臨床試験情報

臨床試験ID : JapicCTI-183848
情報提供元 : 一般財団法人日本医薬情報センター
試験名 : 高リスク骨髄異形成症候群、慢性骨髄単球性白血病又は低芽球比率急性骨髄性白血病の患者に対する一次治療としてのPevonedistat+アザシチジン併用投与とアザシチジン単独投与を比較する第3相ランダム化非盲検比較試験
試験の概要 : 本治験の被験薬はPevonedistatであり、高リスク骨髄異形成症候群(HR MDS)、慢性骨髄単球性白血病又(CMML)は低芽球比率急性骨髄性白血病(AML)の被験者を対象に、アザシチジンと併用投与される。本治験はPevonedistat+アザシチジン併用投与とアザシチジン単独投与の全生存期間(OS)、無イベント生存期間(EFS)、治療の総合効果を比較する試験である。本治験の被験者は約454例を予定している。登録された被験者は、1:1の割合でランダムに割り付けられ、28日間の治療サイクルで以下のいずれかの群に割付けられる。- Pevonedistat 20 mg/m^2+アザシチジン 75 mg/m^2、併用投与- アザシチジン 75 mg/m^2、単独投与すべての被験者にアザシチジンを静脈内又は皮下投与する。併用群に割り付けられた被験者にはPevonedistatも合わせて静脈内投与する。本治験はスペイン、ベルギー、ブラジル、カナダ、チェコ、フランス、ドイツ、イスラエル、イタリア、米国、オーストラリア、ギリシャ、日本、メキシコ、ポーランド、ロシア、韓国、トルコ、中国、英国で実施され、試験期間は約63ヶ月である。治験薬最終投与から30日後、あるいは、すぐに次の抗悪性腫瘍薬による治療を受ける場合にはその開始前に、投与終了来院を行う。HR MDS又はCMML患者でAMLへの移行が生じていない被験者に対しては、毎月1回の来院による無イベント生存期間(EFS)の追跡調査を開始し、次治療は開始しない。低芽球比率AML被験者は、完全寛解(CR)からの再発が生じるまで、又は病勢進行(PD)の基準を満たすまで、効果追跡調査のための毎月1回の来院を継続する。すべての被験者はAMLへの移行が確認されたとき(開始時にHR MDS/CMMLの患者)、あるいはPD(低芽球比率AML患者)、全生存期間(OS)の追跡調査(3ヶ月ごと)を開始する。

