臨床試験情報

臨床試験ID : UMIN000044132
情報提供元 : 大学病院医療情報ネットワーク研究センター
試験名 : 大腸癌患者に対する修正MCTケトン食と標準治療併用療法の安全性に関する調査
試験の概要 : 大腸がんに対する現在の標準治療を遂行する患者を対象に、併用療法として行う修正MCTケトン食療法の安全性を調査するのが目的である。

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 大腸がん
試験のホームページURL

実施施設&進捗状況

試験実施施設
試験のフェーズ 第Ⅱ相
試験進捗状況 限定募集中
公開日・最終情報更新日 2021/05/07

試験に参加できる条件

年齢・性別 問わない 男女両方
選択基準 日本乳がん学会から発表されている乳癌診療ガイドラインに則った標準治療を行う症例
除外基準 1.最近3カ月で5%以上の体重減少を認める。2.高度進行例(除外例)肝転移があり、肝機能の悪化や黄疸、腹水がある場合。(除外例)肺転移があり、胸水や呼吸苦などの臨床症状がある場合。★ただし、骨転移、脳転移はあっても除外しない。3.イレウスの既往や腹膜播種がある。

問い合わせ先

実施責任組織 東邦大学医療センター大森病院
問い合わせ先組織名 東邦大学医療センター大森病院
部署名・担当者名 栄養治療センター
電話・Email 0337624151 washi@med.toho-u.ac.jp

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 治療・ケア
介入の詳細 1、栄養指導月1回、外来で30分栄養指導を行う。外来栄養食事指導料として、月1回算定可能。修正MCTケトン食は、1日2〜3食で、管理栄養士の監修で作成されてレシピを参考に、以下のルールを守って各自で調理を作るか、スーパーマーケットまたはインターネットで低糖質食品を入手する。食事購入資金は患者負担とする。なお、料理のレシピは、臨床研究開始時に配布する。食事摂取の7つのルール1. 摂取エネルギーは、体重当たり35〜40kcalを目標とする。2. たんぱく質を豊富に含む食品(肉・魚・卵、大豆製品)を、体重当たり1.6〜2.0g摂取する。3. EPAを1日4g以上摂取する。4. 糖質は、1日体重当たり25g以下(体重50㎏の場合)に控える。5. 中鎖脂肪酸は、MCTオイルに換算して1日60〜100g摂取する。6. 食事のウエイトは、朝:昼:夕=4:10:6で、寝る前に空腹感が出るように調整する。7. ケトン比は、1.4〜1.6:1を目標とする。実施期間の目安と食事内容(下記A、B参照)1. はじめの3カ月:スーパーケトジェニック。2. 3か月〜1年まで:スーパーケトジェニックを中心に、ケトン食を継続。3.上記研究期間を越えたあとは、ケトジェニック、セミケトジェニックを継続するように指導する。A: 糖質制限のレベル1.セミケトジェニックケトン比 脂質:糖質+蛋白質=1:1糖質摂取量 80g/日 以下脂質摂取量 亜麻仁油30g/日、MCTオイル80㎎/日(脂質合計110g)2.ケトジェニックケトン比 脂質:糖質+蛋白質=1.4:1糖質摂取量 40g/日 以下脂質摂取量 亜麻仁油30g/日、MCTオイル80㎎/日(脂質合計110g)3.スーパーケトジェニックケトン比 脂質:糖質+蛋白質=1.6:1糖質摂取量 20g/日 以下脂質摂取量 亜麻仁油30g/日、MCTオイル100㎎/日(脂質合計130g)
主要な評価項目・方法 A) 安全性a. 予測される危険性または有害事象脂質やタンパク質を多く含んでいるため、もともと消化不良のある方や牛乳や大豆にアレルギーのある患者では、下痢やアレルギー症状が出る可能性がある。しかし、脂質は植物性油を多く含んでいるので、取りすぎによる悪影響は少ないと考えられる。b. ケトン食の合併症脱水、症候性低血糖、過剰なケトーシス、消化器症状*、感染症**、脂質異常症*、高尿酸血症、低蛋白血症*、低マグネシウム血症*、反復性低ナトリウム血症、遷延性代謝性アシドーシス*、肝機能障害、急性膵炎**、基底核障害・不随意運動*、体重減少・体重増加、骨量減少*、骨折、腎結石、凝固機能異常、鉄欠乏性貧血、溶血性貧血*、二次性低カルニチン血症、亜鉛・銅欠乏、心筋症**、QT延長症候群**。*ケトン食療法中止の報告がある合併症、**死亡例の報告がある合併症B) 栄養状態(体重、In Bodyを用いた身体組成解析(BIA)、血清アルブミン、血清コリンエステラーゼ、血清トランスサイレチン、CRP)、QOLスコア(EORTCQLQ-CR38日本語版、POMS2日本語版)
副次的な評価項目・方法 奏効率、病態コントロール率、手術移行率、腫瘍マーカーの推移(血清抗p53抗体価も含む)、診療範囲でのPETScan、希望者については病院外でのFreeStyleリブレを用いた血糖、ケトン体測定の指導を行う。また、可能な症例について血清と尿中のケトン体、尿中8-OHdGを測定する。

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