臨床試験情報

臨床試験ID : UMIN000043900
情報提供元 : 大学病院医療情報ネットワーク研究センター
試験名 : 革新的脳組織生検術「ボーリングバイオプシー」の確立、普及促進
試験の概要 : 低侵襲治療が推奨される現代の医療において、脳腫瘍に対する薬物治療や放射線治療が進歩を遂げ、組織診断に対応したテーラーメード治療が推奨される今、脳生検術の果たす役割は極めて大きい。我々は、正常脳皮質から病変の中心部までを円柱状の連続検体として採取する、従来の脳生検方法とは全く異なる新しい術式「ボーリングバイオプシー」を考案し、医工連携体制により本手術に必須のボーリングバイオプシーニードルの開発し医療機器として製品化に成功したが、未だ臨床的に確立した手術には至っていない。本研究は、ボーリングバイオプシーを脳腫瘍治療の一般的な術式として確立させ、普及させることを目的とした研究である。

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 脳腫瘍
試験のホームページURL

実施施設&進捗状況

試験実施施設
試験のフェーズ 該当せず
試験進捗状況 一般募集中
公開日・最終情報更新日 2021/04/12

試験に参加できる条件

年齢・性別 問わない 男女両方
選択基準 ① 病理診断が必要な脳病変を有する16歳以上で、ボーリングバイオプシーが適していると判断されたのすべての患者 ② 本研究への参加にあたり十分な説明を受けた後、患者本人又は代諾者の自由意思に基づき文書による同意が得られた患者
除外基準 ① 研究責任者が被験者として不適当と判断した患者 ② ニッケルチタン合金に過敏症あるいはアレルギーのある患者

問い合わせ先

実施責任組織 信州大学
問い合わせ先組織名 信州大学
部署名・担当者名 脳神経外科 荻原
電話・Email 0263372690 togiwara@shinshu-u.ac.jp

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 治療・ケア
介入の詳細 2021年4月7日~2024年3月31日にボーリングバイオプシーによる脳組織生検術を行った患者 
主要な評価項目・方法 ボーリングバイオプシー法で得られた検体の組織学的評価。臨床情報(問診や診察所見、疾患名、処置・手術・投薬等の治療内容、放射線画像、血液検査・生理検査・尿検査など各種検査データや臨床評価指標など)と本法で採取された病理組織検体(パラフィン包埋検体や凍結検体など)を収集し、組織像を評価する。
副次的な評価項目・方法

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