臨床試験情報

臨床試験ID : UMIN000013079
情報提供元 : 大学病院医療情報ネットワーク研究センター
試験名 : 卵巣癌・卵管癌・腹膜癌・子宮体癌に対する残存腫瘍なしの状態を目指した手術の安全性と有効性に関する後方視的検討
試験の概要 : 卵巣癌・卵管癌・腹膜癌・子宮体癌に対する残存腫瘍なしの状態を目指した手術の安全性と有効性(予後向上の有無)の両面から検証する。 本研究により、卵巣癌・卵管癌・腹膜癌・子宮体癌に対する残存腫瘍なしの状態を目指した手術が安全に遂行され、これにより残存腫瘍なしの状態に成し得て、そして予後が向上していることが明確になれば、卵巣癌・卵管癌・腹膜癌・子宮体癌に対する治療戦略のうえで考慮すべきものの一つであると考える。また、合併症の発現頻度が高く、結果的に術後化学療法の開始が遅れてしまうなどの患者にとって不利益な事象が多い、安全性に問題があると考えられた場合は、残存腫瘍なしの状態を目指した拡大手術を現時点では行うべきでないと考える。

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 卵巣癌・卵管癌・腹膜癌・子宮体癌
試験のホームページURL

実施施設&進捗状況

試験実施施設
試験のフェーズ 該当せず
試験進捗状況 一般募集中
公開日・最終情報更新日 2014/02/05

試験に参加できる条件

年齢・性別 20歳 ~ 女
選択基準 1)組織学的に上皮性悪性卵巣腫瘍、卵管腫瘍、腹膜癌、子宮体癌の確定診断の得られた症例 2)治療開始時の年齢が20歳以上80歳以下の患者 3)Performance Status(ECOG)が0~2の患者 4)十分な骨髄機能、腎機能、肝機能を有する患者 5)3か月以上の生存が期待される患者 6)治療内容について所定の同意文書及びその他の説明文書を用いて十分に説明を受け、自由意思により本本治療に文書で同意する患者
除外基準 1)本試験使用薬剤に対して重篤な過敏症、あるいは薬物アレルギーの既往を有する症例 2)明らかな感染症を有する患者 3)本試験の実施に影響を及ぼす可能性のある重篤な合併症(心疾患、コントロール不能な糖尿病、悪性高血圧、出血傾向等)を有する患者 4)活動性の重複癌を有する患者 5)6ヶ月以内の心筋梗塞並びに狭心症発作のある患者 6)その他、担当医師が本試験を安全に実施するのに不適当と判断した患者

問い合わせ先

実施責任組織 千葉大学医学部
問い合わせ先組織名 千葉大学附属病院
部署名・担当者名 婦人科 楯 真一
電話・Email 043-222-7171 state@faculty.chiba-u.jp

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 治療・ケア
介入の詳細 手術、化学療法
主要な評価項目・方法 無増悪生存期間、有害事象
副次的な評価項目・方法 全生存期間

よりよい情報提供を行うために、ご協力をお願いいたします。

このサイトについて | サイトマップ | お問い合わせ

(c) 国立研究開発法人国立がん研究センター