臨床試験情報

臨床試験ID : JapicCTI-205388
情報提供元 : 一般財団法人日本医薬情報センター
試験名 : 中国人及び日本人の患者を対象に、赤血球輸血を必要とする、IPSS-RでVery Low、Low又はIntermediateリスクの環状鉄芽球を伴う骨髄異形成症候群(MDS)による貧血に対する治療として、luspatercept(ACE-536)の有効性、薬物動態及び安全性を検討する、第2相多施設共同単群ブリッジング試験
試験の概要 : 本治験は、中国人及び日本人の患者を対象に、赤血球輸血を必要とする、IPSS-RでVery Low、Low又はIntermediateリスクの環状鉄芽球を伴うMDSによる貧血に対する治療として、luspatercept(ACE-536)の有効性、PK及び安全性を検討する、第2相多施設共同単群ブリッジング試験である。本治験は、スクリーニング期、治療期(主要期間及び延長期間)及び投与後の追跡調査期から成る。

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 赤血球(RBC)輸血を必要とする、国際予後判定システム改訂版(IPSS-R)でVery Low、Low又はIntermediateリスクの環状鉄芽球を伴う骨髄異形成症候群(MDS)による貧血
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実施施設&進捗状況

試験実施施設
試験のフェーズ 第Ⅱ相
試験進捗状況 実施中
公開日・最終情報更新日 2021/07/19

試験に参加できる条件

年齢・性別 20歳 ~ 男女両方
選択基準 以下の選択基準をすべて満たす被験者を本治験の組入れ適格者とする。1.同意説明文書(ICF)への署名時点に20歳以上の患者。2.治験開始前に、ICFの内容を理解し、自由意思で署名できる患者。3.WHO 2016分類に従って診断が確認されており、かつIPSS-R分類のVery Low、Low又はIntermediateリスクに該当し、かつ以下を満たすMDSを有する患者。?骨髄内の環状鉄芽球が赤血球前駆細胞の15%以上、又はSF3B1変異を有する場合は5%以上15%未満?骨髄内の芽球5%未満?末梢血中の白血球(WBC)数13,000/μL未満4.以下のいずれか1つにより定義される、ESAによる前治療に不応又は不忍容、あるいはESAに不適格な患者。・ESAによる前治療に不応-前治療のESAの単独投与又は(G-CSF等との)併用投与のレジメンで奏効が得られなかったこと、あるいは奏効をそれ以上維持できなかったことが記録されている。ESAレジメンは以下のいずれかの必要がある。?遺伝子組換えヒトエリスロポエチン(rHu EPO)40,000IU/週以上を8回以上投与又はそれと同等の投与(日本)、あるいは10,000IU以上の用量を隔日以上の頻度で45日間投与(中国)又は?ダルベポエチンアルファ240μg/週以上を12週間以上投与又はそれと同等の投与(日本のみ)・ESAによる前治療に不忍容-前治療のESAの単独投与又は(G-CSF等との)併用投与のレジメンを導入後のいずれかの時点で不忍容又はAEにより中止したことが記録されている。・ESAに不適格-ESAによる治療歴のない患者で、内因性sEPO値が200U/Lを超えており、ESAにより奏効を得る可能性が低い。5.ESA、G-CSF又は顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)による前治療を受けた場合、いずれの薬剤もluspaterceptの投与開始の4週間前までに投与を中止していなければならない。6.下記基準で定義される赤血球輸血を必要とする患者。・luspatercep投与前の少なくとも16週間に確認された平均輸血量が8週間あたり濃厚赤血球(pRBC)2単位以上。・この適格基準で計数する輸血は、赤血球輸血の実施時又は実施前7日以内のHgb値が、貧血の症状を伴う患者では9.0g/dL以下(又は貧血の症状を伴わない患者では7g/dL以下)のときに実施した輸血でなければならない。Hgb値が9.0g/dL超(又は貧血の症状を伴わない患者では7g/dL超)のときに実施した赤血球輸血及び/又は待機手術、感染症又は出血事象に対して実施した赤血球輸血は、この適格基準で計数しない。・luspatercep投与前16週間のうち、赤血球輸血を受けない期間が連続56日間以上でない。7.米国東海岸がん臨床試験グループ(ECOG)スコアが0、1又は2の患者。8.妊娠可能な女性(FCBP)の場合は、以下の要件を満たさなければならない。FCBPは、1)いずれかの時点で初経を迎えており、2)子宮摘出術又は両側卵巣摘出術を受けておらず、3)自然閉経(がん治療後の無月経状態及び他の医学的理由による無月経状態は該当しない)後24ヵ月以上経過していない(すなわち、これより前24ヵ月以内に月経があった)性的に成熟した女性と定義する。a.治験薬投与開始前に妊娠検査の結果が2回陰性であることが、治験責任医師等により確認されていること(スクリーニングの妊娠検査をCycle 1のDay 1[C1D1]前72時間以内に実施した場合を除く)。治験期間中及び治験薬投与終了後に継続的な妊娠検査を受けることに同意できる。b.異性との性交渉を完全に控える*(月に1回の頻度で確認し、原資料に記録する)、あるいは性交渉を行う場合、luspaterceptの投与開始前5週間、投与中(休薬期間を含む)及び投与終了後12週間に、及び/又は地域の規制により、有効な避妊法**を常に使用することに同意し、遵守できる。c.授乳中の場合は、治験参加前に授乳を中止し、治験薬投与終了後に授乳を再開しないことに同意できる。9.男性の場合は、以下の要件を満たなければならない。a.治験参加中、休薬期間中及びluspatercept投与終了後少なくとも12週間に、異性との性交渉を完全に控える*(luspaterceptの各投与前に又は[投与を延期した場合等では]月に1回の頻度で確認を行う)、あるいは妊婦又はFCBPとの性交渉の際に男性用コンドーム(天然ゴム製又は非天然ゴム製。ただし、天然[動物]膜製は使用不可)を使用すること(精管切除を受けている場合を含む)に同意できる。*該当被験者が自身の選択により通常の生活でも性交渉を全く行っていない場合に限り、異性との性交渉を完全に控える避妊法が認められる(異性との性交渉を周期的に控える方法[カレンダー法、排卵法、基礎体温法、排卵後法等]及び膣外射精法は避妊法として許容されない)。**有効な避妊法は、本治験実施計画書では以下のとおり定義する(この情報はICFにも記載する)。ホルモン避妊薬(経口剤、注射剤、インプラント剤、経皮パッチ剤、膣内リング剤等[注:注・
