臨床試験ID | : | UMIN000046560 |
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情報提供元 | : | 大学病院医療情報ネットワーク研究センター | |
試験名 | : | ロボット支援下前立腺全摘術患者に対する超音波を利用した骨盤底筋訓練指導による尿失禁への効果 | |
試験の概要 | : | 従来のパンフレットによる骨盤底筋訓練指導群と、パンフレット+超音波による指導群で尿失禁率などの比較を行い、腹部超音波検査による指導の効果を明らかにする。 |
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基本情報 患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください |
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対象疾患名 | 前立腺癌 |
試験のホームページURL |
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実施施設&進捗状況 | |
試験実施施設 | |
試験のフェーズ | 該当せず |
試験進捗状況 | 一般募集中 |
公開日・最終情報更新日 | 2022/01/06 |
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試験に参加できる条件 | |
年齢・性別 | 20歳 ~ 男 |
選択基準 | 以下の基準をすべて満たす患者を対象とする。 ①ロボット支援下前立腺全摘除術患者 ②年齢:同意取得時において、年齢が50歳以上 ③性別:男性 ④入院/外来:入院および外来の方 ⑤本研究への参加にあたり十分な説明を受けた後、十分な理解の上、患者本人の自由意思による文書同意が得られた患者 |
除外基準 | ①認知機能低下があり、研究責任者及び研究分担者が対象者として不適当と判断した患者、および指導内容が理解できず、自己にて骨盤底筋訓練を実施できない患者は除外する。 ②その他、研究責任者が研究対象者として不適当と判断した患者 ③術後に併用禁止薬、併用除外薬の服用を継続する患者。 併用禁止薬:尿失禁量を減少させうる可能性がある薬剤 ・腹圧性尿失禁治療薬:スピロペント錠 ・過活動膀胱治療薬:べシケア錠、トビエース錠、ステーブラ錠、バップフォー錠、 ベオーバ錠、ベタニス錠 併用除外薬:尿失禁量を減少させうる可能性がある薬剤 ・その他抗コリン作用の薬剤 |
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問い合わせ先 | |
実施責任組織 | 福井大学医学部附属病院 |
問い合わせ先組織名 | 福井大学医学部附属病院 |
部署名・担当者名 | 看護部 平井 |
電話・Email | 0776-61-3111 isseihri@u-fukui.ac.jp |
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評価&介入 | |
試験の種類 | 該当無し |
介入の目的 | 教育・カウンセリング・トレーニング |
介入の詳細 | 対象は、ロボット支援下で前立腺全摘除術を受ける患者で、従来のパンフレットによる骨盤底筋訓練+腹部超音波検査による指導群50名。調査内容は、1日の尿量と尿回数、おむつ内尿失禁量、尿失禁率ならびに訓練実施状況や効果についてのアンケートとする。※割り付け方法:研究に参加同意を得た後に、順で、神経温存の有無を確認する。神経温存群の中で、参加同意を得た順に、年代を10代ごとに区分し、奇数番を腹部超音波検査群に分ける。神経非温存群も同様に、参加同意を得た順に、年代を10代ごとに区分し、奇数番を腹部超音波検査群に分ける。術前術後に、パンフレットと腹部超音波検査を用いて骨盤底筋訓練を指導する。尿道留置カテーテル抜去翌日より毎日1日の尿量と尿回数、おむつ内尿失禁量をカルテから情報収集する。1日の尿量とおむつ内尿失禁量から尿失禁率を求める。また尿道留置カテーテル抜去翌日から退院までの間に、アンケート調査を1回行う。退院1カ月、3カ月、6カ月後の外来受診時に、研究メンバーが排尿日誌から1日の尿量と尿回数、おむつ内の尿失禁量を情報収集する。1日の尿量とおむつ内尿失禁量から尿失禁率を求める。アンケートの記入を依頼する。 |
主要な評価項目・方法 | 入院中と術後1・3・6か月の尿失禁率 |
副次的な評価項目・方法 | ①超音波エコー検査に対する負担感の程度。②訓練は尿失禁の改善に効果があると思うか(アンケート)。③効果的な方法で訓練が行えているかどうか(アンケート)。④退院後の骨盤底筋訓練実施状況(アンケート)。⑤尿失禁の程度をどのように感じているか(アンケート)。⑥神経温存群での尿失禁率。⑦神経非温存群での尿失禁率 |