臨床試験情報

臨床試験ID : JapicCTI-195015
情報提供元 : 一般財団法人日本医薬情報センター
試験名 : 進行悪性腫瘍患者を対象とした TNO155 と spartalizumab 又は ribociclib との併用投与による安全性,忍容性及び予備的な有効性を評価する第 Ib 相,オープンラベル,多施設共同試験
試験の概要 : 本治験は,進行悪性腫瘍を有する成人患者を対象とした第 Ib 相,多施設共同,オープンラベル試験であり,用量漸増パート及び用量拡大パートから成る。この両アームは安全性、忍容性、PK、PD、予備的な抗腫瘍効果を評価するために並行して登録をする。治験治療は,被験者に許容できない毒性若しくは疾患進行がみられるまで,治験責任(分担)医師あるいは被験者の判断で投与が中止されるまで,又は被験者が同意を撤回するまで実施する。

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 進行非小細胞肺がん(NSCLC),頭頚部扁平上皮がん(HNSCC),食道 SCC,消化管間質腫瘍(GIST)及び大腸がん(CRC)
試験のホームページURL

実施施設&進捗状況

試験実施施設
試験のフェーズ 第Ⅰ相
試験進捗状況 実施中
公開日・最終情報更新日 2020/12/24

試験に参加できる条件

年齢・性別 問わない 男女両方
選択基準 1. 本治験への参加に先立って署名済みの同意書が得られていること2. 年齢が 18 歳以上であること日本のみ:患者が 20 歳未満の場合は,患者及び患者の代諾者の両方の同意を取得する必要がある。3. ECOG(米国東海岸がん臨床グループ)performance status が 1 以下であること4. 用量漸増パート:RECIST 第 1.1 版に規定された評価可能病変のある進行悪性腫瘍を有し,以下のグループの 1 つに該当する患者:a. TNO155 と spartalizumab との併用投与:i. プラチナ含有の併用化学療法による治療時に進行がみられる,又は不耐容を示し,かつ抗 PD-1 又は抗 PD-L1 抗体療法による治療時に進行がみられる EGFR WT,ALK WT の進行 NSCLCii. プラチナ含有の併用化学療法による治療時に進行がみられる,又は不耐容を示す進行 HNSCC 又は進行食道 SCC。iii. 各国のガイドラインに基づく標準治療(SOC)による治療時に進行がみられる,又は不耐容を示す進行 CRCb. TNO155 と ribociclib との併用投与:i. プラチナ含有の併用化学療法並びに抗 PD-1 又は抗 PD-L1 抗体療法による治療時に進行がみられる,又は不耐容を示す進行 NSCLCii. プラチナ含有の併用化学療法並びに抗 PD-1 又は抗 PD-L1 抗体療法による治療時に進行がみられる,又は不耐容を示す進行 HNSCC(そのような治療が利用可能で,かつ標準治療とみなされる場合)iii. プラチナ含有の併用化学療法による治療時に進行がみられる,又は不耐容を示す進行食道 SCCiv. 各国のガイドラインに基づく SOC 治療時に進行がみられる,又は不耐容を示す進行 CRC 又は進行 GIST5. 用量拡大パート:RECIST 第 1.1 版に規定された 1 つ以上の測定可能病変を有し,以下のグループの 1 つに該当する進行悪性腫瘍の患者:a. TNO155 と spartalizumab との併用投与:i. 腫瘍PD-L1 が 1%以上で,プラチナ含有の併用化学療法による治療時に進行がみられる,又は不耐容を示し,かつ抗 PD-1 又は抗 PD-L1 抗体療法による治療時に進行がみられる EGFR WT,ALK WT,KRAS G12C の進行 NSCLCii. 腫瘍PD-L1 が 1%以上で,プラチナ含有の併用化学療法による治療時に進行がみられる,又は不耐容を示し,かつ抗 PD-1 又は抗 PD-L1 抗体療法による治療時に進行がみられる EGFR WT,ALK WT,KRAS WT の進行 NSCLCiii. プラチナ含有の併用化学療法による治療時に進行がみられる,又は不耐容を示す進行 HNSCC。この群の約 10 名の患者は,がん免疫療法の治療経験が無いことb. TNO155 と ribociclib との併用投与:i. プラチナ含有の併用化学療法並びに抗 PD-1 又は抗 PD-L1 抗体療法による治療時に進行がみられる,又は不耐容を示す EGFR WT,ALK WT,KRAS WT の進行 NSCLC(そのような治療が利用可能で,かつ SOC とみなされる場合)ii. 各国のガイドラインに基づく SOC治療時に進行がみられる,又は不耐容を示す KRAS コドン 12,13 又は 61 変異を有する進行 CRC6. 国内で承認及び利用可能な SOC があるゲノム異常(例えば,ROS 再構成,BRAF V600 突然変異,EGFR 感作突然変異,ALK 再構成)を有し、その SOC 治療時/治療後に進行がみられる又は不耐容を示す NSCLC 患者7. 患者に生検が可能な病変部位があり,実施医療機関のガイドラインに従った腫瘍生検が適用可能であること。