除外基準 以下のいずれかに該当する患者は、組入れから除外する。1.基礎疾患であるMDSに対して疾患修飾薬(レナリドミド等の免疫調節薬[IMiD]、DNAメチル化阻害薬[HMA]、免疫抑制療法[IST]等)による前治療が行われた患者。?HMA又はレナリドミドによる前治療が行われた患者については、HMAの投与回数が2回以下又はレナリドミドの投与期間が1暦週以下の患者は、治験責任医師の判断に基づき、本治験に組み入れることが許容される。最終投与は、luspatercept投与日の5週間以上前でなければならない。2.luspatercept(ACE-536)又はsotatercept(ACE-011)が投与されたことのある患者。3.del(5q)細胞遺伝学的異常を伴うMDSを有する患者。4.続発性MDS(化学的損傷、あるいは他の疾患に対する化学療法及び/又は放射線療法の結果として生じたことが確認されているMDS)を有する患者。5.鉄、ビタミンB12又は葉酸の欠乏による臨床的に重大な貧血、自己免疫性貧血、遺伝性溶血性貧血、あるいは胃腸出血が確認されている患者。a.鉄欠乏性は、血清フェリチン値が15μg/L以下であること、及び臨床的に必要な場合には追加検査(トランスフェリン飽和度[鉄/総鉄結合能20%以下]又は骨髄穿刺検体の鉄染色等)により確認する。6.同種又は自家幹細胞移植が行われた患者。7.AMLの診断歴が確認されている患者。8.組入れ前5週間以内に以下のいずれかの治療が行われた患者。a.細胞傷害性抗がん剤治療b.コルチコステロイド。MDS以外の病態に対して組入れ前1週間以上にわたり一定用量又は減量しながら投与されている患者は除く。c.鉄キレート剤。組入れ前8週間以上にわたり一定用量又は減量しながら投与されている患者は除く。d.その他の赤血球造血増殖因子(インターロイキン3等)e.試験的薬剤又は試験的医療機器、あるいは既承認の治療法の実験的使用。前治療薬である試験的薬剤の半減期が確認されている場合、組入れ前の所定期間内(半減期の5倍の期間又は5週間のいずれか長い方の期間内)の使用。9.コントロールできない高血圧のある患者(適切な治療を行っても収縮期血圧[SBP]150mmHg以上及び/又は拡張期血圧[DBP]100mmHg以上への上昇を繰り返す高血圧と定義)又は、高血圧クリーゼあるいは高血圧脳症の既往のある患者。10.好中球絶対数(ANC)が500/μL(0.5×10^9/L)未満である患者。11.血小板数が50,000/μL(50×10^9/L)未満である患者。12.推算糸球体ろ過量(eGFR)又はクレアチニンクリアランスが40mL/min未満である患者。13.血清アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ/血清グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ(AST/SGOT)又は血清アラニンアミノトランスフェラーゼ/血清グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ(ALT/SGPT)が基準値上限(ULN)の3.0倍以上である患者。14.総ビリルビンがULNの2.0倍以上である患者。a.骨髄内の活動性赤血球前駆細胞の破壊(すなわち、無効造血)に起因する場合又はジルベール症候群の既往が確認されている場合、総ビリルビンの高値は許容される。b.補正網状赤血球数2%超にクームス試験陽性又は間接ビリルビン50%超を伴う、自己免疫性溶血性貧血の所見がみられる患者は組み入れ除外とする。15.MDS以外の悪性腫瘍の既往歴のある患者。悪性腫瘍の根治(悪性腫瘍に対する積極的又は補助的治療を完了した場合を含める)から5年以上経過している患者は除く。なお、以下の既往歴/併存疾患のある患者は許容される。a.皮膚基底細胞癌又は皮膚扁平上皮癌b.子宮頚部上皮内癌c.乳管上皮内癌d.偶発的組織学的所見(腫瘍・リンパ節・転移[TNM]臨床病期分類でT1a又はT1b)を示した前立腺癌16.組入れ前8週間以内に大手術が実施された患者。患者は、組入れ前にすべての手術から完全に回復していなければならない。17.組入れ前6ヵ月以内に脳卒中、深部静脈血栓症(DVT)、肺塞栓症又は動脈塞栓症の既往歴のある患者。18.妊婦又は授乳婦である患者。19.組入れ前6ヵ月以内に治験責任医師により確認された、心筋梗塞、コントロールできない狭心症、コントロールできない心不全、又はコントロールできない不整脈のある患者。組入れ前6ヵ月以内に治験実施医療機関で実施した心エコー(ECHO)又はマルチゲート収集法(MUGA)スキャンにより心駆出率が35%未満であることが確認されている患者は組み入れ除外とする。20.真菌、細菌又はウイルスによるコントロールできない全身性感染症(感染症に随伴する徴候/症状の悪化が認められ、適切な抗生物質投与、抗ウイルス薬投与及び/又はその他の治療により改善しない場合と定義)に罹患している、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が確認されている、活動性B型肝炎の所見が確認されている、及び/又は活動性C型肝炎の所見が確認されている患者。HIV、B型肝・

