臨床試験情報

臨床試験ID : JapicCTI-194842
情報提供元 : 一般財団法人日本医薬情報センター
試験名 : 進行性固形腫瘍又は原発性中枢神経系腫瘍を有する小児患者を対象とした経口TRK阻害剤LOXO 101の第I/II相試験
試験の概要 : 本試験は、小児患者におけるLarotrectinibの安全性を検討することを目的とする。対象疾患は、特定の遺伝子変異(神経栄養因子チロシンキナーゼ受容体(NTRK)1、NTRK2又はNTRK3)を有する癌である。Larotrectinibは、癌細胞においてNTRK遺伝子の活性を阻害し、癌の治療として使用することができる。第1相パートの目的は、小児患者において安全に投与できるLarotrectinibの用量、体内での吸収及び代謝、その効果を検討することである。第2相パートの主な目的は、様々な癌腫におけるLarotrectinib投与時の効果及び効果持続期間を検討することである。

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 NTRK融合遺伝子を有する固形癌
試験のホームページURL

実施施設&進捗状況

試験実施施設
試験のフェーズ 第Ⅱ相
試験進捗状況 実施中
公開日・最終情報更新日 2021/04/13

試験に参加できる条件

年齢・性別 問わない 男女両方
選択基準 第1相:・用量漸増パート:再発、進行又は既存治療に不応であり、標準療法又は根治的全身療法が存在しない局所進行又は遠隔転移を伴う固形腫瘍又は原発性中枢神経系腫瘍を有し、C1D1時点で生後0日から21歳の患者 又は: 進行又は既存治療に不応であり、標準療法又は根治的療法が存在しない悪性腫瘍と診断され、かつNTRK融合遺伝子が確認されている生後0日以上の乳児 又は:治験担当医師により、外科的完全切除には外観を損なう手術又は肢切断を要すると判断された局所進行IFSを有する患者。第I相用量漸増コホートへの組入れは終了している。・拡大パート:上記選択基準に加え、NTRK融合遺伝子が確認された悪性腫瘍を有する患者(IFS、CMN又はSBC患者以外)。IFS、CMN又はSBC患者については、FISH若しくはRT-PCRによりETV6再構成が確認されているか、又はNGSによりNTRK融合遺伝子が確認されている患者。第2相・局所進行又は遠隔転移を伴うIFSを有し、C1D1時点で生後0日以上の乳児、治験担当医師により、外科的完全切除には外観を損なう手術又は肢切断を要すると判断された局所進行IFSを有する患者、又は:再発、進行又は既存治療に不応であり、標準療法又は根治的全身療法が存在しない局所進行又は遠隔転移を伴う固形腫瘍又は原発性中枢神経系腫瘍を有し、かつNTRK融合遺伝子が確認されており(IFS、CMN又はSBCの場合は、FISH若しくはRT-PCRによりETV6再構成が確認されているか、又はNGSによりNTRK融合遺伝子が確認されている患者)(臨床検査室改善法(CLIA)又は同様の認証を受けた研究機関で日常的に使用されている分子分析法を用いて確認する)、C1D1時点で生後0日から21歳の患者。NTRK融合遺伝子陽性の良性腫瘍を有する患者も組入れ可とする。又は:(拡大パートを含む)小児患者に典型的な組織型の腫瘍と診断され、かつNTRK融合遺伝子が確認されている21歳以上の患者については、実施医療機関の治験担当医師と治験依頼者のメディカルモニターが協議し、組入れを検討してもよい。・原発性CNS又は脳転移を有する患者・Karnofsky(16歳以上の患者)又はLansky(16歳未満の患者)performance statusが50以上の患者・十分な血液機能を有する患者・十分な肝機能及び腎機能を有する患者
除外基準 ・C1D1前14日(2週間)以内に大手術を受けた患者・臨床的に重大な活動性の心血管疾患若しくはC1D1前6ヵ月以内の心筋梗塞の病歴のある患者、心筋症が持続している患者、又は心拍数補正QT間隔(QTc)の延長(480 ms超)が認められている患者・コントロール不良の活動性の全身性細菌、ウイルス又は真菌感染症を有する患者・強力なCYP3A4阻害剤又は誘導剤を使用している患者。CNS腫瘍又は転移に対する酵素誘導性抗てんかん薬(EIAED)及びデキサメタゾンは、一定用量であれば使用可とする。第2相のみ:・entrectinib、crizotinib及びlestaurtanibを含む、既承認又は開発中のトロポミオシン受容体キナーゼ(TRK)を標的としたチロシンキナーゼ阻害剤による治療中に進行が認められた患者。TRK阻害剤の投与期間が28日未満であり、不耐容のため投与を中止した患者は組入れ可とする。