除外基準 1. MAPK 経路阻害剤による治療歴のある患者2. スクリーニング時に臨床上問題となる心疾患又はリスク要因3. 既知の QT 間隔延長作用を有する薬剤の使用4. 網膜静脈閉塞症(RVO)の既往歴若しくは合併症又は現時点での RVO のリスク要因5. 炎症性腸疾患(例:潰瘍性大腸炎,クローン病)又は治験薬の吸収を著しく変化させる可能性がある消化管機能障害若しくは消化管疾患6. 神経学的に不安定な症候性 CNS 転移7. スクリーニング時に不十分な骨髄機能を有する患者:a. 好中球絶対数(ANC)が 1.5 x 109/L 未満b. ヘモグロビンが 9.0 g/dL 未満c. 血小板数が,TNO155 と spartalizumab との併用投与については 75 x 109/L 未満,TNO155 と ribociclib との併用投与については 100 x 109/L 未満8. スクリーニング時に肝機能不全又は腎機能不全を有する患者:a. TNO155 と spartalizumab との併用投与についてのみ基準値上限(ULN)超の血清総ビリルビン。ベースライン時に肝転移がある場合は,ULN の 1.5 倍超の血清総ビリルビン。いずれの併用投与においても,ジルベール症候群を有する患者は,総ビリルビンが ULN の 3.0 倍超又は直接ビリルビンが ULN の 1.5 倍超の場合に除外する。b. アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)又はアラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)が,TNO155 と spartalizumab との併用投与については ULN の 3 倍超,TNO155 と ribociclib との併用投与については ULN の 2.5 倍超,肝転移がある場合はいずれの併用投与においても ULN の 5 倍超c. クレアチニンクリアランスが 60 mL/分未満(Cockcroft-Gault 式を用いて算出)9. 妊娠中又は授乳中(乳汁分泌中)の女性患者TNO155 と spartalizumab との併用投与における追加の除外基準10. 他の mAb に対する重度過敏症の既往11. 活動性,既知又は疑いのある自己免疫疾患12. グレード 2以上の間質性肺疾患(ILD)又は肺臓炎の既往又は13. ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染。ただし,患者が抗ウイルス治療を受け,ウイルス量が検出できない場合はこの限りではない。14. 活動性の B 型肝炎ウイルス(HBV)又は C 型肝炎ウイルス(HCV)感染15. 全身療法としてステロイド剤16. 抗PD-1 関連の毒性のため,過去に抗 PD-1 療法を中止した患者TNO155 と ribociclib との併用投与における追加の除外基準17. 収縮期血圧(SBP)が 90 mmHg 未満18. プロトロンビン時間が国際標準化比(INR)の 1.5 超を超える(ただし,患者が抗凝固剤の投与を受けており,初回治験薬投与前 7 日以内の INRがその抗凝固剤による治療時の目標範囲内である場合はその限りでない)19. HIV 感染の既往歴(検査は必須でない)20. 以下のいずれかの薬剤の投与を受けており,第 1 サイクル Day 1 の前 7 日間及び治験薬投与中に中止できない患者:・ CYP3A4/5 の強力な誘導剤又は阻害剤,あるいは薬草サプリメントの併用投与・ 治療域が狭く,主として CYP3A4/5 により代謝される薬剤21. CDK4/6 阻害剤による治療歴22. 全身性コルチコステロイド剤の投与を現在受けているか若しくは治験薬投与開始前 2週間以内に受けた患者,又はその治療による副作用から完全に回復していない患者注:以下のコルチコステロイド剤の使用は許容される:単回投与,局所投与(例:発疹の治療),吸入スプレー(例:閉塞性気道疾患の治療),点眼又は局所注射(例:関節内)

問い合わせ先

実施責任組織 ノバルティスファーマ株式会社
問い合わせ先組織名 ノバルティスファーマ株式会社
部署名・担当者名 ノバルティスダイレクト
電話・Email 0120-003-293

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 治療・ケア
介入の詳細
主要な評価項目・方法 1. 用量漸増パートにおける併用投与第 1サイクル期間中の用量制限毒性(DLT)の発現頻度2. 有害事象(AE)並びに重篤な有害事象(SAE)の発現頻度及び重症度3. 投与別の休薬,減量及び用量強度
副次的な評価項目・方法 予備的な抗腫瘍効果:RECIST 第 1.1版及びiRECISTに基づく奏効率(ORR),疾患コントロール率(DCR),無増悪生存期間(PFS)及び奏効期間(DOR)並びに全生存期間(OS)薬物動態:TNO155,spartalizumab 及び ribociclibの血漿中濃度推移並びに及びそれに由来する PK パラメータ

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