臨床試験ID | : | UMIN000042785 |
情報提供元 | : | 大学病院医療情報ネットワーク研究センター |
試験名 | : | 全静脈麻酔におけるプロポフォールの入眠濃度と維持濃度へのオピオイドの影響の検討 |
試験の概要 | : | 先の研究でプロポフォール麻酔において,応答消失時の効果部位濃度(Ce-LOR)と脳波上α領域の活動性が最大となる時の効果部位濃度(Ce-alpha)には強い相関関係があることが示されている.一方でオピオイドはCe-LORを低下させることも知られており,オピオイドによりCe-LORとCe-alphaの関係がどのように変化するかを明らかとすることを目的としている.また,先の研究で検討した脳波上burst suppressionが出現する時の効果部位濃度(Ce-OBS)との関係についても検討する. |
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基本情報 患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください |
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対象疾患名 | 乳腺腫瘍及び胆石 |
試験のホームページURL |
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実施施設&進捗状況 | |
試験実施施設 | |
試験のフェーズ | 該当せず |
試験進捗状況 | 参加者募集終了‐試験継続中 |
公開日・最終情報更新日 | 2021/12/28 |
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試験に参加できる条件 | |
年齢・性別 | 20歳 ~ 男女両方 |
選択基準 | 以下の基準をすべて満たす患者を対象とする1) 同意取得時において年齢が20歳以上の患者 2) 外来・入院:入院患者(日帰り手術は含まない) 3) 性別:不問 4) ASAリスクⅠまたはⅡ 5) 手術が血行動態変化の少ないもの 6) 腹腔鏡下胆嚢摘出術、乳腺外科の手術を受ける患者 7) 本研究への参加にあたり十分な説明を受けた後、十分な理解の上、研究対象者本人の自由意思による同意が得られた患者 |
除外基準 | 以下のいずれかに抵触する患者は本研究に組み入れないこととする 1) 重篤な肝機能障害または腎機能障害を有する患者 2) 妊娠中及び授乳中の女性 3) プロポフォールと相互作用の知られている中枢神経系に作用する薬剤を術前から使用している患者 4) 術前から中枢神経系に何らかの病変を有する患者 5) プロポフォールにアレルギー反応があるもしくはプロポフォールが禁忌である患者 6) 重症度評価のつく患者 7) 高度肥満(BMI35)以上の患者 |
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問い合わせ先 | |
実施責任組織 | 関西医科大学 |
問い合わせ先組織名 | 関西医科大学 |
部署名・担当者名 | 麻酔科学講座 |
電話・Email | 072-804-2683 hagihirs@hirakata.kmu.a.cjp |
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評価&介入 | |
試験の種類 | 該当無し |
介入の目的 | 予防・検診・検査 |
介入の詳細 | 麻酔導入時にレミフェンタニルを使用しない. |
主要な評価項目・方法 | レミフェンタニルの効果部位濃度をそれぞれ0,1.0,2.0 ng/mLで維持した3群でのCe-LOR, Ce-alpha, Ce-OBSの関係を評価する |
副次的な評価項目・方法 |