問い合わせ先

実施責任組織 ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社
問い合わせ先組織名 ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社
部署名・担当者名 治験情報問合せ担当
電話・Email - mbjpcti@bms.com

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 治療・ケア
介入の詳細
主要な評価項目・方法 ・8 週間以上の赤血球輸血非依存性(RBC-TI):連続56 日間にわたり赤血球輸血を受けていない被験者の割合(Week 1からWeek 24まで)
副次的な評価項目・方法 ・12週間以上のRBC-TI :連続84 日間にわたり赤血球輸血を受けていない被験者の割合(Week 1からWeek 24まで)・16 週間に輸血された赤血球単位数のベースラインからの減少:初回投与前16 週間に輸血された赤血球の総単位数からの、規定された16 週間に輸血された赤血球の総単位数の平均変化量(Week 9からWeek 24 まで)・IWG 基準の改訂版の血液学的改善‐赤血球(mHI-E):mHI-E をいずれかの時点で連続56 日間達成した被験者の割合(Week 1からWeek 24まで)・ヘモグロビン(Hgb)値の平均1.0 g/dL 以上の上昇:赤血球輸血を受けることなく、Hgb 値のベースラインから1.0 g/dL 以上の上昇をいずれかの時点で連続56 日間達成した被験者の割合(Week 1からWeek 24まで)・RBC-TIの持続期間:8 週間以上のRBC-TI を達成した被験者のRBC-TI の最長持続期間(Week 1からWeek 24まで、Week 1から投与終了まで)等

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