臨床試験ID | : | UMIN000042658 |
情報提供元 | : | 大学病院医療情報ネットワーク研究センター |
試験名 | : | 腹会陰式直腸切断術後の骨盤死腔炎に対するスルバクタム/アンピシリンの有効性の研究 |
試験の概要 | : | 本研究の目的は、「腹会陰式直腸切断術後の骨盤死腔炎の予防に関して、試験治療であるSulbactam/Ampicillin の術後4日間投与が、標準治療であるCMZの術後24時間までの投与に対して優れていること」をランダム化比較によって検証することである。 |
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基本情報 患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください |
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対象疾患名 | 直腸癌・肛門管癌 |
試験のホームページURL |
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実施施設&進捗状況 | |
試験実施施設 | 静岡県立静岡がんセンター(静岡県)、 武蔵野赤十字病院(東京都)、 静岡県立総合病院(静岡県)、 国立がん研究センター中央病院(東京都)、 江戸川病院(東京都) |
試験のフェーズ | 該当せず |
試験進捗状況 | 開始前 |
公開日・最終情報更新日 | 2020/12/04 |
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試験に参加できる条件 | |
年齢・性別 | 20歳 ~ 男女両方 |
選択基準 | 1 待機的直腸癌・肛門管癌に対して、腹会陰式直腸切断術(APR)が予定術式となった患者 2 米国東海岸臨床試験グループ(Eastern Cooperative Oncology Group, 以下ECOG)のPerformance status(P.S.)スコアが0-2の患者 3 同意取得時において年齢が20歳以上85歳未満の患者 4 本研究の参加にあたり十分な説明を受けた後、十分な理解の上、患者本人の自由意思による文書同意が得られた患者 5 登録30日以内の臨床検査で主要臓器の機能が保持されている。 (1) 白血球(WBC) :3000≦WBC<10000μL (2) 好中球(Neu) :Neu≧1500/μL (3) ヘモグロビン(Hb) :Hb≧9.0g/dL (4) 血小板(Plt) :Plt≧70000/μL (5) 血清クレアチニン(Cr) :Cr≦1.5mg/dL (6) 総ビリルビン(T.Bil) :T.Bil≦1.5mg/dL (7) AST :AST≦100IU/L (8) ALT :AST≦100IU/L (9) アルブミン(Alb) :Alb≧2.8g/dL |
除外基準 | 以下のいずれかの条件に該当する者は対象としない。 (1) SBT/ABPCあるいはCMZに過去に過敏症を有する患者 (2) 緊急手術症例 (3) コントロール不良の糖尿病(HbA1c 8.0以上)、人工透析を要する慢性腎不全、免疫抑制剤を要する患者 (4) 全身性の活動性感染症、または発熱(38℃以上)を有し、感染症が疑われる患者 (5) 妊娠中、妊娠の可能性がある、産後28日以内、授乳中のいずれかに該当する患者 (6) 重篤な臓器不全 (7) 術前説明の結果、不同意例 (8) その他、研究責任者又は、研究者が本研究を安全に実施するのに不適当と判断した患者 |
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問い合わせ先 | |
実施責任組織 | |
問い合わせ先組織名 | 東京医科歯科大学 |
部署名・担当者名 | 消化管外科学分野 南角 |
電話・Email | 03-5803-6111 nanksrg1@tmd.ac.jp |
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評価&介入 | |
試験の種類 | 該当無し |
介入の目的 | 予防・検診・検査 |
介入の詳細 | スルバクタム/アンピシリン |
主要な評価項目・方法 | 術後30日以内の骨盤死腔炎発症割合 |
副次的な評価項目・方法 | ① 全てのSSI発症割合 ② 術後30日以内のSSIを除くすべての合併症発症割合 ③ Methicillin-resistant Staphylococcus Aureus(MRSA)の検出割合 ④ 術後在院日数 |