臨床試験情報

臨床試験ID : JapicCTI-194897
情報提供元 : 一般財団法人日本医薬情報センター
試験名 : 再発又は難治性のアグレッシブB 細胞性非ホジキンリンパ腫の成人患者を対象とするtisagenlecleucel と標準治療を比較する第III 相無作為化非盲検試験(BELINDA 試験)
試験の概要 : リツキシマブ及びアントラサイクリン系薬剤を含む免疫化学療法による一次治療が不成功に終わったアグレッシブB細胞性NHL の成人患者を対象として,tisagenlecleucel の有効性,安全性,及び忍容性を標準治療と比較する無作為化,非盲検,多施設共同第III 相試験である。

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 一次治療後にアグレッシブB 細胞性NHL が再発又は進行した状態にあることが組織学的に確定している以下のアグレッシブB 細胞性NHLa. DLBCL・非特定型b. グレード3B のFLc. 原発性縦隔大細胞型B 細胞リンパ腫(PMBCL)d. T 細胞/組織球豊富型大細胞型B 細胞リンパ腫(T/HRBCL)e. 慢性炎症関連DLBCLf. 血管内大細胞型B 細胞リンパ腫g. ALK 陽性大細胞型B 細胞リンパ腫h. DLBCL と古典的ホジキンリンパ腫[HL]の中間的特徴を伴うB 細胞リンパ腫・分類不能型i. MYC 及びBCL2 とBCL6 の両方か一方の再構成伴う高悪性度B 細胞リンパ腫j. 高悪性度B 細胞リンパ腫・非特異型k. HHV8 陽性DLBCL・非特異型l. 濾胞性リンパ腫から形質転換したDLBCLm. 辺縁帯リンパ腫から形質転換したDLBCLn. DLBCL・下肢型
試験のホームページURL

