臨床試験ID | : | UMIN000049767 |
情報提供元 | : | 大学病院医療情報ネットワーク研究センター |
試験名 | : | 光バイオプシー技術(ラマン分光法)を用いたヒト消化管における腸管壁内神経叢分布の解析 |
試験の概要 | : | 食道から胃、小腸、大腸と腸管全体の壁内に網目状のネットワークを張りめぐらす腸管神経系は、腸管蠕動や粘液分泌、血流調節に欠かせない自立神経系であり、縦走筋と輪走筋との間に位置する筋層間神経叢(Auerbach神経叢)と粘膜下組織に位置する粘膜下神経叢(Meissner神経叢)からなる。ヒトの消化管での詳細な腸管神経叢の分布が分かれば、その分布を基にした手術の術式(切除腸管の範囲)を考慮することができる可能性がある。また、ヒルシュスプルング病などの腸管壁内神経叢の先天的欠如が原因となる消化管機能異常疾患の診断にも応用できる可能性がある。 近年、物質に光を照射した際の分子の振動情報により分子構造を解析するラマン分光法が生体内でのリアルタイムモニタリングとして応用されており、悪性腫瘍において術中迅速病理診断に代わる新たな診断方法(光バイオプシー)として注目されている。 本研究の目的は、ラマン分光法による腸管壁内神経叢の非侵襲的かつリアルタイムな可視化を行うための新規光診断技術の実現である。 |
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基本情報 患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください |
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対象疾患名 | 消化器癌 炎症性腸疾患 ヒルシュスプルング病 |
試験のホームページURL |
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実施施設&進捗状況 | |
試験実施施設 | |
試験のフェーズ | 該当せず |
試験進捗状況 | 開始前 |
公開日・最終情報更新日 | 2022/12/13 |
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試験に参加できる条件 | |
年齢・性別 | 問わない 男女両方 |
選択基準 | 消化管手術を行う患者 |
除外基準 | 緊急手術を行う患者 |
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問い合わせ先 | |
実施責任組織 | |
問い合わせ先組織名 | 大分大学医学部 |
部署名・担当者名 | 消化器・小児外科学講座 小川 |
電話・Email | 097-586-5843 katsu-ogawa@oita-u.ac.jp |
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評価&介入 | |
試験の種類 | 該当無し |
介入の目的 | 該当無し |
介入の詳細 | |
主要な評価項目・方法 | ラマン分光法による腸管壁内神経叢の同定 |
副次的な評価項目・方法 |