臨床試験情報

臨床試験ID : UMIN000048170
情報提供元 : 大学病院医療情報ネットワーク研究センター
試験名 : 消化器外科手術における筋膜閉鎖に使用される縫合糸の素材の違いに伴う創感染、腹壁瘢痕ヘルニアの発生率についての検討
試験の概要 : 開腹手術、腹腔鏡手術における開腹創の筋膜閉創時における非吸収糸、吸収糸での術後創感染、腹壁瘢痕ヘルニアの発生率の比較を行う

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 3cm以上の開腹創を伴う待機手術を必要とする消化器系悪性疾患
試験のホームページURL

実施施設&進捗状況

試験実施施設
試験のフェーズ 該当せず
試験進捗状況 一般募集中
公開日・最終情報更新日 2022/12/27

試験に参加できる条件

年齢・性別 問わない 男女両方
選択基準 以下の適格基準をすべて満たす症例を適格とする。 ① 消化器系悪性疾患または良性疾患で3cm以上の開腹創を伴う待機開腹手術を受ける患者 ② Performance Statusが0-1の耐術可能な症例。 ③ 妊娠中でない、術前に腹壁瘢痕ヘルニアがない症例。 ④ 緊急手術でない症例 ⑤ 術前に明らかな腹膜播種、傍大動脈リンパ節転移、多臓器転移を伴わない症例。 ⑥ 登録前30日以内の主要臓器機能について以下の基準を満たしている症例。 (ア)骨髄機能: 白血球:≧3,000 /mm3, 好中球:≧1,500 /mm3 (イ)腎機能: 血清クレアチニン:≦施設正常上限(ULN)の2倍 ⑦ 同意取得時の年齢が満20歳以上であること。 ⑧ 被手術者本人に説明文書を用いた説明を行い、本人から文書による同意が得られていること。
除外基準 以下のいずれかに該当する症例を除外する。 ① 術前診断で明らかな腹膜播種、多臓器転移、傍大動脈リンパ節転移を認める症例。 ② 登録時に症状を有する、あるいは何らかの治療を行っている心疾患を有する症例。または、登録前1年以内に心筋梗塞の既往がある症例。 ③ 同時性重複癌または無病期間が5年以内の異時性重複癌を有する症例。ただし、治療で治癒が見込める早期癌を合併する症例は登録可能である。 ④ 高度の間質性肺炎、あるいは肺線維症を有する症例。 ⑤ 重篤な感染症を有する症例。 ⑥ 重篤な合併症(腎不全、肝不全、薬剤でコントロール不能な高血圧など)を有する症例。

問い合わせ先

実施責任組織
問い合わせ先組織名 国際医療福祉大学医学部
部署名・担当者名 消化器外科教室 島田
電話・Email 0476-35-5600 ashimada@g.iuhw.ac.jp

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 治療・ケア
介入の詳細 腹壁を1-0モノフィラメントナイロンの結節縫合にて閉創。
主要な評価項目・方法 入院中または術後1ヶ月以内の創感染発生率
副次的な評価項目・方法 術後2年以内の腹壁瘢痕ヘルニアの発生率

よりよい情報提供を行うために、ご協力をお願いいたします。

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