臨床試験ID | : | UMIN000030735 |
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情報提供元 | : | 大学病院医療情報ネットワーク研究センター | |
試験名 | : | 胆道・膵臓疾患に対し第2世代超音波造影剤を用いた造影超音波内視鏡検査の有用性に関する検討 | |
試験の概要 | : | ソナゾイドを用いた超音波内視鏡検査が、胆道膵臓疾患の良悪性の鑑別に有用であるかを検討する。 |
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基本情報 患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください |
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対象疾患名 | 膵腫瘍、慢性膵炎、自己免疫性膵炎、胆嚢ポリープ、胆道腫瘍 |
試験のホームページURL |
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実施施設&進捗状況 | |
試験実施施設 | 東京慈恵会医科大学附属病院(東京都)、 東京慈恵会医科大学附属柏病院(千葉県)、 東京慈恵会医科大学葛飾医療センター(東京都)、 東京慈恵会医科大学附属第三病院(東京都) |
試験のフェーズ | 該当せず |
試験進捗状況 | 試験終了 |
公開日・最終情報更新日 | 2019/07/12 |
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試験に参加できる条件 | |
年齢・性別 | 20歳 ~ 男女両方 |
選択基準 | ①他覚的所見(腹部エコー、腹部CT、腹部MRIなど)から胆道領域もしくは膵領域に病変が疑われ胆膵EUSによる精査が必要と主治医が判断し、実際に通常EUS検査が行われる症例の中で、膵腫瘤病変で良悪性の鑑別を要する症例、膵嚢胞内または主膵管内部の壁在結節(腫瘍)と粘液塊との鑑別を要する症例、胆嚢内病変のうち胆嚢癌との鑑別を要する症例を対象とする。 ②Performance status; 0、1、2。 ③インフォームド・コンセントが得られた患者。 |
除外基準 | ①卵アレルギーを有する患者。 ②心臓や肺に動静脈(右左)シャントのある患者。 ③重篤な心疾患のある患者 ④重篤な肺疾患のある患者 ⑤妊娠中または妊娠の可能性がある、または授乳中の女性。 ⑥精神病または精神症状を合併しており試験への参加が困難と判断される患者。 ⑦過去にソナゾイド造影剤の使用で、軽微なものも含め何らかの有害事象を起こした既往のある患者。 ⑧その他,担当医・検査医が本研究への登録が不適切であると判断した症例。 |
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問い合わせ先 | |
実施責任組織 | |
問い合わせ先組織名 | 東京慈恵会医科大学 |
部署名・担当者名 | 内視鏡科 |
電話・Email | 0334331111 ccl09720@gmail.com |
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評価&介入 | |
試験の種類 | 該当無し |
介入の目的 | 診断 |
介入の詳細 | 第2世代超音波造影剤(注射用ペルフルブタン:ソナゾイドTM)を用いた造影超音波検査 |
主要な評価項目・方法 | 第2世代超音波造影剤(注射用ペルフルブタン:ソナゾイドTM)を用いた造影超音波検査が、胆道・膵臓疾患における良悪性の鑑別に有用であるかを評価するため、通常モードEUS, 腹部造影CT及び腹部MRIの診断能とそれぞれ比較検討する。 |
副次的な評価項目・方法 | i) 膵嚢胞性病変内部の構造物に対し、ソナゾイドEUSを用いた場合の壁在結節と粘液塊の鑑別能を、手術による最終病理診断と照らし合わせ評価する。 ii) ソナゾイドEUSが、膵腫瘤性病変に対する良悪性の鑑別に有用であるかを評価する。 iii)胆嚢病変における良悪性の診断能を評価する。 |