基本情報       患者さん一人一人の状況に応じた判断が必要ですので、詳しくは診療を担当している医師にご相談ください

対象疾患名 骨髄異形成症候群、慢性骨髄単球性白血病又は急性骨髄性白血病
試験のホームページURL

実施施設&進捗状況

試験実施施設 約120施設
試験のフェーズ 第Ⅲ相
試験進捗状況 実施中
公開日・最終情報更新日 2021/02/10

試験に参加できる条件

年齢・性別 問わない 男女両方
選択基準 1. MDS、非増殖性CMML(白血球数13,000/μL未満)又は低芽球比率AMLの診断が形態学的に確定している患者2.全てのMDS又はCMML患者は、以下に示すIPSS-Rに基づく「予後リスクカテゴリー」のうちのいずれか1つを満たしていなければならない:・Very high(>6点)・High(>4.5〜6点)・Intermediate(>3〜4.5点):「予後リスクカテゴリー」がintermediate と評価された患者は、骨髄中の骨髄芽球比率が5%以上でなければならない。3. Eastern Cooperative Oncology Group(ECOG)performance statusが0、1又は2の患者4. AML患者(芽球比率が20%〜30%)については、Walterらが記述する簡易モデルを用いて算定した、化学療法による強力な寛解導入療法についての治療関連死亡(TRM)スコアが4以上でなければならない。TRMスコアの算出:・0は(年齢61歳未満)の場合、+2は(年齢が61〜70歳)の場合、+4は(年齢71 歳以上)の場合・+0は(PS=0)の場合、+2は(PS=1)の場合、+4は(PS >1)の場合・+0は(血小板数が50未満)の場合、+1は(血小板数が50以上)の場合
除外基準 1. HR MDS又は低芽球比率AMLに対して化学療法剤や、decitabineやアザシチジンなどのメチル化阻害剤などのその他の抗悪性腫瘍剤による前治療を受けたことがある患者。ヒドロキシウレアによる前治療及びレナリドミドによる前治療は除外対象としない。ただし、レナリドミドが治験薬の初回投与前8週以内に投与されている患者は除外する。2.骨髄検体の形態学的検査、末梢血あるいは骨髄検体の蛍光in situ ハイブリダイゼーション又は細胞遺伝学的検査、又はその他の許容される分析法によって急性前骨髄球性白血病が診断された患者。3.白血球数が50,000/μLを超えるAML患者。白血球アフェレーシス又はヒドロキシウレアの投与により白血球数が減少し、適格基準を満たす場合は登録できることとする。4.強力な化学療法及び/又は同種造血幹細胞移植に適格な患者。強力な化学療法及び/又は同種造血幹細胞移植が適格ではない理由には、下記のうちの1つあるいは2つ以上が該当すると考えられる。・年齢 >75歳・強力な化学療法に耐えることができない(例:芽球比率が20%〜30%でTRM ≧4のAML患者)・医師の判断による(例:造血幹細胞のドナーがいない)・患者が不適格となった理由を電子症例報告書(eCRF)に記載すること。5. AMLによる中枢神経系浸潤を示す臨床的エビデンスあるいは既往歴のいずれかがある患者。6.重度の肺炎、髄膜炎又は敗血症など、活動性でコントロール不良の感染症又は重度の感染性疾患のある患者。7.ランダム化前2年以内に別の悪性腫瘍と診断されたか、又はそれに対する治療を受けた者、又は過去に別の悪性腫瘍と診断され、残存腫瘍が認められる者。8.非黒色腫皮膚癌又は上皮内癌(タイプは問わない)を有する者は手術で完全切除されていれば除外しない。9.プロトロンビン時間(PT)又は活性化部分トロンボプラスチン時間(aPTT)がULNの1.5倍を超えている、又はコントロール不良な活動性の凝固障害若しくは出血性疾患がある患者。ワルファリン、直接トロンビン阻害薬、直接第Xa因子阻害薬、ヘパリンなどによる抗凝固療法を受けている患者は本治験の対象患者から除外する。10.ヒト免疫不全ウイルス(HIV)血清陽性が既知の者。11. B型肝炎ウイルス表面抗原血清陽性、又は活動性のC型肝炎ウイルスの感染が既知若しくは疑われる者。注:B型肝炎ウイルスコア抗体が検出されている患者(B型肝炎ウイルス表面抗原が陰性及びB型肝炎ウイルス表面抗体が陰性)は、B型肝炎ウイルスが検出限界未満であること。12.肝硬変又は重度の肝機能障害が既知の者。13.不安定狭心症、臨床的に重大な不整脈、うっ血性心不全(ニューヨーク心臓協会重症度分類でIII度又はIV度)、治験薬の初回投与前6ヵ月以内に発症した心筋梗塞、若しくは重度の肺高血圧症と定義される心肺疾患が既知の患者。14. Pevonedistatの初回投与前14日以内に強力なCYP3A誘導剤による治療を受けている患者。

問い合わせ先

実施責任組織 武田薬品工業株式会社
問い合わせ先組織名 武田薬品工業株式会社
部署名・担当者名 臨床試験情報 お問合せ窓口
電話・Email 06-6204-2111

評価&介入

試験の種類 該当無し
介入の目的 治療・ケア
介入の詳細
主要な評価項目・方法 無イベント生存期間(EFS)EFS:ランダム化からEFSにおけるイベント発現日までの期間。EFSにおけるイベントは、MDS/CMMLでは、死亡あるいはAML[世界保健機関(WHO)分類では、血中及び骨髄中芽球比率が20%超かつ芽球数が50%増加と定義]への移行と定義し、どちらか早く発現した日までの期間とし、低芽球比率AMLでは死亡と定義する。評価期間:ランダム化からAMLへの移行、または死亡まで(最長6年)
副次的な評価項目・方法 全生存期間(OS)OS:ランダム化から死因を問わない死亡までの期間。解析時点で死亡に関する書類が得られていない被験者については、生存が確認された最後の日付で打ち切りとする。評価期間:ランダム化から死亡まで(最長6年)

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