臨床試験ID | : | UMIN000047874 |
情報提供元 | : | 大学病院医療情報ネットワーク研究センター |
試験名 | : | 肝臓切除術における急性腎障害と術中輸液製剤の関連性の検討 |
試験の概要 | : | 肝臓手術では術中輸液量を制限することで中心静脈圧を低下させ、肝臓切断面からの出血を減少させることができる。Hydroxyethyl starch製剤(以下HES)を使用することで輸液量を制限しつつ膠質浸透圧を維持することが可能となり、出血を抑えることが予想される。一方でHESは敗血症患者に対する急性腎障害(以下AKI)の発症が指摘されているが、予定手術患者に使用した際の術後AKIの発症率に関しては明らかでない。術後AKIの発症率が約20%と比較的高い肝臓手術においてHESを利用し、AKIの発症率を検討する。 |
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基本情報 患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください |
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対象疾患名 | 肝臓腫瘍 |
試験のホームページURL |
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実施施設&進捗状況 | |
試験実施施設 | |
試験のフェーズ | 該当せず |
試験進捗状況 | 一般募集中 |
公開日・最終情報更新日 | 2022/05/27 |
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試験に参加できる条件 | |
年齢・性別 | 20歳 ~ 男女両方 |
選択基準 | 当院にて入院加療中の肝臓切除手術を予定されている患者。登録時の年齢が20歳以上である。研究参加について、研究対象者本人から文書による同意が得られている。 |
除外基準 | HES製剤の投与が禁忌となる患者。研究責任者又は担当医師が本研究を安全に実施するのに不適当と判断した研究対象者。 |
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問い合わせ先 | |
実施責任組織 | 大阪医科薬科大学病院 |
問い合わせ先組織名 | 大阪医科薬科大学病院 |
部署名・担当者名 | 麻酔科学教室 |
電話・Email | 072-683-1221 hiroyuki.yamazaki@ompu.ac.jp |
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評価&介入 | |
試験の種類 | 該当無し |
介入の目的 | 治療・ケア |
介入の詳細 | 術中輸液管理を重炭酸リンゲル液単剤で行う。輸血はHb8.0g/dL以下もしくはHt25%以下で行う術中輸液管理をHES単剤で行う。輸血はHb8.0g/dL以下もしくはHt25%以下で行う |
主要な評価項目・方法 | 急性腎障害術後合併症 |
副次的な評価項目・方法 |