臨床試験情報

臨床試験ID : UMIN000026936
情報提供元 : 大学病院医療情報ネットワーク研究センター
試験名 : 多発性骨髄腫(移植適応)に対する3剤併用-長期寛解導入レジメンの安全性と有効性を確認する臨床研究
試験の概要 : 移植適応多発性骨髄腫患者対象とし、寛解導入療法を強化・延長することの安全性と有効性を検討する。

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 多発性骨髄腫
試験のホームページURL

実施施設&進捗状況

試験実施施設
試験のフェーズ 該当せず
試験進捗状況 限定募集中
公開日・最終情報更新日 2017/06/21

試験に参加できる条件

年齢・性別 20歳 ~ 男女両方
選択基準 1) IMWGの診断基準(2014年改訂)を満たす多発性骨髄腫。 2) 治療効果判定の指標となるM蛋白が血清もしくは尿中で計測できる症例。 3) 症例登録時点で、以下の臨床検査値の基準を満たす症例。 ・好中球数が1000/mm3以上 ・輸血を要せずヘモグロビンが8.0g/dL以上 ・血小板数が75000/mm3以上 ・総ビリルビン(T-Bil)が基準値上限(ULN)の1.5倍以下 ・AST、ALTが基準値上限(ULN)の3倍以下 ・クレアチンクリアランス(Ccr)値が30mL/min以上 4) Performance Statusが0~2。 (原病によるPS悪化はその限りでない。)
除外基準 1) くすぶり型およびIgM型の骨髄腫、孤立性形質細胞腫、形質細胞性白血病、POEMS症候群、ワルデンストレーム・マクログロブリン血症の症例。 2) 骨髄腫細胞の中枢神経系浸潤が認められる症例。 3) HIV抗体陽性、HBs抗原陽性、HCV抗体陽性の症例。 4) コントロール不良な肝機能障害、腎機能障害、心機能障害、肺機能障害、糖尿病、高血圧、感染症がある症例。 5) 活動性で進行期の重複癌の症例 6) 統合失調症などの重症な精神障害のある症例。

問い合わせ先

実施責任組織
問い合わせ先組織名 兵庫医科大学
部署名・担当者名 輸血・細胞治療科 吉原 哲
電話・Email 0798-45-6348 yoshihar@hyo-med.ac.jp

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 治療・ケア
介入の詳細 -ボルテゾミブ/レナリドミド/デキサメタゾン(VRd)×6コースによる強化寛解導入療法 (Bor 1.3 mg/m2 d1,8,15, Len 25 mg/body d1-21, Dex 20 mg/body d1,2,8,9,15,16,22,23) q28days -シクロホスファミド+G-CSFによる末梢血幹細胞採取 -大量メルファランの前処置による自家末梢血幹細胞移植
主要な評価項目・方法 自家末梢血幹細胞採取におけるCD34陽性細胞の最終的な目標細胞数達成率
副次的な評価項目・方法 1) 自家末梢血幹細胞移植後の完全奏効(CR)達成率 2) 寛解導入療法後の奏効率(VGPR、CR、MRD陰性) 3) 自家末梢血幹細胞移植後のMRD陰性達成率 4) 末梢血幹細胞採取における採取細胞数、CYによる採取不可能例の割合 5) 採取幹細胞におけるMRD陰性率 6) 有害事象発生頻度

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