臨床試験情報

臨床試験ID : jRCT1011210036
情報提供元 : jRCT(Japan Registry of Clinical Trials;臨床研究実施計画・研究概要公開システム)
試験名 : 上腹部開腹手術における亜酸化窒素吸入の術後シバリング予防効果に関する検証:二重盲検ランダム化比較試験
試験の概要 : 開腹手術は環境温の影響を強く受け、術後シバリングの原因となる。シバリングは酸素消費量を増大させて虚血性心疾患などを誘発する可能性があり、シバリングを避けた麻酔管理が望まれる。NMDA受容体拮抗作用を有する亜酸化窒素にもシバリング予防効果があると考えた。本研究では、上腹部開腹手術を受ける患者さんを対象として、亜酸化窒素のシバリング予防効果に関する検証を行うことを目的とする。

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 膵腫瘍、肝腫瘍
試験のホームページURL

実施施設&進捗状況

試験実施施設 札幌医科大学附属病院
試験のフェーズ 該当せず
試験進捗状況 募集中
公開日・最終情報更新日 2021/10/5

試験に参加できる条件

年齢・性別 問わない 男女両方
選択基準 ・硬膜外麻酔併用全身麻酔を受けられる患者さん・膵切除術(膵頭十二指腸切除術、膵体尾部切除術)または肝切除術を受けられる患者さん
除外基準 ・硬膜外麻酔の施行が不可能な患者さん・中枢温または末梢温センサーの使用が困難な患者さん

問い合わせ先

実施責任組織 札幌医科大学附属病院
問い合わせ先組織名 札幌医科大学附属病院
部署名・担当者名 麻酔科学講座 茶木 友浩
電話・Email 011-611-2111 chakitomohiro0728@yahoo.co.jp

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 予防・検診・検査
介入の詳細 閉創開始の時点から麻酔薬投与終了5分前まで亜酸化窒素50%の吸入を行う。
主要な評価項目・方法 覚醒直後から覚醒30分後までのシバリング発生率
副次的な評価項目・方法 ・シバリング重症度・覚醒から30分間の心拍数、血圧、経皮的酸素飽和度、Perfusion index・術後24時間の有害事象発生率

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