副次的な評価項目・方法 | PACU退室時の嗄声・咽頭痛の発生率術後1, 2, 3日目の咽頭痛発生率術後1日目のVASを用いた咽頭痛の程度肺虚脱までにかかる時間手術視野・肺虚脱の質気道確保にかかる時間術中呼吸管理トラブル(手術の中断、低酸素血症、高二酸化炭素血症、意図しない術側肺膨張、換気困難など)の発生率肺炎、エアリークの有無、胸腔ドレーン挿入日数、予期しないICU入室、気道損傷(歯牙、口腔内、声帯、気管、気管支の出血や損傷)、その他周術期に発生した合併症の発生率 |