臨床試験情報

臨床試験ID : jRCT1011220040
情報提供元 : jRCT(Japan Registry of Clinical Trials;臨床研究実施計画・研究概要公開システム)
試験名 : 静脈麻酔中の吸入麻酔薬投与が運動誘発電位(MEP)に与える影響:クロスオーバー試験
試験の概要 : 脳神経外科手術では、術後の運動機能を維持するために、運動誘発電位(MEP)モニタリングが実施される。MEPモニタリング中は、MEP波形に影響が少ない静脈麻酔薬プロポフォールでの麻酔維持が必要となるが、鎮静作用に個人差があるプロポフォールでは長時間麻酔中に予期せぬ体動を生じることがある。一方、吸入麻酔薬セボフルランは個人差が非常に少ないという利点があり、セボフルランの併用によって、予期せぬ体動を予防できるのではないかとわれわれは考えている。まず、本研究では、MEPモニタリングのためのプロポフォールでの麻酔維持中に少量の吸入麻酔薬セボフルランを併用することで、MEP波形の陽性率がどのように変化するか検証することを目的とする。

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 脳腫瘍、脳血管疾患
試験のホームページURL

実施施設&進捗状況

試験実施施設 札幌医科大学附属病院
試験のフェーズ 該当せず
試験進捗状況 準備中
公開日・最終情報更新日 2023/3/21

試験に参加できる条件

年齢・性別 20歳 ~ 男女両方
選択基準 全身麻酔下でMEPモニタリングを実施する脳神経外科手術を受けられる患者
除外基準 MEPモニタリングが正常に施行できない患者

問い合わせ先

実施責任組織 札幌医科大学附属病院
問い合わせ先組織名 札幌医科大学附属病院
部署名・担当者名 麻酔科学講座 茶木 友浩
電話・Email 011-611-2111 chakitomohiro0728@yahoo.co.jp

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 治療・ケア
介入の詳細 全身麻酔を行い、MEPを設置後、プロポフォールによる静脈麻酔に加えて、0.2MACおよび0.5MACのセボフルランを10分間吸入させ、MEP波形を記録する。
主要な評価項目・方法 MEP波形の陽性率(振幅>150 mcV)
副次的な評価項目・方法 MEP波形の振幅、MEP波形の潜時、循環動態(血圧、心拍数)、BIS値

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