臨床試験ID | : | UMIN000044015 |
情報提供元 | : | 大学病院医療情報ネットワーク研究センター |
試験名 | : | 術中体位変換がCentral Venous Pressure(CVP)とStroke Volume Variation(SVV)に与える影響について(探索的臨床試験) |
試験の概要 | : | 肝切除術中に行う体位変換によるCVP値とSVV値の変動に関する影響度(CVP値とSVV値の変化率の相関の有無)を明らかにすることにより、CVPの代替指標としてSVVを用いることが可能か、体位変換によるCVPの変動幅をSVVから予測することが可能かを明らかにする。 |
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基本情報 患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください |
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対象疾患名 | 肝切除術施行疾患 |
試験のホームページURL |
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実施施設&進捗状況 | |
試験実施施設 | |
試験のフェーズ | 該当せず |
試験進捗状況 | 一般募集中 |
公開日・最終情報更新日 | 2021/05/17 |
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試験に参加できる条件 | |
年齢・性別 | 20歳 ~ 男女両方 |
選択基準 | 1: 定時手術として肝切除が実施される患者を対象とする(年齢、性別、対象疾患、前治療の有無による規定は設けない)2:手術に際し、CVP測定が可能な中心静脈カテーテルが挿入・留置されており、動脈留置カテーテルにFlo TracTMセンサー(Edward Life-sciences, Irvine, CA)が接続されSVV算出が可能な症例3:同意取得時において年齢が20歳以上の患者4:本試験参加にあたり十分な説明を受け十分な理解の上、患者本人の自由意思による文書同意が得られた患者 |
除外基準 | 1:麻酔導入時に循環動態が不安定な患者(shock index >1)2:重度大動脈弁閉鎖不全症、心房細動を有する患者(Flo TracTMセンサーによる解析結果が不安定となるため)3:その他、試験責任(分担)医師が被験者として不適当と判断した患者[設定根拠]1〜3有効性評価への影響・安全性への配慮のため |
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問い合わせ先 | |
実施責任組織 | 聖マリアンナ医科大学病院 |
問い合わせ先組織名 | 聖マリアンナ医科大学病院 |
部署名・担当者名 | 消化器・一般外科 |
電話・Email | 044-977-8111 akiyoshi.masuda@marianna-u.ac.jp |
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評価&介入 | |
試験の種類 | 該当無し |
介入の目的 | 治療・ケア |
介入の詳細 | 肝切除術中の体位変換 |
主要な評価項目・方法 | 0度を基準値として、5度、10度の術中体位変換によるCVP値とSVVの変化率の相関を、線形回帰分析を用いて評価する。 |
副次的な評価項目・方法 | SVV値が体位変換により大きな変動を示さない場合はSVV固有値におけるCVP変化率の推定と、CVP・SVVの体位変換による変動に影響を与える要因の特定とを副次的評価項目として検証する。統計解析方法は、SVV固有値におけるCVP変化率の推定に関しては症例毎のSVV値におけるCVP変化率を求め、線形回帰分析を行いて評価し、CVP・SVVの体位変換による変動に影響を与える要因の特定は、術前情報あるいは術中取得しえた情報を説明変数とした多変量解析を行い評価する。 |