問い合わせ先

実施責任組織 バイエル薬品株式会社
問い合わせ先組織名 バイエル薬品株式会社
部署名・担当者名 お問い合わせ窓口
電話・Email - byl_ct_contact@bayer.com

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 治療・ケア
介入の詳細
主要な評価項目・方法 第1相:有害事象発現例数[5年まで]第1相:安全性[5年まで]第2相:独立画像判定委員会による全奏効率(ORR)[5年まで]固形癌に対してはRECIST1.1、神経系腫瘍に対してはRANOを用いて独立画像判定委員会により確定された最良総合効果がCR又はPRと判定された被験者の割合。
副次的な評価項目・方法 第1相:LarotrectinibのCmaxの検討[サイクル1から12までのサイクルの1日目の投与前、投与後1時間及び4時間]第1相:LarotrectinibのAUCの検討[サイクル1から12までのサイクルの1日目の投与前、投与後1時間及び4時間]第1相:経口クリアランス(CL/F )[サイクル1から12までのサイクルの1日目の投与前、投与後1時間及び4時間]第1相:Larotrectinibの血漿中のCFSの比[サイクル1から12までのサイクルの1日目の投与前、投与後1時間及び4時間]第1相:MTDの決定[15ヶ月まで]第1相:第2相における推奨用量の決定[15ヶ月まで]第1相:ORR[15ヶ月まで]第1相:疼痛レベル[5年まで]、Wong-Bakerのファイススケール[0(疼痛なし)から10(最も思い疼痛)]による評価第1相:PedsQL-Coreを用いたQoL[5年まで]HRQoLは小児のQoLコアモジュール(PedsQL-Core)を用いて身体的、精神的、社会的及び学校行事に関連する年齢に関連した様々な項目を含み、総合的なスコアとして0(最も高いHRQoL)及び144(もっと低いHRQoL)が得られ、評価される。第2相:治験担当医師によるORR[5年まで]固形癌に対してはRECIST1.1、神経系腫瘍に対してはRANOを用いて独立画像判定委員会により確定された最良総合効果がCR又はPRと判定された被験者の割合。第2相:独立画像判定委員会によるDOR[5年まで]確定されたCR又はPRが最初に判定された日から再発又は死亡までの期間をDORとする。CR、PR及びPDは独立画像判定委員会による評価とする。第2相:治験担当医師によるDOR[5年まで]確定されたCR又はPRが最初に判定された日から再発又は死亡までの期間をDORとする。CR、PR及びPDは治験担当医師による評価とする。第2相:最良総合効果として腫瘍の退縮が見られた患者の割合[5年まで]第2相:Larotrectinib投与開始後のPFS[5年まで]Larotrectinib投与開始後から進行又はいかなる理由による死亡が認められるまでとする。第2相:OSの期間[5年まで]投与開始後からいかなる理由による死亡が認められるまでとする。第2相:有害事象が認められた被験者の割合[5年まで]第2相:独立画像判定委員会による病勢コントロール率[5年まで]独立画像判定委員会により判定されたlarotrectinib投与開始後の最良総合効果がCR、PR又は16週間以上持続する病勢安定(SD)が得られた被験者の割合を評価する。第2相:治験担当医師による病勢コントロール率[5年まで]治験担当医師により判定されたlarotrectinib投与開始後の最良総合効果がCR、PR又は16週間以上持続する病勢安定(SD)が得られた被験者の割合を評価する。第2相:一致係数[5年まで]組入れ前に被験者の腫瘍内のNTRK融合遺伝子を検出した分子分析と治験依頼者が評価を実施する診断検査の一致性を評価する。第2相:Larotrectinib投与後に根治手術を受けた被験者の状態[5年まで]larotrectinib投与後に根治手術を受けた被験者における術後病期分類及び切除断端の状態の特徴を把握する。第2相:Larotrectinibが投与された被験者における手術計画[5年まで]手術後の腫瘍の状態をUICC-R分類及びIRSに従って4つの群に分ける。1)組織学的に腫瘍細胞の残存がない完全腫瘍切除、2)肉眼的に切除されているが、組織学的な断端の浸潤が認められる場合、3)肉眼的な腫瘍細胞の残存が認められる場合、4)遠隔転移。第2相:治療前手術計画の記述解析[5年まで]第2相:治療後手術計画の記述解析[5年まで]

よりよい情報提供を行うために、ご協力をお願いいたします。

このサイトについて | サイトマップ | お問い合わせ

(c) 国立研究開発法人国立がん研究センター