臨床試験情報

臨床試験ID : UMIN000005936
情報提供元 : 大学病院医療情報ネットワーク研究センター
試験名 : 若年性骨髄単球性白血病(JMML)に対する静注用Bu + Flu + L-PAM前処置法による同種造血幹細胞移植第II相臨床試験
試験の概要 : 初発の若年性骨髄単球性白血病(JMML)に対して、静注ブスルファン(Bu)、フルダラビン(Flu)、メルファラン(L-PAM)(Bu + Flu + L-PAM)の前処置を用いたNon-TBIレジメンによる同種造血幹細胞移植を行い、その安全性と有効性を評価する。

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 若年性骨髄単球性白血病(JMML)
試験のホームページURL

実施施設&進捗状況

試験実施施設
試験のフェーズ 第Ⅱ相
試験進捗状況 一般募集中
公開日・最終情報更新日 2011/07/07

試験に参加できる条件

年齢・性別 0 ~ 19歳 男女両方
選択基準 JMML診断基準に該当し、日本小児血液学会MDS委員会の中央診断により若年性骨髄単球性白血病(JMML)と診断された症例。 診断時年齢14歳以下、移植時月齢6か月以上とする。 他のがん種に対する治療も含め、臨床試験登録前治療として推奨する以外の化学療法、放射線照射、同種造血幹細胞移植を受けていない。 移植に支障となる臓器障害がない。 登録時のECOG performance status (PS)スコアが0-2である。ただし、PSスコア3が白血病に起因すると考えられる場合は除外対象としない。 血清ビリルビン値 ≦ 2.0 mg/dl 血清クレアチニンが年齢別正常値上限以下、又はクレアチニンクリアランス(シスタチンで代用可)が正常範囲内のいずれかを満たすこと。 治療を要する心電図異常を認めない。 左心室駆出率(LVEF)が50 %以上。 動脈血酸素飽和度が95 %以上。 代諾者への十分な説明と文書による同意が得られている。 本試験が認めている適格なドナーを有する。
除外基準 Noonan症候群およびgerm line RAS 変異を伴う疾患、somatic KRAS 変異を伴う自己免疫性リンパ増殖症候群様疾患などJMML様疾患は除外する。治療遂行に支障をきたす頭蓋内出血 治療を必要とした心不全の既往 腎不全の既往 コントロール不能な感染症(活動性の結核を含む) コントロール不良の糖尿病 肝硬変 治療遂行に支障をきたす重症の精神障害

問い合わせ先

実施責任組織 日本小児白血病リンパ腫研究グループ(JPLSG)
問い合わせ先組織名 特定非営利活動法人臨床研究支援機構(NPO-OSCR(オスカー))
部署名・担当者名 データセンター 斉藤明子
電話・Email 052-951-1111 officejp@nnh.hosp.go.jp

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 治療・ケア
介入の詳細 同種造血幹細胞移植を行い、その効果を移植後1年無イベント生存率により評価する。
主要な評価項目・方法 移植後1年無イベント生存率
副次的な評価項目・方法 有害事象の種類と割合 GVHD(急性/慢性)による有害事象および治療効果との相関 移植後3年全生存率 移植後3年無イベント生存率  移植後100日以内の非再発死亡率 移植後晩期合併症発生割合 血中濃度測定による静注Bu投与量個別化による生着率、有害事象の観察 移植後キメリズム解析による移植後100日までの生着率及び有害事象発生率 PTPN11またはRAS遺伝子変異を用いたMRD解析による移植後再発率及び1年、3年のEFSの比較 移植後100日生着率

よりよい情報提供を行うために、ご協力をお願いいたします。

このサイトについて | サイトマップ | お問い合わせ

(c) 国立研究開発法人国立がん研究センター