臨床試験情報

臨床試験ID : UMIN000045753
情報提供元 : 大学病院医療情報ネットワーク研究センター
試験名 : スネアループを使用した経尿道的膀胱腫瘍一塊切除術の検討
試験の概要 : 膀胱腫瘍に対しては経尿道的膀胱腫瘍切除術(Transurethral Resection of Bladder Tumor: TURBT)が標準治療である。多くの場合ループ型電極を用いて腫瘍切除されるが、腫瘍片が断片化してしまい病理評価が難渋するという問題がある。今回我々はその問題点を解決する方法としてスネアを用いた経尿道的膀胱腫瘍一塊切除の有効性を検討する。

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 膀胱腫瘍
試験のホームページURL

実施施設&進捗状況

試験実施施設
試験のフェーズ 該当せず
試験進捗状況 一般募集中
公開日・最終情報更新日 2023/04/17

試験に参加できる条件

年齢・性別 20歳 ~ 男女両方
選択基準 1)20歳以上 2)ECOG Performance Status 0-2 3)他に活動性の重複癌(血液悪性腫瘍を含む)がない。 4)本人に病名・病態の告知がなされており、かつ本人または代諾者に同意能力がある上で、本研究の参加に関して本人または代諾者から文書による同意が得られている。 5)腫瘍根部経10mm以下且つ膀胱内腫瘍3個以下。 6)術前検査にて中、高リスクが疑われ、診断目的でランダム生検が予定されている。 7)膀胱内腫瘍なくても尿細胞診陽性の症例で、診断目的でランダム生検が予定されている。 1)から4)をすべて満たし、且つ5)から7)のいずれかを満たすことを登録基準とする。
除外基準 1)コントロール不良な感染症(活動性の結核を含む)を有する患者。 2) 重篤な合併症(悪性高血圧、重症のうっ血性心不全、重症の冠不全、3か月以内の心筋梗塞、末期肝硬変、コントロール不良な糖尿病、重症の肺線維症、活動性の間質性肺炎等)を有する患者。 3) 疾患や治療等により免疫不全状態にある患者 4) 重症の精神障害を有する患者。 5) 他の臨床研究(治験を含む)に参加している患者。 6) 妊娠、授乳婦である患者。 7) その他、医学的、心理学的または他の要因により研究責任医師または研究分担医師が不適当と判断した患者。

問い合わせ先

実施責任組織 東京慈恵会医科大学附属柏病院
問い合わせ先組織名 東京慈恵会医科大学附属柏病院
部署名・担当者名 泌尿器科 松川
電話・Email 04-7164-1111 a.matsu.audi1055g@gmail.com

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 治療・ケア
介入の詳細 対象患者に対してスネアを用いた腫瘍切除を行う。また、適応条件を満たす、ランダム生検が推奨される患者に対してESR生検、cold cup生検、TUR生検を行う。
主要な評価項目・方法 ESRBT検体の病理学的評価
副次的な評価項目・方法 有害事象出現率、手術時間、筋層採取率、組織の熱変性または挫滅の程度

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