臨床試験情報

臨床試験ID : UMIN000038178
情報提供元 : 大学病院医療情報ネットワーク研究センター
試験名 : 標準治療が無効のIII-IV期肺癌および転移性肺癌に対する凍結治療後の免疫チェックポイント阻害剤治療の臨床研究
試験の概要 : 肺癌の凍結治療後には壊死した腫瘍がワクチンとして働き、凍結免疫効果が見られることがある。そのため凍結治療と免疫チェックポイント阻害剤の併用は同薬剤の効果が増強する可能性がある。その検証を行うことが主目的である。

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 標準治療が無効なIII/IV期肺癌あるいは転移性肺癌
試験のホームページURL

実施施設&進捗状況

試験実施施設 柏厚生総合病院(千葉県)
試験のフェーズ 第Ⅲ相
試験進捗状況 一般募集中
公開日・最終情報更新日 2019/10/02

試験に参加できる条件

年齢・性別 問わない 男女両方
選択基準 1. 標準治療が無効のIII/IV期肺癌あるいは多発転移性肺癌。 2. 肺癌以外の固形癌においてはmicrosatelite instability(MSI)という検査で判明し、MSI-highの症例。 3.他に転移巣があっても、主腫瘍を凍結することにより予後が改善することが期待できる症例。 4.危険性および長期予測の説明に同意した患者。
除外基準 1.明らかな間質性肺炎を有する症例。 2.腫瘍の位置が凍結針が刺入できない場所にある症例。

問い合わせ先

実施責任組織 柏厚生総合病院
問い合わせ先組織名 柏厚生総合病院
部署名・担当者名 呼吸器外科
電話・Email 0471-45-1111 hnomori@qk9.so-net.ne.jp

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 治療・ケア
介入の詳細 標準治療が無効のIII/IV期肺癌あるいは多発性転移性肺癌に対して、主腫瘍に凍結治療を行い、その4週間前後に免疫チェックポイント阻害剤投与を通常量投与開始し、少なくとも4サイクル行い、凍結治療を行っていない他の転移に対する有効性を検証する。
主要な評価項目・方法 標準治療が無効のIII/IV期肺癌あるいは多発転移性肺癌の主腫瘍に対して凍結治療を行い、4週間前後で免疫チェックポイント阻害剤単独あるいは免疫チェックポイント阻害剤+殺細胞薬を少なくとも4サイクル投与する。同治療が従来報告されてきた免疫チェックポイント阻害剤の有効率を明らかに上まわるか否かを検証する。
副次的な評価項目・方法 前治療である凍結治療により、従来の免疫チェックポイント阻害剤の副作用である間質性肺炎が増強されるか否かを検証する。

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