実施施設&進捗状況

試験実施施設 北海道大学病院 東北大学病院 九州大学病院
試験のフェーズ 第Ⅲ相
試験進捗状況 実施中
公開日・最終情報更新日 2020/11/12

試験に参加できる条件

年齢・性別 問わない 男女両方
選択基準 主な適格基準:1. 一次治療後にアグレッシブB 細胞性NHL が再発又は進行した状態にあることが組織学的に確定していること。アグレッシブB 細胞性NHL は,これまで以下の組織型により定義されている(Swerdlow et al 2016)。a. びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)・非特定型b. グレード3B の濾胞性リンパ腫(FL)c. 原発性縦隔大細胞型B 細胞リンパ腫(PMBCL)d. T 細胞/組織球豊富型大細胞型B 細胞リンパ腫(T/HRBCL)e. 慢性炎症関連DLBCLf. 血管内大細胞型B 細胞リンパ腫g. ALK 陽性大細胞型B 細胞リンパ腫h. DLBCL と古典的ホジキンリンパ腫(HL)の中間的特徴を伴うB 細胞リンパ腫・分類不能型i. MYC 及びBCL2 とBCL6 の両方か一方の再構成伴う高悪性度B 細胞リンパ腫j. 高悪性度B 細胞リンパ腫・非特異型k. HHV8 陽性DLBCL・非特異型l. 濾胞性リンパ腫から形質転換したDLBCLm. 辺縁帯リンパ腫から形質転換したDLBCLn. DLBCL・下肢型2. リツキシマブ及びアントラサイクリン系薬剤を含む免疫化学療法による一次治療の最終投与から365 日以内に再発又は進行したか,難治性(CR 又はPR を達成していない)と判定されていること3. 治験責任(分担)医師の判定に基づき自家造血幹細胞移植 に適格と考えられる患者。注:移植の意思があること及び大量化学療法レジメンの種類を登録時に記録する4. 測定可能病変を有することa. リンパ節病変の長径が15 mm を超えている(短径の長さは問わない),かつ/又はb. 節外病変(リンパ節又はリンパ節塊以外,肝臓と脾臓を含む)が長径と短径の両方で10 mm を超えている5. ECOG PS が0 又は16. 十分な臓器機能を維持していること以下に定義する腎機能a. 血清クレアチニンが正常値上限(ULN)の1.5 倍以下,又は推算糸球体濾過量(eGFR)≧ 60 mL/min/1.73 m2以下に定義する肝機能b. アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)及びアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)がULN の5 倍以下c. 総ビリルビンがULN の1.5 倍以下。ただし,ジルベール症候群の患者は,総ビリルビンがULN の3.0 倍以下かつ直接ビリルビンがULN の1.5 倍以下であれば登録可とする。以下に定義する造血機能(輸血の有無は問わない)d. 好中球絶対数(ANC)> 1000/mm3e. リンパ球絶対数(ALC)> 300/mm3f. CD3 陽性T 細胞絶対数> 150/mm3g. 血小板数≧ 50,000/mm3h. ヘモグロビン> 8.0 g/dL以下に定義する十分な肺機能i. 呼吸困難がないか,あっても軽度である(グレード1 以下)j. パルスオキシメトリーで測定した酸素飽和度が室内気で90%超k. 1 秒量(FEV1)が50%以上又は一酸化炭素肺拡散能(DLCO)が予測値の50%以上7. 非動員白血球アフェレーシス産物がtisagenlecleucel の製造用に利用可能でなければならない
除外基準 主な除外基準1. 抗CD19 療法,T 細胞療法,又は何らかの遺伝子治療製品による治療歴がある2. 無作為化前にリンパ腫を標的とする何らかの抗がん療法による二次治療を受けている。病勢をコントロールするためのステロイドの単独投与は許容される。3. 治験対象疾患による活動性の中枢神経系(CNS)浸潤を有する患者は除外する。ただし,CNS 浸潤が効果的に治療され(すなわち無症状であり),局所治療の実施時期が無作為化前の4 週間を超える場合を除く。4. 同種造血幹細胞移植の治療歴5. コントロール不良で急性の生命を脅かす感染6. 以下に示す心血管系の異常のいずれか・スクリーニング前6 ヵ月以内の不安定狭心症,心筋梗塞,冠動脈バイパス移植術(CABG),又は脳卒中・スクリーニング時の心エコー,磁気共鳴血管画像(MRA),又はMUGAによる左室駆出率(LVEF)45%未満・過去12 ヵ月以内のニューヨーク心臓協会(NYHA)機能分類Class III 又はIV(Chavey et al 2001)・臨床的に重要な不整脈(心室性頻脈など),完全左脚ブロック,高度房室ブロック(二束ブロック,Mobitz 2 型,及び第三度房室ブロックなど)。ペースメーカー植え込みにより十分にコントロールされている場合を除く。・スクリーニング時の安静時QTcF が450 msec(男性)又は460 msec(女性)以上,若しくはQTcF が測定不能・補正されていない低カリウム血症又は低マグネシウム血症,心不全の既往,臨床的に重要/症候性の徐脈の既往などのトルサードドポアント(TdP)の危険因子を有するか,又は以下のいずれかに該当する。 - QT 延長症候群を有するか,原因不明の突然死又は先天性QT 延長症候群の家族歴がある- www.qtdrugs.org で「Known Risk of Torsades de Pointes」とされている薬剤を併用しており,中止することができず,別の安全な薬剤に切り替えることもできない.7. 活動性神経系自己免疫疾患又は炎症性疾患(例:ギラン・バレー症候群[GBS],筋萎縮性側索硬化症[ALS])及び活動性の脳血管障害(例:脳浮腫,可逆性後白質脳症症候群[PRES])

問い合わせ先

実施責任組織 ノバルティスファーマ株式会社
問い合わせ先組織名 ノバルティスファーマ株式会社
部署名・担当者名 ノバルティスダイレクト
電話・Email 0120-003-293

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 治療・ケア
介入の詳細
主要な評価項目・方法 無イベント生存期間(EFS): 無作為化の日から12 週目(±1 週間)の評価以降に進行又は安定(Lugano 基準に基づき盲検下の独立評価委員会が判定する)若しくは任意の時点での死亡が最初に確認された日までの期間と定義する
副次的な評価項目・方法 治験責任(分担)医師の判定によるEFS、全生存期間(OS),全奏効率(ORR),奏効期間(DOR),健康関連の生活の質の患者報告アウトカム,バイオマーカー,細胞動態,免疫原性,安全性及び忍容性など

よりよい情報提供を行うために、ご協力をお願いいたします。

このサイトについて | サイトマップ | お問い合わせ

(c) 国立研究開発法人国立がん研究センター