臨床試験ID | : | UMIN000044967 |
情報提供元 | : | 大学病院医療情報ネットワーク研究センター |
試験名 | : | ロボット腹腔鏡下根治的前立腺摘除術におけるOxygen Reserve Indexによる呼吸管理の最適化 |
試験の概要 | : | ロボット腹腔鏡下根治的前立腺摘除術において、ORIを指標として呼吸管理を行うことによって過剰な酸素化状態を避けることができるかを検討する |
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基本情報 患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください |
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対象疾患名 | 前立腺がん |
試験のホームページURL |
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実施施設&進捗状況 | |
試験実施施設 | |
試験のフェーズ | 該当せず |
試験進捗状況 | 限定募集中 |
公開日・最終情報更新日 | 2021/07/29 |
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試験に参加できる条件 | |
年齢・性別 | 20歳 ~ 男 |
選択基準 | 研究参加に関して文書による同意が得られた者 American Society of Anesthesiologist(ASA)分類のRisk1あるいは2の前立腺がんの患者 全身麻酔下にロボット腹腔鏡下根治的前立腺摘除術(RARP)を受ける患者 |
除外基準 | 脳血管疾患(脳虚血疾患および脳動脈瘤等) の既往歴があるもの 間質性肺炎の既往歴のあるもの 気道感染あるいは気胸のあるもの 閉塞性肺障害(呼吸機能検査で一秒率70%未満)のもの(※) 拘束性肺障害(呼吸機能検査で%肺活量80%未満)のもの(※) 中等度以上の弁逆流症(TR,MR,AR)を有するもの 緑内障の既往歴があるもの 認知症あるいは認知症を疑われているのもの BMI 35以上のもの 粘着テープに対し過敏症のあるもの 研究責任者が研究への組み入れを不適切と判断したもの |
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問い合わせ先 | |
実施責任組織 | 東京医科大学病院 |
問い合わせ先組織名 | 東京医科大学病院 |
部署名・担当者名 | 麻酔科学分野 崔 |
電話・Email | 0333426111 m06046ys@tokyo-med.ac.jp |
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評価&介入 | |
試験の種類 | 該当無し |
介入の目的 | 予防・検診・検査 |
介入の詳細 | 患者確認後、患者の指にマシモRD rainbow SET-2センサシリーズ、SpO2センサを貼付する。 患者の額にO3センサを貼付し、麻酔導入前にO3センサ貼付してから少なくとも1分後にrSO2を測定する。 麻酔導入終了後、 FiO2を40%に下げ、初期設定としてPEEPを 5 mmHgとする。 手術中に以下の5回、動脈血ガス分析を行う (手術開始後~気腹開始前、頭低位30分後、頭低位1時間後、頭低位2時間後、気腹終了後) ORI群では手術中ORI 0.01~0.1となるように調節を行う。ORIが0.00の場合は30mmHg 30秒間加圧を行い、それでもORIが0.00の場合はFiO2を上げる。 ORIが0.1を超える場合は0.1以下になるようFiO2を下げる。 |
主要な評価項目・方法 | 手術中にPaO2が120mmHg未満を維持できた症例の割合 |
副次的な評価項目・方法 |